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米軍普天間飛行場の周辺上空を飛行する米軍機に対し、レーザー光線が照射されていた事件で、自称写真家の平岡克朗容疑者(56)が7日に逮捕された。 一歩間違えば、近隣住民を巻き込んだ大事件になる可能性があった、許しがたい行動だ。しかしなんと、琉球新報はこの逮捕に関する報道をしていない。まさかと思って、琉球新報のサイト
でワード検索をかけたのだが、確かに見当たらない。都合の悪いことは努めて覆い隠そうとする、いわゆる「報道しない自由」とでもいうのだろうか。だが、ことは地元の大事件である。ここまで露骨な報道差別は、なかなか類を見ないのではないだろうか。
その沖縄で、鳩山由紀夫がまた好き勝手なことを言っているようだ。
鳩山氏「沖縄を平和の要石に」 東アジア議会の新設提案 (沖縄タイムス)
「沖縄戦後70年-沖縄戦と米軍統治、復帰、現在そして未来」をテーマに、日本平和学会の秋季研究集会が28日、琉球大学で始まった。平和運動分科会で鳩山由紀夫元首相は、持論の「東アジア共同体」創設を訴え、「東アジアの国々が自立し、ウィンウィン(相互利益)の関係で助け合うことが大切。軍事力の競争は抑止力を低下させる」と力説。東アジア議会を沖縄に置くことを提案した。
共同体の枠組みは排他的にせず、「米国やロシアにも広げていい」と強調。「沖縄を軍事の要石から平和に向けた要石にしたい」とし、欧州連合(EU)を引き合いに「欧州にできて東アジアでできないはずがない」と語った。
琉大大学院生の親川志奈子さんは、辺野古新基地建設の強行を踏まえた「沖縄独立論」の高まりを「対米追従から日本が独立し、平和を実践してほしい」と指摘。鳩山元首相は「堪忍袋の緒が切れたと沖縄が本気で独立を示すことが、日本を目覚めさせるのではないか」と話した。
沖国大の前泊博盛教授は「辺野古は、沖縄が軍事的要衝だからではなく、政治的理由なので、県内で差別意識が広がった」と分析。安倍晋三首相や菅義偉官房長官は「安全保障オンチ」と評し、「知らないから説明できない」とした。
学会の研究集会は29日まで。

金を持っているバカというのは、まことに始末が悪い。「軍事力の競争は抑止力を低下させる」なら、それを東アジア最大の軍拡国である支那に行って力説して来いというものだ。鳩山由紀夫は、現実を超越した理想主義者ではない。単なるバカである。想いだけで生きている者は、妄想レベルのアイディアにリアリティを感じる特殊技能を持っているのかもしれない。この男を、一時であれ、日本の首相にしたのは、国家国民の恥であると、今一度確認したい。
さて、2015年の新語・流行語大賞のノミネートの中に、「アベ政治を許さない」というものが選出され、「流行ってねーよ」とか「流行語大賞の政治利用」などと散々批判されたのは先日のこと。興味があって、民主党が無能さを露呈し、瓦解する年となった2010年の流行語大賞を調べてみた。
2010年のノミネートのうち、政治分野から出たのは「脱小沢」だけである。2010年9月、菅改造内閣で、閣僚、党役員人事で小沢一派を排除したことで、「脱小沢」と称された。ただ、この年には鳩山がもっと流行したフレーズを連発させている。「学べば学ぶほど海兵隊の抑止力が分かった」の「学べば学ぶほど」はそのひとつだ。ワシントン・ポストのコラムニストに名付けられた「Loopy」も大いに流行した。与謝野馨氏が命名した「平成の脱税王」は私のお気に入りのひとつ。辞任の際に発した 「国民が聞く耳を持たなくなった」は、政治家として最悪のフレーズだ。
まぁどれも失笑や憤り、呆れなしでは思い出せないことばだが、少なくとも「アベ政治を許さない」がノミネートされるくらいだから、「学べば学ぶほど」くらいは候補に入っていてよかったのではないか。逆に、小沢一郎を悪者にして、その小沢を排除したことで菅直人政権をヨイショしようとした、政治的な底意すらうかがえる「脱小沢」。流行語大賞というのは、やはり選考の上でのニュートラルな姿勢は要求されないのだ。
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