FC2ブログ

私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2015年12月

慰安婦「最終解決」の真の狙いは支那である

← 応援クリック、ありがとうございます。

 今のところ、28日の日韓外相会談を受けた「慰安婦問題の最終解決」に関し、安倍政権への風当たりは猛烈に強い。それはそうだろう。安倍晋三総理の政治理念を象徴するのが「戦後レジーム」からの脱却。いわゆる河野談話や村山談話は、この戦後レジームをそのまま形にしたような負の産物であるから、そこから脱却してこその、「政治家、安倍晋三」だったはずだ。

 期待が大きければ大きいほど、裏切られたと感じた時の反動は大きい。日韓外相の共同会見で合意の内容が発表されて以降、安部総理のFacebookには罵詈雑言がひっきりなしに書き込まれている。期待を裏切られたと考える保守系の人たちも、SNSで「売国奴」などという、村山富市、河野洋平、鳩山由紀夫らに対して使っていた言葉を躊躇なく使用しているようだ。

安倍官邸


 予めというか、繰り返し述べておくと、私は今般の日韓合意内容については大反対である。理由は、冒頭で述べたとおり、なぜ安部総理が、自らが否定する戦後レジームのレールの上でしか外交判断できなかったのかという、疑念、憤怒ともいうべき感情を払拭できないからだ。ただし、同時に、その安部総理が、最も大切である保守派支持層の猛烈な批判を受けることを判っていながら、なぜこの政治判断を下したかということも同じくらい重要な論点であるようにも思う。

 端的に言えば、安倍総理の念頭にあるのは支那だろう。大方の見方通り、米国の圧力があったことは事実だろうと思う。ただし、ひたすら米国のために、南鮮に対する過度な譲歩をしたという見方は、かなり短絡的だと私は考える。

 南鮮の支那への擦り寄りに対し、安倍政権は辛辣であり続けた。外務省HPの南鮮の紹介文から「基本的な価値を共有する」との文言を削除したのが今年の3月。これは、産経新聞前ソウル支局長の加藤氏が在宅起訴されたことを受けた対応だったが、それまでの朴槿恵による度重なる告げ口外交が遠因したことは否定できない。このHP修正は、ひたすら相手国の立場を慮ってきた外務省の態度を一変させるものだった。

 首脳会談に条件をつけようとする南鮮を突っぱね、「会話のドアは常にオープン」と言い続けてきたのも安倍総理である。4月の米上下両院合同会議で米国を味方につけたことで、南鮮の立場はより危うくなった。

 これらのアクションはすべて、南鮮を支那の華夷秩序から離反させ、支那を外交的に孤立させることを目的としたものだったと思われる。性急に結論づければ、支那がその脅威を日本に向けられない状況をつくるための工作である。もともと、南鮮などどうでも良いのである。真の脅威は支那だ。その脅威をそぐために、安倍外交の対南鮮政策があったのだろうと思う。

 すでに一定の効果は現れている。支那は、歴史問題で共闘する相手である南挺が日本との和解の道を選んだことで、「事の成り行きを見守りたい」というのがやっとだった。南鮮と共同で用意していた慰安婦問題の世界記憶遺産登録に暗雲が立ち込めたことについても、動揺を隠せずにいる。かたや南鮮は、外交合意をうけて国内が総火病状態だ。自称慰安婦や挺対協は、合意を無視すると断言し、ヅラ外相が外交合意を反故にすると受け取られかねない発言をする始末である。この混乱は、短期間で収束するようなものではない。

 南鮮が片付いてしまえば、麻生政権の時代から日本が温めてきた「自由と繁栄の弧」「価値観外交」の形が出来上がる。それこそ、安倍政権の狙いではないだろうか。

 それにしても、なんと代償が大きすぎることか。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
当ブログはブログランキングに参加しています。ご面倒ですが、是非ともバナークリックをお願いいたします。
にほんブログ村 政治ブログへ
バナーが表示されない場合はこちらから。
人気ブログランキング | にほんブログ村 政治ブログ | FC2 ブログランキング

[ 2015/12/30 13:19 ] 外交 | TB(0) | CM(31)
カレンダー
11 | 2015/12 | 01
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
Banners
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ



憲法改正を実現する1,000万人ネットワーク 美しい日本の憲法をつくる国民の会
twitter
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ