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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2015年08月05日

「安倍政権NO!☆実行委員会」の鼻をつく香ばしさ

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 言うならば、「金返せ」と叫びたくなる三文芝居を見た後のような感覚を持ったのが、安保法案に反対するSEALDsのデモに参加した水島朝穂早大教授のスピーチである。

 そして、『民主主義って何だ』って彼らが問うたら、『これだ』と言ったんですよ。私、初めて、憲法やって33年、飯食って来ましたが、今日、初めて、憲法って何だって分かりました。

 これなんですよ。

 俺たちが人民なんです。だから、それに反対するあそこにいる政権には退陣を願いましょう。廃案しかない。廃案しかあり得ない。がんばりましょう」


水島朝穂


 「俺たち」のことを「人民」と表現すること自体、非常な香ばしさを漂わせる。しかし、この水島という憲法学の教授、憲法学を33年間も研究し、共産党系のデモに加わって初めて憲法を分かったというが、33年間、憲法の何を学び、教えてきたのだろうか。「今日、初めて、憲法って何だって分かりました」という言葉に、今まで水島氏の抗議を受けてきた学生を不憫に思うのは、私だけではないはずだ。まぁ、この教授の授業を受けるという選択自体が間違いだったと、諦めるしかないのだろうが。

 先だって、「安倍政権というバカ発見器」というエントリーを書いたけれども、この水島教授もそのバカのうちの一人である。そして、そういう類の人たちが集まり、「安倍政権NO!☆実行委員会」という組織が設立された。安保法制だけではなく、憲法、TPP、秘密保護法、沖縄基地問題等々、安倍政権が進める政策にはことごとく反対というスタンス。カンパの送金先が「首都圏反原発連合」というからお笑いだ。「反原連」は、IWJ岩上安身や、田中龍作らサヨクジャーナリストが好んで取り上げてきた、文字通りのサヨク運動団体である。

 組織の概要がこのページの下部にあるが、あまりの香ばしさに鼻がやられて、涙が出てきそう。実行委員会参加団体の筆頭にはSEALDsの名が挙げられ、他は共産党系の団体、労組、護憲団体、反原発運動団体という、「お約束」的な陣容である。

安倍政権NO! ☆ 0724 首相官邸包囲


 参加団体が香ばしいなら、賛同にも同様に異臭を放つ。有田芳生や佐高信、香山リカ、内田樹あたりが名を連ねる時点で私的にはアウトなのだが、中には中山千夏という懐かしい名前も。現在の看板は、津田大介、茂木健一郎、ラサール石井という面々だ。津田と茂木のアピール文を確認してみよう。(ちなみに、ラサール石井のアピール文は、取り上げるほどの内容を含んでいない。)

(津田) 経済のことだけ掲げて選挙を行い、選挙後は「選挙で我々の政策が信任された」とうそぶき、国民の多くが反対しても、学者たちから違憲であると言われても、踏むべきプロセスを無視して進める安倍政権。

(茂木) 民主主義とは、多様な声を反映させた、適法的手続きのことである。安保法案の提出、審議、そして採決に至る過程は、民主的政治プロセスとしての適格性を著しく欠いている。


 まず、経済のことだけ掲げて選挙を行ったという事実はない。昨年夏の集団的自衛権に関する閣議決定以来、左派メディアはこの閣議決定を徹底的に叩いた。昨年暮れの総選挙はそのような条件下で行われたのであり、経済というシングルイシューを争ったものではなかったはずだ。茂木の「多様な声」とは朝日新聞や毎日新聞が好むキーワードだが、代議制の最終的な意思決定は、我々の多様な声を反映した選良たちに委ねられるのである。そもそも、安保法案の提出、審議、採決のプロセスのどこに問題があるというのか。採決ひとつとっても、責任は野党にあるのではないのか。

 この運動家サイトに頻出するキーワードは、戦争法案、憲法違反、民主主義およびそのプロセスというものだ。憲法学者は国策を決める立場になく、学問のフィールドから意見を述べるだけの存在である。何故なら、彼等は、日本を如何にして護るかという方法論を示さなくて良いから、意見陳述に国防の責任を負わないからである。そういう中途半端な人々の違憲論を利用し、戦争法案というレッテル張りをするくらいしか、この勢力に保守政権打倒の方法がないということである。

 平和安全法案には国民の多くが反対しているというが、民意が常に正しいというのは勘違いである。この手の団体は戦争を嫌うが、先の大戦は日本国民の大多数が後押ししたのである。水島朝穂早大教授の「俺たちが人民だ」という意見の傲慢さは言うに及ばずだが、このサヨク団体が民意をバックにしていると標榜するなら、何故安倍政権の支持率がいまだに40%近くあり、自民党の支持率がほとんど下がらないのか、説明して欲しいものである。

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[ 2015/08/05 07:15 ] 社会問題 | TB(0) | CM(10)
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