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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2015年07月02日

北朝鮮に対抗するために日本を叩くという、南鮮族の理解不能な反日発想

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 反日外相の尹炳世の来日を皮きりに、6月22日の日韓国交正常化50周年記念セレモニーへの両首脳の出席で、日本への接近が急速に進んでいるように見える南朝鮮。だが、反日全体主義が、政治から庶民レベルまで血肉化しているのが彼の国である。それほど簡単に氷を解かせるわけではないし、譲歩など考えてもいない。

 尹炳世は、「日本政府が河野談話をどんな方法で、どれぐらい強調するのか関心を持っている」、「安倍首相が米国に行った際にした発言と8・15談話でどの程度の立場を明確に示すのかを見ている」と語っている。安倍総理は対話のドアは常にオープンだが、条件を付ける会談なら遠慮というスタンスだ。それに対し、尹炳世は、戦後70年談話の内容と、河野談話の踏襲という前提条件を付けている。もし、安倍総理が談話でお詫び・反省などを表明しない場合、主脳会談を蹴り、その責任の一切を安倍総理の側に転嫁するための布石だ。相変わらずやることがセコいのだ。

朴槿恵


 南朝鮮族の反日は、日本に対する劣等感が屈折したかたちで表れるものと言われる。確かに彼等が、民族の自尊心を満たすために、また戦後の経済成長の精神的支柱として「反日」を据えたのは間違いない。日本に対する劣等感の象徴的なものが、いわゆる「ウリジナル(韓国起源節)」だ。しかし、昨日JBpressに掲載された古森義久氏のコラムを読むと、その劣等感は日本に対するものだけでなく、北朝鮮に対するものでもあることが分かる。

 古森氏がコラムで取り上げているのが、米国人政治学者ロバート・ケリー氏がアジア外交雑誌「ディプロマット」に寄稿した、「なぜ韓国はここまで日本に妄念を抱くのか」という論文だ。ケリー氏は、南鮮の反日をこのように分析している。

 韓国が反日の姿勢を崩さない理由は何か。ケリー教授は結論として、歴史や植民地支配を原因とするよりも、本当は朝鮮民族の正統性(Legitimacy)をめぐって北朝鮮に対抗するための道具として使っているのだ、と指摘していた。この場合の「正統性」とは民族や政権が適切だと広く認められるための拠りどころだと言える。

 ケリー教授は同論文で、近年の韓国暮らしの体験からまず述べる。

 「韓国で少しでも生活すれば、韓国全体が日本に対して異様なほど否定的な態度に執着していることが誰の目にも明白となる。そうした異様な反日の実例としては、韓国の子供たちの旧日本兵を狙撃する遊びや、日本の軍国主義復活論、米国内での慰安婦像建設ロビー工作などが挙げられる。旭日旗を連想させる赤と白の縞のシャツを着た青年が謝罪をさせられるという、これ以上はないほどくだらない事例も目撃した」

 そのうえで同教授は、これほど官民一体となって日本を叩くのは70年前までの歴史や植民地支配だけが原因だとは思えないとして、以下のような分析を述べていた。

 ・韓国の反日は単なる感情や政治を超えて、民族や国家の支えの探求に近い。つまり、自分たちのアイデンティティーを規定するために反日が必要だとしているのだ。

 ・同時に韓国の反日は、朝鮮民族としての正統性の主張の変形でもある。自民族の伝統や誇り、そして純粋性を主張するための道具や武器として反日があるのだと言ってよい。

 ・韓国が朝鮮民族の純粋性を強調すれば、どうしても北朝鮮との競争になる。しかし朝鮮民族の純粋性や自主性、伝統保持となると、韓国は北朝鮮にはかなわない。そのギャップを埋めるためにも日本を叩くことが必要になる。

 ・韓国は朝鮮民族の正統性を主張しようにも、民族の純粋性を説くには欧米や日本の影響が多すぎる。政治の面で北朝鮮に対抗しようとしても、韓国の民主主義は人的コネや汚職が多すぎる。だから韓国の朝鮮民族としての正統性は北朝鮮に劣っている。そのため、日本を悪と位置づけ、叩き続けることが代替の方法となる。

 要するに、韓国の正統性の主張は本来は北朝鮮に対して向けられるべきなのに、日本叩きがその安易な代替方法となっているというのだ。

 日本に矛先が向かうのは、ひとえに朝鮮民族としての正統性が北朝鮮にはかなわないからである。本来、北朝鮮は韓国となお戦争状態にあり、韓国の消滅を正面から唱える敵である。だが韓国は、その敵よりも、日本をさらに激しい怒りや憎しみの対象として非難し続けるのだ。


 この民族感情における異常な屈折は、我々日本人の想像をはるかに超えている。彼らお反日が、自分たちのアイデンティティーを規定するためのものであるという説は、今までもあったし、珍しい説ではない。だが、それが、民族の正統性における北朝鮮への対抗での反日なら、攻撃相手が全く違う。そもそも、自民族のアイデンティティーのための反日ですら、迷惑以外の何ものでもなかったのだ。しかし、同じ民族同士の正統性の争いに、他国を巻き込めば、嫌悪感を持たれて当然だ。日本の嫌韓は、そういう不条理を全て包括した上で共感を得ていると言って、差し支えないだろう。

■ 韓国の目的は「反日を続ける」こと

 これが韓国の反日の本質であるならば、慰安婦問題などの歴史案件でいくら日本が譲歩してみても、韓国側の満足が得られるはずがない。

 韓国の反日は何かの実現を目指しているわけではなく、反日を続けること自体に意義があるからだ。韓国の反日は外交の交渉で解決するような明確な理屈のある内容ではないのである。

 ケリー教授のこの分析に従えば、韓国の反日というのは、勝手な都合で日本を北朝鮮の代わりにののしり、非難の標的する全国民的な傾向ということになる。ケリー教授と同じことを日本の政治家や学者が述べたら大変な事態となるだろう。

 ケリー教授の分析は、あくまでも第三国として客観的な立場にある米国側の見解である。そして現在、米国では、こうした分析への賛同が明らかに増えているのだ。隠されていた日韓関係の重要な要素が米国でもやっと認知されるようになった、ということだろうか。


 拙ブログでは今まで、例えどれだけ日本が譲歩しようと、南鮮が反日を止めることなどあり得ないと主張してきた。恐らくこの考え方は、南鮮ウォッチャーに広く共有されるものだと思われる。「韓国の反日は何かの実現を目指しているわけではなく、反日を続けること自体に意義がある」という古森氏の説はまさに言い得て妙で、彼等から反日を奪うのは、水や酸素を奪うのと一緒なのだ。

 こういう手合いとは、外交など成り立たつはずもない。南鮮のことは放っておけば良いし、通常の外交であれ談話であれ、何らかの配慮したところで効果は生まれない。それにしても、本当に疲れる相手だ。

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[ 2015/07/02 07:17 ] 外交 | TB(0) | CM(16)
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