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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2015年07月29日

「国民が求めているのは対案ではなく廃案」 ~ デモ隊の主張を党の基本方針に据えた民主党の“共産党化”

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 衆議院を通過した平和安全法制に関する質疑が、参議院で始まった。国会中継を全て確認する時間がないので、報道等でつまみ食い的に情報を漁っているが、支那を名指しして法制への理解を求める安倍総理の踏み込みとは反対に、野党の側には質疑の質を変えようとする動きは全くと言っていいほど無いようだ。

 つい一週間前の会見で記者から「対案をまとめるのか」と問われ、「そういう思いを持っている」と語っていた細野豪志は、昨日の会見で「対案を出せというのはお門違いも甚だしい話だ。顔を洗って出直してこい」と逆ギレしている。「対案をまとめる」ことを示唆した前日の20日には、細野、長島昭久、馬淵澄夫の3派が「安全保障法関連法案の対案を作ることが必要だという認識で一致した」と報道されている。「顔を洗って出直せ」とは、前言を簡単にひっくり返して恥じない、細野当人に対する言葉だろう。

 参院に舞台を移した平和安全法制の質疑だが、本会議における北沢俊美の質疑に、民主党が取ろうとしている路線が明確に表れている。その路線をひと言で表わせば、「他力本願」である。彼等は、安保法制反対デモに頼るしかないのだ。

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「憲法違反の法律案。立憲主義を理解しない総理。この二つの組み合わせが、今回の安保法案。従って、国民はノーと言っている。世代を超えて、おかしいと思っている。学生や若いお母さんが怒りを胸に、街に繰り出しているのだ」

「そもそもこの法案は憲法違反である。国民が求めているのは対案ではなく廃案である」

民主党HPより抜粋)


 「学生や若いお母さんが怒りを胸に、街に繰り出している」という言葉で、北沢はデモを礼賛し、また煽った。そして、「国民が求めているのは対案ではなく廃案だ」という主語の国民とは、SEALDsをはじめとするデモ隊を意味している。二つの言葉は、デモ隊の主張そのままなのだ。総じて言えば、民主党のスタンスは「対案は出さない」「安保法制は廃案にすべき」というふたつのポイントに落ち付く。しかし、それが本当に“国民の求め”なのか。

 先月末の産経・FNNの世論調査では、民主支持層の73.3%が「対案を提出すべきだ」と回答している。元来、ポピュリズム政党である民主党が選択した道は、自党の支持層ではなく、デモ隊の方に乗っかるというものだった。デモなら、テレビも新聞も支援し、そして煽る。そのデモに便乗すれば、国民には正しいことを主張してるように見える ―― そう読んだのだろう。この安直さは、失敗を繰り返して下野してから政党として1ミリも成長していないことを意味する。

 安全保障関連法案に関しては、民主党は「違憲論を主張する憲法学者への他力本願」、磯崎発言で見られた「政府与党の失言への他力本願」、デモを煽って便乗する「デモ隊への他力本願」が大体の路線であり、理念、政策などは微塵も見られない。この政党の中には、国を如何にして護って行くかという根本的な共通理解がないのだ。「なんでも反対」、「安保法制廃案」を主張するだけなら、アルバイトでも雇って代弁させても事足りる。

 民主党はSEALDsと同じ戦術を選択した。あの醜態を晒した「衆院プラカード作戦」で、官邸前デモと同じプラカードを利用した民主党議員の行動は、この無策・廃案運動の示唆だったのだろう。民主党は加速度的に共産党化すると、私は確信している。

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