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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2016年01月30日

民主枝野、「1週間にわたってかばい続けてきた責任は大きい」というブーメラン

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 左派メディアが、甘利経済再生担当相の辞任をここぞとばかりに取り上げている。朝日は、「幕引きにはできぬ」という社説をぶち上げ、この問題を長期化させようと躍起だ。安倍政権のスキャンダルに飢えていたのは野党も同じで、民主党の枝野は会見でこう息巻いている。

民主・枝野幹事長「閣僚辞任で終わらせていいのか」 (産経)

 民主党の枝野幸男幹事長は28日、甘利明経済再生担当相が辞任したことについて「閣僚を続けられないのは当然だ。閣僚辞任で終わらせていいのか疑問がある」と述べた。国会内で記者団に語った。

 甘利氏が説明した金銭授受疑惑に関する調査の中間報告については「疑念が晴れたとはいえない」と指摘した。安倍晋三首相の任命責任には「1週間にわたってかばい続けてきた責任は大きい」と批判した。


 疑惑が浮上してから一週間の辞任は、かなり早い決断だ。朝日新聞の報道によれば、安倍総理は甘利氏に対し、「たとえ内閣支持率が10%下がっても、続けてもらいたい」と励ましたという。これが逆に、甘利氏へのプレッシャーとなったのだろう。閣僚の操縦術としては、かなり上手いという印象を持つ。

甘利氏辞任


 枝野は、「1週間にわたってかばい続けてきた責任は大きい」と、安倍総理の任命責任を批判している。ここで、民主党がかばい続けた或る首相の出処進退と比較してみたい。

 或る首相とは、鳩山由紀夫のことである。鳩山の実母が5年間で実に約9億円に上る資金提供をしていたことが判明したのが、2009年11月25日だ。いわゆる「平成の脱税王」に繋がる疑惑だ。その鳩山が辞任を表明したのは、2010年6月2日。単純に計算すれば、疑惑の浮上から辞任まで、約190日を要している。一週間どころの騒ぎではない。

 その鳩山から「ペテン師」と呼ばれた菅直人に外国人献金問題が浮上したのが、震災の日の2011年3月11日。菅の辞任表明が2011年8月26日だから、政治資金スキャンダルから辞任まで、実に168日を要している。

 さて、枝野幸男は「1週間にわたってかばい続けてきた責任は大きい」と批判しているが、閣僚どころか総理大臣の政治資金疑惑で半年以上に渡ってこの2人を引きずりおろせなかった民主党が、たった一週間での辞任劇を批判する資格はない。

 今夏に衆参ダブル選ともなれば、甘利氏の禊は半年で終わる。甘利氏の後任はどうにも心もとないが、ご本人は半年間ゆっくり休養し、また主要ポストで復帰してほしいものだ。ダブル選があれば、菅直人の息の根も止められる。もっとも、菅の落選は民主党にとっては歓迎すべきことなのかもしれないが。


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