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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2016年01月28日

「民主党は嫌いだけど…」 ~ 末期症状を隠そうともしない民主党

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 昨年の7月、民主党が国会および地方議会議員の候補者を公募する際、極めて自虐的なキャッチフレーズを用い、話題になったことがあった。そのフレーズとは、これだ。。

「休みはなくなる。批判にさらされる。からだはきつい。収入は減る。当選の保証なし。しかも民主党だ。」


 特命人事部長だった同党の玉木雄一郎は、当時の党を「『新入社員が入って来ない会社』のような状況」と説明し、「まさに言い得て妙」と合点がいった記憶がある。その自虐的新入社員の募集から半年が経ったが、彼らの自虐性は更に救いようのないレベルにまで達しているようだ。

民主党は嫌いだけど、民主主義は守りたい


 民主党が昨日の記者会見で、参院選に向けたポスターを発表した。岡田代表が薄気味悪い笑顔を浮かべた「1人ひとりを大切にする国へ」というコピーが入ったもの、「一強打破」と太書きの文字が入ったもの、そして上の画像の「民主党は嫌いだけど、民主主義は守りたい」という自虐ものの3種類である。

 ポスターのプレスリリースには、このようなアピール文が書かれている。

いま民主党を取り巻く評価を客観的にかつ 謙虚に受け止めながら、それこそ国民の目線に沿って表現したものです。携帯電話や電力も競争があるからこそよいサービスが生まれるのと同様に、政治もバランスのとれた競争相手の野党がいるからこそよい政策ができると考えます。


 いま民主党を取り巻く評価については、彼らはかなり正確に捉えているように思われる。しかし、その後が全くダメだ。携帯電話を例に挙げているが、携帯電話は自社で繰り返し研究開発を行い、市場原理に基づき、他社の製品と戦いながら消費者にアピールし、シェアを伸ばしていくものだ。民主党が全く触れていないのは、その市場でいう製品を、民主党内で作ることを前提としていない点である。

 民主党のキャッチコピーは、野党が一定の数を持てば、政府与党に与える影響力が増し、政策にも関与できることを意味するのだろう。しかしそれは同時に、民主党は政府与党が上程する法案に対してああだこうだ言うだけの政党を目指すことと同義である。彼らは政策を持たず、与党政府案を叩くことで、存在感を示したいと言いたいのだろうが、それは彼らが「何でも反対の万年野党」に満足していることの証左でもある。

 「すぐに信じなくてもいい。野党として、止める役割をやらせてください」というフレーズは更にひどい。「信用と票は別だ。とにかく票をくれ」という乞食根性のようにも取れる。民主党は、昨年夏の「しかも民主党だ」を制作したディレクターを、今も継続して雇っているのだろう。反省のできない政党が、昨年夏に打ち出した広告の反省もできなかったということではないのだろうか。

 民主党は、政党にとってなくてはならない、国家ビジョンを示していない。彼らは2009年の総選挙で政権を獲得したが、その後の3年3カ月はまさに失敗の連続だった。耳に優しいビジョンを示したはいいが、それを何ら具体的に実行できず、「嘘つき」「裏切者」呼ばわりされた。失敗があるならその反省があり、失敗を糧にした「現実的」な国家ビジョンを作るべきなのだが、やっていることは政権批判のみ。こんな政党、誰が支持するのか。

 今回の自虐的なポスターは、彼らが自ら晒した、明らかな末期症状とみるべきだろう。

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