FC2ブログ

私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2016年02月07日

野党は批判だけに留まらず、総理との憲法議論を堂々と受けて立て

← 応援クリック、ありがとうございます。

 自民党の高村副総裁が福岡市での講演で、民主党は「刹那戦術的空想的平和主義」だとあてこすったそうである。、昨年の衆院憲法審査会で安保法制について、憲法学者3人が「これは憲法違反だ」と言ったとたん、「これで戦ったら自民党をやっつけられるかもしれない」と思って、刹那戦術的空想的平和主義になった、というのがその内容だ。全く言い得て妙である。

 だが、そもそも民主党に“政策的な主義”があるかどうかといえば、ちょっと首を傾げたくなる。民主党には政策はなく、あるのは政局だけだ。安倍政権に何か不利な材料が発生すれば、それに飛びつく条件反射が彼らの修正で、安保法制だけでなく、甘利氏の政治とカネ問題でも、「これで戦ったら自民党をやっつけられるかもしれない」と思ったに違いない。世論の反応はそう甘くはなかったが。

 安倍総理は3日、戦力の不保持を宣言した憲法9条2項について、「7割の憲法学者が自衛隊について憲法違反の疑いを持っている状況をなくすべきではないか、という考え方もある」と、改正の必要性に言及した。これに対し、民主党代表の岡田は、「今まで議論を仕掛けても中身は言ってこなかったが、初めて中身の議論をされた。これから(議論が)できるんだと思う。楽しみにしている」と述べた。そもそも岡田は、昨年の同党代表選で、「安倍晋三政権である限りは憲法改正の議論をしないというのが民主党の考え方であるべきだ」と述べている。政局化できると考えれば、簡単に持論を覆す。

岡田克也


 共産党は民主党と違い、政治信条や理念は首尾一貫している。が、首尾一貫しているその中身がどうしようもないから困ったものだ。志位委員長はこの安倍総理の改正の必要性への言及に対し、「95%の憲法学者は安保法制に反対し、憲法違反だと言っている。憲法学者を持ち出すならば、まず安保法制を廃止すべきだ」、「憲法学者を持ち出して9条の改変につなげるのはとんでもない話だ。よくも恥ずかしくなく、こんなこと言えたもんだとあきれた」とこき下ろした。

 我が国の憲法は、いつから学者のためのものになったのか。学者が日本国民の生命と財産を守るわけではない。彼らは学問的に意見を述べているにすぎず、代案を出す義務もない。だが政治家は違う。我が国が現実的にどのような脅威にさらされ、将来的に起こる可能性のあることに対し、想定外を排除する立法をするのが彼らの役目だ。志位は以前、「北朝鮮にリアルな危険があるのではない」と発言しているが、その北はいま事実上の弾道ミサイルを撃つ準備を進めている。「想定外で済むか!」という原発事故の教訓から何も学んでいないのか。

 「首相のもとで憲法改正の議論が行われるのは、非常に危険だ」と発言した民主党の大串に対し、安倍総理は、「考えないと、新しい時代に対応できない。憲法に指一本触れてはならない、考えることもだめなら思考停止だ」とたしなめられ、自分たちの憲法草案を出していないことを「民主党が立党してからずいぶんたつが、成果はなにも出ていない」と酷評した。

 民主党は、安倍総理の9条改正への言及で「これで戦ったら自民党をやっつけられるかもしれない」と思ったなら、堂々と議論すべきである。ただし、批判に明け暮れ、民主党として国民の生命と財産を守るのかを示さなければ、相変わらず批判だけの万年野党としての座を確実にするだけに終わるだろう。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
当ブログはブログランキングに参加しています。ご面倒ですが、是非ともバナークリックをお願いいたします。
にほんブログ村 政治ブログへ
バナーが表示されない場合はこちらから。
人気ブログランキング | にほんブログ村 政治ブログ | FC2 ブログランキング

[ 2016/02/07 07:46 ] 政治 | TB(0) | CM(7)
カレンダー
01 | 2016/02 | 03
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 - - - - -
Banners
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ



憲法改正を実現する1,000万人ネットワーク 美しい日本の憲法をつくる国民の会
twitter
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ