FC2ブログ

私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2015年06月07日

共産党の主張は、「自衛官は死んでもいい」という「自衛官差別」だ

← 応援クリック、ありがとうございます。

 およそ自民党から共産党まで、産経新聞から朝日新聞まで、少なくとも建前上は、国を守ることを否定していない。しかし、その国防の基本的スタンスに関しては、その多くが専守防衛という枠組みの中で議論している。いま我が自衛隊は、生命の危機にあっても、自ら攻撃することを許されない。現在、国会で審議されている安保法制では、政府与党の「敵基地攻撃が憲法解釈上は可能である」という見解が、左派の批判にあっている。以下は、しんぶん赤旗の記事である。

集団的自衛権で敵基地攻撃可能に (しんぶん赤旗)

 日本共産党の穀田恵二議員は1日の衆院安保法制特別委員会で、日本がどこからも攻撃されていないのに自衛隊が米国の戦争に参加し、海外で武力行使する集団的自衛権行使の問題を追及しました。安倍晋三首相は他国領域内の敵基地攻撃について、「従来の考え方は法理上、新3要件でも変わりはない」と述べ、集団的自衛権行使による敵基地攻撃が憲法解釈上は可能になることを明言しました。(中略)

穀田


 穀田氏は「判断するのは結局、時の政府だ。日本が攻撃もされていないのになぜ憲法上許されるのか。全く説明にならない」と批判。安倍首相は「敵基地攻撃の装備体系は保有していないし、集団的自衛権の行使としての敵基地攻撃は想定していない」などと弁明しました。(中略)

 さらに穀田氏は、航空自衛隊の内部文書(「航空自衛隊のドクトリン等に関する調査研究」2006年)を示し、当時から「将来の憲法改正、集団的自衛権の解釈変更」(同文書)を見越し、自衛隊が敵基地攻撃の研究を進めてきたことを指摘。「自衛隊が法的枠組みを超えて研究することが許されるのか」と迫り、当時の関係者の国会招致を求めました。(中略)

 穀田氏は、敵基地攻撃が法理上も可能で、そのための戦略研究・能力整備が実際に進んでいることをあげ、「まさに戦争する国づくりそのものだ」と厳しく批判しました。


 現在の法体系では、例え日本の空域に敵機が侵入してこようと、領海に敵船が侵入してこようと、航空・海上自衛隊は自ら攻撃することは出来ない。相手の攻撃に遭うまで応戦できないのだ。例えば、国籍不明機が我が領空に侵入し、我が国に爆弾を落とそうとしている時でも、自衛隊機は見守るしかないのだ。仲間が撃ち落とされるまで、黙って見ているしかない。

 この穀田の発言の中で注視すべきは、防衛に関する研究すら許さないという指摘である。これは、研究が実行に直接的に結び付くという決めつけであり、「研究や想定をすれば、いつかはやらかす」という自衛隊蔑視だ。大震災のときに「想定外が許されるのか」と叫んだ人々が、国防では想定外を許容するというダブスタ。ご都合主義としか言いようがない。

 戦後の日本における左派系メディア、政治家、文化人の思想の根底に、このような自衛隊蔑視が存在する。大戦時の日本軍を絶対悪とする彼等にとって、軍人というのは目を離すとロクなことをしないというレッテル貼りがあるのだ。ロクなことをしないから、先制攻撃はダメだという。明らかに自衛隊に対する偏見だ。

 有事はいつどこから発生するか分からない。あらゆる場面を想定するのは、国防を担う内閣、防衛省、自衛隊に課せられた義務と言える。しかし、想定もするな、先制攻撃もするな、専守防衛に徹しろというのは、いざそういう場面に遭遇した際であっても、「自衛官は死ねばいい」と言うことと同じではないか。

 差別を声高に批判する共産党ら左派系政党やメディアには、「自衛官だけは差別して良い」という不文律があるようだ。こういう人たちは、いわゆるヘイトスピーチを批判する前に、自分たちが実践する差別(=自衛官に対するヘイトスピーチ)を止めるべきである。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
当ブログはブログランキングに参加しています。ご面倒ですが、是非ともバナークリックをお願いいたします。
にほんブログ村 政治ブログへ
バナーが表示されない場合はこちらから。
人気ブログランキング | にほんブログ村 政治ブログ | FC2 ブログランキング

[ 2015/06/07 09:21 ] 政治 | TB(0) | CM(14)
カレンダー
05 | 2015/06 | 07
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -
Banners
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ



憲法改正を実現する1,000万人ネットワーク 美しい日本の憲法をつくる国民の会
twitter
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ