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集団的自衛権の行使容認を含む安全保障関連法案が、昨日、衆院平和安全法制特別委員会を通った。本日16日、衆院本会議で可決する見込みだ。小さな一歩だが、同時に確かな一歩でもある。
維新、共産は採決時に退席したが、民主党は議場に居残り、プラカードを掲げるなどして抵抗して見せた。見せたというのは言葉通りで、彼等は数の力では劣るため、TVの向こう側にいる視聴者に対し、「俺たちはこれだけ反対したんだ」というアピールをしたのである。ただのアリバイ作りとパフォーマンスだ。

しかし、いつから国会はプロ市民クラスが集うデモ会場になり下がったのか。「強行採決反対」「アベ政治を許さない」「自民党感じ悪いよね」といったプラカードは、官邸前デモの参加者と同じものを使用したそうである。法案反対派への連帯を示したかったのだろうが、この議員らには、自分の頭で考えるということが欠如しているとしか思えない。
議場で暴れた民主党議員は、自らが政権与党であった時代の都合の悪い出来事なら、きれいさっぱり忘れることができるという特技を持っているようだ。そもそも論だが、集団手自衛権の行使容認に動いたのは、他ならぬ民主党の野田政権である。野田は、国家戦略会議の下部組織として「フロンティア分科会」を設置し、その会議に「集団的自衛権の行使を禁じた政府の憲法解釈の見直し」を提言させた。当時の外相であった玄葉光一郎が「強い問題意識を持っている」と行使容認化に意欲を示し、前原誠司も賛意を示した。橋下徹をして「野田首相はすごい」と言わしめたのも、野田がこの問題を取り上げようとしたからだ。(参照:
朝日新聞)
まさしくブーメランである。ブーメランといえば、ネットではこんなチャートが出回っている。

この数字を自分自身が検証したわけではないけれど、民主党が「数の横暴」「民主主義の冒涜」というなら、この数字を説明してからにしてほしいものだ。それとも、こういうことも都合よく忘れるのか。
対案も示さず、ただ反政府という立ち場だけの烏合の衆が民主党。挙句の果てに、国会の議場でデモを敢行するとは、国会議員のバッジも安くなったものだ。プロ市民と同じプラカードを掲げることで、民主党がどのような層に支えられているのかが良く解った光景だった。
民主党の他に、もう一人、株を下げた政治家がいる。「石破茂」。スタンドプレーのために、土壇場で仲間を売る男。こういう男は信用されない。首相候補?片腹痛い。
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