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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2015年11月11日

「皆さんは奴隷です」 ~ デマでしか政権批判できない山本太郎という芸人について

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 NHKの世論調査で、11月の安倍政権の支持率は前月から4ポイント上げ、47%。不支持率は39%だった。同社の調査では、今年7月、8月と不支持が支持を上回ったものの、9月には支持が再逆転した。一旦支持率と不支持率が逆転すると、持ち直すのはなかなか難しいものだろう。10月7日に内閣改造を行ったが、改造は必ずしも支持率に直結しないどころか、逆に支持率を下げる圧力になるケースの方が多い。相変わらずの民主党、お家騒動の維新など、野党の体たらくが続いていることも原因と思うが、安倍内閣への信任が比較的高い水準で安定していることの証左だろう。

 こうなると、反安倍派は動きが難しい。野党や左派メディアは、スキャンダルで政権を追い詰めようとしているが、成果は乏しい。NHKの調査でも、民主党の支持率は8月をピークに下がり続け、共産党の支持率も4%台前半で頭打ちだ。維新の党など、新たに発足したおおさか維新の半分の0.5%しかないし(おおさか維新 1.1%)、その0.5%を構成する支持も、おおさか維新と間違えて回答したものを多く含むだろう。

 そんな中、反安倍の急先鋒である山本太郎が、全国行脚でネガキャン作戦に出ているようだ。

山本太郎、全国行脚 「皆さんは奴隷です」/田中龍作ジャーナル

 「皆さんは奴隷です。でも死なないで下さい(生かさず殺さずの意)。政治に興味を持たないで下さい

 「普通選挙だって行われなくなるかもしない。安倍政権は独裁への道を着実に歩んでいる」(7日、札幌の街宣で)。

 先の国会で永田町最大のタブーに切り込んだ山本太郎議員が、先週から日本各地を行脚し、日本政治の危機を訴えている。

山本太郎


 9日は夕方から名古屋駅前で街頭記者会見を開いた。時おり雨足の強まるあいにくの天気だったが、仕事帰りの人などが足を止めて、演説に耳を傾けた。

 「メガがつくほどの高齢化で、若年層は細っている。(彼らが)高齢化世帯を支える。破綻するのは目に見えているのに政治は何もやってこなかった」。山本議員は指摘する。

 あげくに増税や種々保険料の値上げなどで吸い取られてばかりだ。

 消費税の増税分は、法人税が下げられる。貧乏人から搾り取った分、大企業が潤うシステムだ。

 山本太郎事務所が財務省主税局に問い合わせたところ「企業は法人税率(34・62%)通り払っていない」というのだ。

 庶民は踏んだり蹴ったりだ。冒頭の「皆さんは奴隷です」は、こうした事態を指す。

 山本議員は「実際に行われている政治は『貧乏人は死ね』ということです」と表現した。

(以下、バカバカしいので略)


 政治家が「政治に興味を持たないでください」というのは、野球選手が野球を見るな、歌手が自分の歌を聞くなと言っているのと同じなほど、異常である。政治家は政策を主張し、立法し、その法案を通してナンボの職業だと思うが、その政治に対して興味を持つなという本末転倒の要求をすること自体、民主主義の否定と解釈せざるを得ない。山本太郎という芸人は、自分の言っている意味がわかっていないのだ。わかっていっているとしたら、もっと救いようがない。

 山本は「普通選挙だって行われなくなるかもしない。安倍政権は独裁への道を着実に歩んでいる」と言うが、これはデマ以外の何ものでもない。文字通り、安倍政権に対する「独裁」のレッテル貼りだが、山本太郎は安倍政権が選挙で信任されたことすら否定したいらしい。まさしく、選挙民に対する無礼であり、冒涜だ。独裁を警告するあたり、山本は「民主主義を守れ」と言いたいのだろうが、「民主主義を守れ」と主張する人物が、その民主主義を否定するという「辻褄が合わない三文芝居」に、いったい誰が共感するというのか。バカバカしくて聞いていられないし、唾棄すべき暴言である。

 「独裁」とは、特定の個人・集団または階級が全権力を握り、支配することを意味する。では、山本太郎が主張する「安倍政権が進めている独裁への道」とは何を意味するのか。山本のことばを引用すれば、それは普通選挙の制度破壊ということになるのかもしれない。全権力を握るということは、三権分立の否定と恣意的な独占、メディアの支配とコントロールなども含むだろう。そんなことが果たして可能か、議論するまでもない。メディアだけをとっても、安倍政権は左派メディアという敵に包囲されているようなものだ。選挙制度は一応健全であり、独裁体制を敷く隙間もないと言っていい。

 結局、反安倍を鮮明にする野党は、政策では対抗できず、スキャンダルでも成果を上げられず、残る戦法は「独裁」というデマとレッテル張りくらいしかないのかもしれない。しかし、この戦法も、「安保法制」に「戦争法案」というレッテル張りがさほど効かなかったことを考えれば、彼らの見通しは暗い。共産党の支持率が頭打ちになっていることから、何も学習できていないのだ。

 山本太郎は、政治家ではなく単なるアジテーターである。彼が奴隷と呼ぶ国民、有権者のなかに私も入るのだろうが、奴隷と呼ばれた立場として、その無礼な発言は即刻撤回してもらいたい。


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