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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2015年08月01日

学者は将来の日本と日本人に対して責任を負わない

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 いま、憲法学者は大忙しである。朝日新聞や東京新聞などが、アンケートと称して平和安全保障法制に関する認識を学者に問い、その結果を政権批判に使おうとするのだから、多くの憲法学者は反日メディアのマッチポンプ役である。香川大教授の塚本俊之氏など、朝日のアンケートに対し、「これまで憲法学者の意見など気にもかけてこなかったにもかかわらず、にわかにアンケート調査を行うようになったマス・メディアにもたいへん驚いております」と皮肉いっぱいに回答している。朝日的イデオロギーの後押しになりそうなときだけ、利用できるものは最大限利用するという、ご都合主義なのだろう。

 今日から8月である。広島、長崎の原爆の日や終戦の日が近付くにつれ、センチメントに訴える特集やテレビ番組などが数多く制作され、垂れ流される時期だ。広島氏の松井市長は、元レッド・ツェッペリンのギタリスト、ジミー・ペイジが原爆慰霊碑や原爆ドームを訪れた際、「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」の文言を世界に広めてほしいと依頼したそうで、記事を読んでいるほうが卒倒しそうになった。こういう「加害者=日本と日本人」という戦後民主主義の定義に忠実に則ったことが繰り返されるのも、この季節の特徴だ。当然ながら、安倍総理の戦後70年談話の内容に関する“報道や言論・学説を装った圧力”は、8月に入ればより一層強くなる。それが守旧メディアのシナリオなのだ。

 典型例が、憲法学者や国際政治学者と名乗る人々の団体による、「共同声明」と呼ばれる意見表明である。7月17日には、国際政治学者74名が、戦後70年談話に関して「侵略や植民地支配を認めろ」「村山談話を明確に踏襲せよ」と声明を出した。俄かに脚光を浴びる憲法学者に負けられないとでも思ったのだろうか。1931年から大東亜戦争にかけての戦を「明確な侵略戦争であり、国際法上も歴史学上も国際的に評価が定着している」と断定した上で、このように意見している。

 戦後国際社会は一貫してこうした認識を維持してきたのであり、これを否定することは、中国・韓国のみならず、米国を含む圧倒的多数の国々に共通する認識を否定することになります。戦後70年にわたって日本国民が営々と築き上げた日本の高い国際的評価を、日本が遂行したかつての戦争の不正かつ違法な性格をあいまいにすることによって無にすることがあってはならない。これが専門研究者としての私共の考えであり、同時に多くの日本国民が共有する考えでもあると確信しております。(以上、朝日新聞より抜粋)


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 学者先生のご意見からすると、私は国民の多数に属さないようだ。まぁ、学者先生たちは、思う存分、歴史を研究されればいい。それが仕事なのだから。

 学者らは村山談話の明確な踏襲を談話で表明せよと主張しているが、これは端的に言えば、「改めて謝罪しろ」という要求である。日本の外交は、「謝罪と反省の上でのみ成り立つ」という言い分だ。同じように、かつての侵略国である米国や欧州列強、また、現在の侵略国である支那が謝罪したという話は寡聞にして聞かない。かつ、日本に謝罪を要求しているのは支那、南北朝鮮の特定アジア3カ国のみで、米国は「東アジアがややこしいことになるから謝っとけ」という「謝罪押し付け国」だ。

 学者先生がたは、謝罪のあとになにが起こるかということを、まるで想定していないかのようである。支那や南北朝鮮は常に謝罪と反省と金を要求し続け、日本は永遠に謝罪する国となる。もっと根本的な事を言えば、この戦後日本のあり方とは、GHQの対日政策の忠実な実行である。1945年で思考を止め、戦勝国の定義によって日本という国家を運営せよという要求だ。こういうことを全てひっくるめて、戦後民主主義というのである。私はこの考えには明確に反対だ。

 談話を発表するのは、国民の審判によって選ばれた代議員の長である首相の専権事項である。憲法学者も含めて、国民の審判を受けていない学者が言うことは、極端にいえば単なるひとつの意見に過ぎない。学者は将来の日本と日本人に対して責任を負っているわけではない。そこが政治家と明確に違うのだ。

 ちなみに、この政治学者の共同声明のメンバーに和田春樹が名を連ねている時点で、私の中でこの声明は単なるアジビラとカテゴライズされる。仮に和田春樹の名前に気づかなくても、保坂正康や半藤一利の名前を見ただけでドン引きだ。

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