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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2015年12月17日

夫婦同姓は合憲 ~ 家族の破壊を目論むマルクス主義を排除せよ

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 民法で定めた「夫婦別姓を認めない」とする規定の違憲性が争われた訴訟の上告審判決で、最高裁大法廷が「規定は合憲」とする初めての判断を示した。最高裁は「国会の裁量に任されている」と傍論をつけ、事実上、国のあり方に関する判断を避けたものと見られる。

夫婦別姓は合憲 - 最高裁判断


 内閣府は5年ごとに、「家族の法制に関する世論調査」を実施している。直近の調査は、平成24年12月6日から23日にかけて、5000人を対象に実施したものだ。そのなかの「選択的夫婦別氏制度」によれば、「夫婦が旧姓を名乗ることを希望している場合は、法律を改めてもよい」と答えたのは、全体の35.5%だ。実はこの数値は、平成13年の調査をピークにし、減少の一途をたどっている。

 同じ質問に対する回答の推移は、平成13年調査で42.1%だったものの、平成18年には36.6%、平成23年には35.5%と減少している。他方、「婚姻する以上、夫婦は同じ性を名乗るべきで、現在の法を改める必要はない」とする人は、平成13年で29.9%、平成18年は35.0%、前回は36.4%と増加している。両論が拮抗していることは確かだが、国民意識の動向としては、ひとつの材料となる。

 2000年前後に、男女共同参画という言葉が盛んに取りざたされ、国はそのための法整備までやった。現在、男女共同参画に割り当てられる予算は7兆円に近い。その男女共同参画という言葉がメディアに登場するようになったときあたりから、選択的夫婦別氏制度に対する要求も大きくなったように思う。

 福島瑞穂の「娘が18歳になったら家族解散式を行う」という言葉は、左派がこれを積極的に進める象徴的なことばだ。福島は「家族も個人のネットワーク」と明言しているが、これは家族構成員間のつながりを希薄化させるという宣言である。渡部昇一先生は、夫婦別姓論者について、「彼らの本心はマルクス主義の古典的なテーゼに従って結婚制度や戸籍制度の廃止、さらには家族の廃止を最終目標としている」と断じ、「別姓制導入はその一里塚」と称している。つまり、「民法は古いから」とか「今の時代にそぐわない」とか、「外国がこの制度を導入しているから」といった無責任な容認は、マルクス主義者の思うツボなのである。


塚本協子氏
原告団団長の塚本協子氏


 そもそも、「外国が夫婦別姓制を導入しているから日本も」という主張は、極めて無責任だ。スウェーデンは夫婦別姓制を導入しているが、家族の一体感が失われ、離婚・再婚の繰り返しで家族関係が複雑化しているそうだ。子供にとって良い影響があるわけがない。

 今の時代に合わないという議論もどうかと思う。今を生きるために「合わない」「不便だ」というのは、個人としての見方であり、子供や孫にとってどうなのか、次世代の国民にとってどうなのかという視点が抜け落ちている。

 渡部昇一先生はこう語っている。

 夫婦別姓議論で問題なのは、「これまでの夫婦のあり方、家族のあり方は、旧い因習にとらわれたもので改めなくてはならない」という固定観念から発想されていることです。


 古いことは悪いことではない。日本人には日本人の家族観というものがあって当然で、それは古くから長年培われ、民族の精神に根差したものだ。諸外国がどうだ、今の時代にどうだという議論で、家族解体の方向に舵を切ってよいものではない。


日本を弑(しい)する人々−国を危うくする偽善者を名指しで糾す
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国を危うくする偽善者を名指しで糾す
渡部昇一、稲田朋美、八木秀次

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