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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2015年09月03日

朴槿恵の抗日戦勝70周年行事参加 ~ 習近平と朴槿恵の「密約」を疑う

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 先月14日の安倍総理による戦後70年談話は、国民の間でも広く好意的に受け止められた。それによって支持率も多少回復し、支那や南朝鮮からも、予想したほどの雑音は聞かれなかった。朴槿恵本人は、「残念な部分が少なくない」としながらも、「謝罪と反省を表明してきた歴代内閣の立場を受け継ぐとしたことなどに注目する」の述べた。しかし、安倍談話は南鮮に謝罪などしていないし、「寛容な国」を事例を挙げて示すことで、「寛容でない国」を引き立たせたのも、南鮮に対する当てつけと取れる。

 その朴槿恵が抗日戦勝70周年行事への出席のために北京を訪問し、習近平と首脳会談を行った。習近平だけではない。序列2位の李克強首相まで登場し、連続での会談。習は、「朴大統領と私の協力により、中韓関係はこれまでで最上の友好関係に発展した」と大絶賛。加えて、行事参加国ので唯一、習国家主席と“1対1特別午餐”が行われるという厚遇ぶりだ。

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 思い起こせば2013年6月、朴槿恵はそれまでの南鮮大統領の慣例を無視し、日本よりも先に支那を訪問した。習近平は朴を「古い友人」と呼び、中共は、会談の際に習近平がわざわざ人民大会堂の前で出迎えるなど、朴を史上最高レベルの格式でもてなした。今回の厚遇は、2年前の朴訪中のデジャヴだ。2年前に完成した現代版冊封体制の確認作業とも言えるだろう。

 朴槿恵の支那への擦り寄り方は、度を越している。対中依存度が高い経済を考えれば、擦り寄らざるを得ないというジャーナリストもいるのだけれど、それはその通りとしても、ちょっと異常なまでの接近に思える。

 まず、今回の訪中は、明らかに同盟国である米国の意に反するものだろう。日本はともかく、米国の期待を裏切ったAIIBへの参加も、大胆な親中外交だ。その上、軍事面では、米国が南鮮国内への配備を迫る弾道ミサイル迎撃システム「高高度防衛ミサイル」(THAAD)に関しても、支那の反発を慮ってか、いい返事をしない。ここまでは、「支那なしでは生きていけない南鮮」という筋書きで、ニュースが終わるように思われる。

 しかし、7月に出てきた、ハンギョレ新聞が抜いたスクープ発言 ―― 「統一は来年にも起きるかもしれない」(青瓦台の非公式会議)あたりは、少々毛色が違う。唐突感が否めず、非公式会議としても時期を区切り得る根拠が不明だ。

 うがった見方かもしれないが、朴槿恵の米国の意向を無視する対支那擦り寄りには、対北吸収型の南北統一について、中共からのお墨付きという密約でもあるのではないだろうか。支那は、止めろといった核実験を平気で実施し、パイプ役の張成沢を処刑するなどという金正恩を「制御不能」と判断し、既に見限っている可能性が高い。米国の影響下にある南鮮が半島を統一してしまえば、米国の脅威が国境に近付くことになるが、南鮮が冊封体制下に入れば話は別だ。その上、仮に北が崩壊した後には、旧北国土の開発にあわせてどんどん金が流入するが、その利権を握っておけば損はない。

 そういう考え方は想像の域を出ないが、南鮮のなかば強引な米国無視と対支那擦り寄りを見るにつけ、朴にそれなりの強い動機があるのではないかと思うのである。日本はこの支那・南鮮の一体化に対しての備えが必要だ。沈みゆく支那経済という泥船に南鮮が乗ることは「どうぞご勝手に」というところだが、軍事的脅威は、増えることがあっても減ることはないのだ。

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