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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2015年07月26日

七夕の短冊に書かれたヘイトスピーチ ~ 権堂商店街の節操のなさを批判する

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 ヘイトスピーチとは、一般的理解では、憎悪に基づく差別的な言動のことを言う。一般的には、口頭で発せられたものを言う場合が多いと思うが、文字化された政治的ヘイトスピーチというべきものが長野で発見された。場所は長野市の権堂商店街で、しかも、七夕祭りの飾りのコンテストに出展されたもの。この短冊に見立てたヘイトスピーチと隣り合わせの日の丸に違和感があるが、日の丸は別の出展者のもだったそうだ。

長野市権堂商店街
長野市権堂商店街


 「戦と書きアンポと読ます」「わが子も孫も人を殺める」「次は徴兵だアベノシュミ」等々、書きたい放題である。写真は「FB九条の会」という公開グループに投稿されたもので、添えられた文には「庶民の気骨、怒りがあらわれている」とある。コメント欄には「素晴らしい」「さすが」といったマンセーコメントが数多く寄せられていて、読んでいて少々痛々しかった。

 その後の話になるが、この出展物は撤去された。「七夕にふさわしくない政治宣伝。事実をねじまげ宣伝している」といった批判が市に数件寄せられ寄せられ、商店主の50代男性とやらが自主的に撤去したと、毎日新聞が伝えている。(「七夕飾り:安保法案批判の垂れ幕撤去…「ふさわしくない」」)

 恐らくこういう主張のかたちは、反安保法制派にとって逆にマイナスに働くのではないかと思う。七夕祭りは、古くは神事との関わりが強く、民族の伝統的なおまつりという暗黙の了解がある。そういう場を選んでこの手の政治主張をすること自体、主張する側と庶民の心理的乖離が大きすぎるのではないか。手段を選ばずというのは元来左派の不文律であるような気もするが、これは庶民の気骨でもなんでもなく、ただ節操のないアジビラの類と同等だろう。短冊の末端にかかれたドクロのマークも、不快感以外なにも生まないように思う。

sayamaen.jpg


 権堂商店街と同じような例が、昨年夏、東京杉並区阿佐ヶ谷の商店街にもお目見えしている。ムンクの叫びをパロったハリボテに「安倍さん・いや 戦爭はダメ」の文字。背中には「子どもの為に平和憲法を守ろう!!」という文字が書かれている。制作したのはお茶と焼きのりを販売する「さやま園」というお店。「さやま園」の店主が共産党員かどうかは知らないが、風刺を通り越した政治主張は、どこか、昭和の帝を模した人形を掲げて九段を練り歩く「反天連」を連想させる。

 権堂商店街に現れた短冊は、安倍総理に対するヘイトスピーチと呼べるものだ。「政治家は批判されるもの」「言論の自由」という大義名分で何もかもが承認されるわけではない。少なくとも、権堂町の住人は、この短冊もどきの飾り付けを恥じ入るべきである。

抗議先: 長野市権堂商店街共同組合
TEL: 026-232-1967
〒380-0833 長野市権堂町2208

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