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南鮮で最大の発行部数を誇る新聞は、朝鮮日報らしい。朝鮮日報の発行部数は167万3000部で、2位の中央日報(同105万7000部)を大きく引き離している。ただ、日本の朝日新聞の例にもれず、発行部数が多いからよい新聞だという定理は存在しない。実際のところ、日本で読める朝鮮紙はほぼすべてプロパガンダ発信紙である。
凝り固まって岩盤化した思想は、異論を寄せ付けない。彼の国では、メディア以上に、政府(青瓦台)が率先して「嘘でも国是」という全体主義を牽引する。国是に反した「帝国の慰安婦」の著者、朴裕河(パク・ユハ)世宗大学教授を「元慰安婦の名誉棄損」で起訴したのは南鮮司法だが、南鮮メディアは起訴そのものには大人しい。ところが、親韓派であり、国是の擁護者と考えていた人々が異論を唱えると、戸惑いを隠せない。南鮮最大の新聞である朝鮮日報に、こんなコラムが載っている。
【記者手帳】朴裕河氏起訴に抗議する「良心的」日本人 (朝鮮日報)
韓国の検察が最近、元慰安婦の名誉を傷つけたとして、『帝国の慰安婦』の著者、朴裕河(パク・ユハ)世宗大学教授を起訴した。
26日午後3時、日本の知識人54人が「歴史をどのように解釈するかは学問の自由」だとして抗議声明を出した。「(本に書かれた内容について)韓国だけでなく日本国内からも異論があるのは事実です。しかし(中略)特定の個人を誹謗(ひぼう)したり、暴力を扇動したりするようなものは別として、言論に対しては言論で対抗すべきであり、学問の場に公権力が踏み込むべきでない」と主張した。
若宮啓文・元朝日新聞主筆、上野千鶴子・東京大学名誉教授、小森陽一・東京大学教授らが名を連ねた。アンドルー・ゴードン・ハーバード大学教授のような海外の大学者や、村山富市・元首相、河野洋平・元官房長官も賛同した。「合理的な日本」「良心的な日本」を代表するA級の学者・論客・政治家を網羅していると見ていい。問題は、この人々の指摘に、韓国人がどこまで共鳴するかという点だ。(中略)

生きて「地獄」を経験した元慰安婦にとって、こうした話は侮辱的なものだろう。しかしこの日、日本の知識人らが挙げたのは、朴教授の本が正しいか、間違っているかという問題ではなかった。この人々は、思想信条の自由があるべきだと主張した。「韓国社会にその自由があるのか」と問い掛けた。そんな話をしているのが日本の右翼ではなく、善良な人たちであることに戸惑う記者会見だった。
金秀恵(キム・スヘ)東京特派員
この声明に賛同者として加わった河野洋平は、「河野談話が曲解されている」とコメントしているそうだ。「慰安婦神話」の元凶は河野談話なのだが、曲解されているのであれば、いつも招かれる南鮮に出張っていって、説明すべきだろう。もっとも、出張って説明したところで逆効果になる可能性は大だが。
河野や村山富市、若宮啓文、上野千鶴子らが
A級の学者・論客・政治家とする朝鮮日報の記者は、恐らく慰安婦問題の虚構を暴く対極論者のことはB級、C級などと位置付けるのだろうと思われる。もしくは「級」と定義するまでもなく論外だと決めつけるのかもしれない。南鮮にとって都合のよい者たちを「A級」とするなら、思想偏向の実態を自ら暴露しているような書っぷりだ。
この人々は、思想信条の自由があるべきだと主張した。「韓国社会にその自由があるのか」と問い掛けた。そんな話をしているのが日本の右翼ではなく、善良な人たちであることに戸惑う記者会見だった。
南鮮司法が朴裕河氏を起訴したことによって、南鮮社会には思想信条の自由がないことを自ら証明した。言論の世界で生きるジャーナリストにとって、本来は、この司法判断を批判すべきである。ところがこの記者は、その核心には触れず、親韓派の日本左派のツッコミに戸惑っていると吐露している。慰安婦問題で南鮮国是に寄り添うのが善であり、それを否定するのが悪ならば、「善良な人たち」が指摘する思想信条の自由は、その善悪という概念に拘束されるという社会的な規則を、この記者は図らずも認めてしまっているのだ。
私が南鮮との和解など成立し得ないと考えるのは、南鮮民族が歴史に向き合うことを避け、思考を止め、この社会的な規則から抜け出すことが不可能だと考えるからだ。
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