FC2ブログ

私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2015年10月19日

自衛隊観艦式のポスターに「そら恐ろしい」と伝えながら、中共の軍事パレードにはだんまりの赤旗と共産党

← 応援クリック、ありがとうございます。

 昨日18日、平成27年度の自衛隊観艦式が行われた。観艦式とは、「自衛隊の最高指揮官(内閣総理大臣)が艦隊を観閲することにより、部隊(隊員等)の士­気を高め、国内外に自衛隊の精強さをアピールすることまた、国際親善や防衛交流を促進­することや、国民の皆様に自衛隊に対する理解を深めていただくことを目的とする」(以上、公式サイト)とされている。海自では12、15日の事前公開もあわせて約1万人を募集したが、前回の2倍で、過去最多となる約16万通の応募があったそうだ。無料観覧券がネット・オークションで高値で取引されていることがニュースになったばかりだ。

自衛隊観艦式
平成27年度自衛隊観艦式:海上自衛隊」のサイトへ


 自衛隊がこの観艦式の宣伝を、首都圏の鉄道に出した。車両の媒体を全て独占するもので、「ジャック型PR」と呼ばれる手法だ。交通広告の世界では、これが特に珍しい手法というわけではないのだが、共産党のフィルターをかけると「恐ろしい」ということになるようだ。しんぶん赤旗が、この車両ジャック広告に噛みついた。

自衛隊が車内広告占拠 首都圏JR、私鉄に観艦式広報 乗客「そら恐ろしい」(しんぶん赤旗)

 「部隊(隊員等)の士気を高め、国内外に自衛隊の精強さをアピールする」目的で18日に神奈川県横須賀沖で開催される自衛隊観艦式の広報ポスターが、JR東日本や首都圏の大手私鉄車両の中づり広告を貸し切り状態で占拠しています。イージス艦や潜水艦の勇ましい写真と合わせて描かれた、「誰かを助けたいという気持ちに国境なんてない」などのキャッチフレーズに、乗客からは「早くも『戦争法』が動きだした」との不安の声が聞かれました。 (野村説)



 観艦式は、防衛省によれば「明治元年、天皇陛下をお迎えして実施された」のが始まりで、「最高指揮官(内閣総理大臣)が艦隊を観閲することにより、国際親善や防衛交流を促進すること」が目的とされ、「一般の方々が大迫力の護衛艦クルーズを体感」できることなどをうたい文句にしています。今回で28回目。

 広報ポスターは、東京都港区に本社を置く大手私鉄・京急電鉄のブルースカイトレインやJR東日本中央総武線の各駅停車車両、横浜市営地下鉄ブルーラインの鉄道車両で1日以降、順次姿を現しました。1編成すべてが自衛隊の広報ポスター(10両編成なら140枚)で乗客の頭上が占拠されている状況も生まれています。

 乗客からは、「そら恐ろしい」(70代女性)、「ともかく、ぞっとした」(男性・世田谷区在住)などの感想が相次いでいます。

 同様の広告はJR東日本の横須賀駅や横浜駅構内などにも張りだされているのに加え、「ハチ公」で知られる渋谷駅前交差点の大型電光掲示板でも放映されています。

 防衛省海上幕僚監部の広報室は、ポスターは計1760枚刷り、車両の選定にあたってはイベント開催地を考慮したと話します。しかし、ポスターなどの製作経費や広告代については「申し上げられない」と回答しませんでした。


護衛艦「いずも」
護衛艦「いずも」ポスター
哨戒機「SH-60K」
哨戒機「SH-60K」ポスター
護衛艦「きりしま」
護衛艦「きりしま」ポスター


 この赤旗の記事には自衛隊に対する悪意がふんだんに盛り込まれているが、広告枠を独占することを「占拠」と表現するなど、その典型だろう。そして乗客の声として、「早くも『戦争法』が動きだした」、「そら恐ろしい」、「ともかく、ぞっとした」という拒否反応を掲載しているが、本当に取材したのか、また、取材したなら何人の声を聞いたのか。私には、お抱えのプロ市民に感想を言わせたのだとしか思えない。自衛隊の広告を見て「ぞっとする」「そら恐ろしい」と感じる感覚を持つ国民は、明らかにごく一部である。

 今年1月に報告された、内閣府が実施した世論調査では、自衛隊に「良い印象を持っている」とする者の割合が92.2%(「良い印象を持っている」41.4%+「どちらかといえば良い印象を持っている」50.8%)で、「悪い印象を持っている」とする者の割合は僅か4.8%である。ポスターを見て、「そら恐ろしい」、「ともかく、ぞっとした」と答える者がいてもおかしくないが、それはごくごく僅かであるはずだ。しんぶん赤旗というのは、新聞の名を騙った機関誌だが、こういうプロパガンダを署名記事で掲載できるメンタリティは、共産党員にしか理解できないのだろう。私には到底無理である。

 本当に「ぞっとする」対象があるとすれば、何よりも先に、先ず我が国の領土を脅かす人民解放軍が挙がるのが一般的な感覚だと思われる。頻繁に日本の領空を侵犯するロシアも、その対象のひとつだろう。そういう存在をさしおいて、命を賭して国と国民を守ろうとする自衛隊に「ぞっとする」などということばを投げかけるのは、あまりに失礼であり、古くから左翼と左派メディアにはびこる「自衛隊差別」でしかない。

 党の機関紙がこんなトンデモ記事を書くのだから、「国民連合政府」の樹立を提唱した志位委員長が「日米安保条約の枠組みで対応する。急迫不正の時には自衛隊を活用する」と言ったところで、信用する方がお人好しが過ぎると言われ、笑われるのがオチである。

 集団的自衛権の行使容認に反対論陣を張った時、確か共産党も「自衛隊員の命の問題だ!」と、まるで自衛隊員の安全を心から心配するような“ふり”をしていた。ところが、党の機関誌の論説は、それとは真逆に、自衛隊員があたかも他人の命を脅かすような存在である趣旨を伝えんがばかりのものである。当然、後者の方が共産党の歴史に忠実なスタンスなのだが、中共の軍事パレードは極めてサラリと伝えただけであるにもかかわらず、海自の観艦式にネガキャンをはろうとするなら、政治的意図が丸見えで、滑稽に映る。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
当ブログはブログランキングに参加しています。ご面倒ですが、是非ともバナークリックをお願いいたします。
にほんブログ村 政治ブログへ
バナーが表示されない場合はこちらから。
人気ブログランキング | にほんブログ村 政治ブログ | FC2 ブログランキング

[ 2015/10/19 07:15 ] メディア | TB(0) | CM(6)
カレンダー
09 | 2015/10 | 11
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
Banners
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ



憲法改正を実現する1,000万人ネットワーク 美しい日本の憲法をつくる国民の会
twitter
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ