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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2015年04月23日
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安倍・習会談と、取り残される南鮮

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 仏頂面の握手から5カ月。バンドンで安倍総理と握手を交わした習近平は、満面の笑みを浮かべていた。昨年11月のAPECでは、“嫌々ながらの首脳会談”という一種の宣伝を実行した習近平だが、今回は真逆の態度で安倍総理と会談。コメントも「中日両国民の共同努力のもとで、ある程度中日関係は改善してきた」と、いやに前向きである。恐らく、AIIBへつれない態度を取り続ける日本へ銀行への参加を促そうとする営業スマイルであり、同時に、仏頂面で国際社会に恥を晒した自身のイメージ挽回を図ろうとしたスマイルではなかったか。

安倍・習首脳会談(バンドン)


 日本の守旧メディアから「首相就任以来、中韓との首脳会談が実現していない」と批判されていた状況も、すっかり変わった。しかも、安倍総理はこの会談の直前、靖國神社の春季例大祭に際し、真榊奉納を行っている。習近平はそれを承知で安倍総理と会った。たぶん、「真榊なら良いが、参拝はやめてくれ」という支那からの要請があったのだと思う。今例大祭に際しては、閣僚も参拝を見送っている。要請があったからと言って、首相や閣僚が参拝を見送ることに必ずしも賛成はしないけれど、そのくらいの条件なら飲めると、官邸が判断したのだろう。参拝は秋の例大祭にやればよいのだ。

 支那外交部は、安倍総理の真榊奉納や国会議員の集団参拝を声高に批判しているが、これはお約束であり、一種のエクスキューズである。中共のトップが真榊奉納の本人を目の前に批判を表明しないのであれば、外交部の批判はただの虚勢だということになる。

 さて、一連の動きを、朴槿恵は涙目で眺めているのだろう。安倍総理の靖國真榊奉納に対し、南鮮外交部は報道官名義の論評を出し、「歴史を直視していない」「失望と慨嘆を禁じえない」と発表した。バンドン会議での安倍総理のスピーチに関しては、青瓦台当局者が、第二次大戦に対する「反省」を表明したものの、「植民地支配と侵略」への「心からのおわび」などに言及しなかったと、深い遺憾の意を表明している。(南鮮では名前を出さなくても「表明」ということになるのだろうか…。意味不明である。)

 意固地を張りとおすことで、取り残された、外交姿勢がブレまくりの南朝鮮。AIIBにもいち早く参加を表明し、米国のヒンシュクを買ったことは想像に難くない。日本と支那が戦略的互恵関係を推進することで一致したのに対し、半島南部から聞こえてくるのは対日批判一色だ。日韓関係を著しく悪化させたのは李明博だが、朴槿恵はその悪化を是正するどころか逆に便乗し、南鮮外交を身動きできなくさせている。いわゆる「身から出た錆」というやつだ。

 21日、中央日報は韓国経済新聞の社説、「ワシントンで韓国排除論が広がっているという状況」を掲載した。元ネタは、一昨日の拙ブログで取り上げた「日米豪による東アジア安全保障の枠組み」だ。アテにならない南鮮との安保優先度を下げ、日米豪の三角協力体制を構築すべきだという主張だが、社説は「米国が今この構想に耳を傾けている」と、憂慮を表明している。

 歴史問題という外交カードを常にひけらかし、米国が要請する「日米韓の協力」を無視し続けてきた南鮮だが、対日批判のみならず、青瓦台は支那との外交関係強化に大きく踏み出している。米国の南鮮に対する見方に変化が見られてもおかしくない状況なのだ。

 社説は「北東アジアで危険な「いじめ」の境遇になるのではないのか」という、なんとも低俗な結論で締めくくられている。「いじめ」というのは自らが弱者であることを認めることに他ならない。弱者なら弱者なりの立場の認識と振る舞いが必要だ。この国は、いじめられたら、その責を丸ごと日本に転嫁するような国である。この内向き志向の国は、恐らく、痛い目に合わないと目を覚まさないのだろう。その目を覚ますのは、日本の役目ではない。日本政府の取るべき姿勢は、ひたすら放置を決め込むことだろう。

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[ 2015/04/23 07:12 ] 外交 | TB(0) | CM(10)
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