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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2016年01月10日
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北の核開発の一義的責任は、金泳三にある

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 北朝鮮の“自称”水爆実験を受け、国際社会は、対北制裁の強化と支那を巻き込んだ北朝鮮包囲網の形成が急務であるという意見でほぼ一致している。例外として、昨日書いた山本太郎のような存在はあるものの、こういう阿呆の意見は世論の理解を得られないだろう。南鮮で「我が国も核開発すべき」という極論が出ているようだが、先の慰安婦日韓合意で米国からの猛烈な圧力に屈したとされる南鮮が、米国の反対を押し切ってそれを実行できる現実味は皆無だ。

北朝鮮 核実験


 日米韓のメディアの論評をざっと見てみると、支那の責任論を問う声は少なくない。しかし、厳密にいうと、北の核開発に最も重大な責任があるのは、南朝鮮である。

 一九九四年(平成六年)、金日成の核開発を疑ったアメリアのクリントン大統領は、北朝鮮の空爆を検討します。ところが、金泳三は戦争を恐れて空爆に反対します。
 朴正熙や全斗煥なら、間違いなく「北進、そして悲願の南北統一の好機」と、喜んで基地を提供し、総動員令を発動したでしょう。逆に、北朝鮮は安全保障の素養が足りない金泳三ならば大丈夫だと舐めていた節もあります。
 当の韓国が空爆に乗り気でないなら、アメリカとしても誰の為にやるのかという話になりますから、空爆を断念します。

「嘘だらけの日韓近現代史」より


 疑いだけで「即、空爆」というのは、少々強引な気もするが、少なくとも北の核開発の芽を摘む機会であったことは間違いない。金泳三は、南鮮国内では非常に評価が高いリーダーだ。前任の盧泰愚までは軍人出身の大統領だったから、「最初の文民政権」を歓迎する風潮があるのだろう。北朝鮮による核開発の芽を摘めなかったのは、その文民政権の弱さが仇となったためだ。

 ちなみに、この当時の日本の政権は、細川、羽田の非自民・非共産連立政権、次いで村山富市の自社さ政権と推移している。彼らには外交・防衛に関する確固たる信念や方針などなく、米国の信頼も最低ランクだったに違いない。日韓の協力が得られないなら、米国もリスクを冒して空爆に踏み切る理由がなくなる。かくして、北朝鮮に対する空爆は見送られ、金一族三代にわたる核開発推進は今まで進められてきたのだ。

 南鮮は、自らの政治判断の過ちを振り返るべきだろう。一方、1994年当時の政権のみならず、民主党政権で深刻な失敗を経験した日本の有権者は、政権選択の過ちは二度と繰り返してはならないと強く感じる。阿呆にバッヂを与えたり、阿呆に政権を任せるという選択が、将来にどのような禍根を残すのか。政権を渡してしまってからでは遅いのだ。

嘘だらけの日韓近現代史 (扶桑社新書)
嘘だらけの日韓近現代史(倉山満)



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[ 2016/01/10 10:35 ] 外交 | TB(0) | CM(17)
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