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先月末の訪米で、今後の日本外交の方向性に道筋をつけた安倍総理。総理が生んだ成果は、同時に、朴槿恵政権が推し進める反日外交への引導である。少なくとも、あの議場に居た議員は共和党、民主党を問わず、スタンディング・オベーションを以って安倍総理に喝采を送った。あのマイク・ホンダすら、起立し、拍手をしていたというからお笑いだ。
米国が日米同盟の重要性を再認識し、アジアのパートナーとしての日本を歓迎した言動は、世界に発信された。あの支那でさえ、安倍総理の演説に対し、いつもの罵詈雑言を控えたほどだ。日本と間接的な同盟関係にある南鮮にとって、あの演説と米議員の喝采は、足元を見つめ直し、必要な方向転換をはかるまたとない機会だったはずだ。ところが、南鮮から飛んできたのは、とんだKY的ヘイト決議。「安倍首相米演説糾弾決議」である。
安倍首相糾弾決議を採択 世界遺産登録も非難=韓国国会
【ソウル聯合ニュース】韓国国会は12日の本会議で、過去の侵略の歴史や旧日本軍の慰安婦被害者に対する反省を示さない安倍晋三首相を糾弾する決議を採択した。
決議は、安倍首相が慰安婦問題に関し「人身売買の犠牲」と表現して本質をぼかしたほか、靖国神社参拝や集団的自衛権行使、独島領有権侵害、教科書歪曲(わいきょく)・捏造(ねつぞう)といった歴史責任を回避する言動をしていると批判。日本政府に真の謝罪と国としての責任を要求したほか、慰安婦被害者のいるアジア諸国やオランダ、国連などと協力し断固対応していくと強調した。
また、朝鮮人が強制徴用された施設が含まれる「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録の推進を糾弾する決議も採択した。
このばかばかしい決議に、菅官房長官は即座に反応。「友好国の首相を名指しする形の決議は非礼と言わざるを得ない」、「首相は米議会でわが国の歴史認識をしっかり発言し、米国から大きな評価をいただいた。こうした事実を全く踏まえず国会決議が行われたことは誠に遺憾だ」と、極めて強い言葉で不快感をあらわにした。初動としては完璧だ。

「安倍首相米演説糾弾決議」に不快感をあらわにする菅官房長官(ロイター)
このヘイト決議が、南鮮立法府で「全会一致」で採択されたことに、南鮮が抱える病理の深刻さが表れている。安倍総理の訪米成功に接し、南鮮には明らかに動揺があった。米国の圧力もあるだろうが、政経分離という屁理屈を捻り出し、政治では対立しても、経済面では日本の恩恵を受けるという、専ら勝手な方針を打ち出し、部分的な歩み寄りを見せるかに見えた。ところが、返す刀で出して来たのが「安倍首相糾弾決議」である。菅官房長官の「友好国の首相を名指し」という言葉がなければ、南鮮が我が国と間接的な同盟関係にあることすら忘れてしまいそうだ。拙ブログでは、南鮮の対日姿勢を「反日全体主義」と定義してきたが、まさに全体主義の極みだ。
安倍総理の米議会での演説の最重要テーマが「和解」であった。日米は、70年前に戦火を交え、合法的殺し合いをした国同士だ。その国同士が、様々な困難を乗り越え、「和解」するという姿は、安倍総理が米国を上手く使った、南鮮や支那への当てつけと言えなくもない。その演出に、米国は乗った。共同声明には、「過去の経験は教えとすべきであるが,将来への可能性に制約を課すべきではないとの信念」を共有したと書かれている。未来志向を表わす言葉として、これ以上の表現はない。
ところが、反日全体主義の南朝鮮にとって、日本との和解など、念頭にないのだ。反日は南鮮民族のアイデンティティそのものである。水であり、酸素である。仮に「反日」を失ってしまったとしたら、その時南鮮人は、「一体、俺たちのアイデンティティは何なのだ?」という難題にぶち当たる。反日を失った後に残されるものは、隷属と屈辱、主体性なき歴史なのだ。彼等が反日を捨てない理由のひとつは、自分たちの過去の屈辱的な歴史を直視したくないという「逃避願望」ではないかと、私は考える。
いずれにせよ、我々の総理を糾弾するという決議は、全会一致の対日絶縁宣言であり、宣戦布告ともいえる。少なくとも、彼等が友好を望んでいないという宣言であろう。ジョン・ケリー米国務長官が、今週末、南鮮を訪問する。安倍首相糾弾ヘイト決議によって、南鮮立法府は日本だけでなく、米国立法府にも喧嘩を売ったことになる。その代償が如何ほどのものになるかは「お楽しみ」だが、我々から手を差し伸べなくても良いことが明確になったことで、付き合い方が限定されるのは、思いがけない副産物だ。
これだけは言える。南朝鮮という国は、救いようがない。
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