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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2015年04月21日

東アジア安全保障の基本的枠組みが、日米韓から日米豪に変わる可能性

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 南鮮の聯合ニュースが、今週インドネシアで開催されるバンドン会議での日中首脳会談の可能性について報じている。日本のメディアは現時点で「接触の可能性」程度の表現になっているが、聯合は香港紙サウスチャイナ・モーニングポストの記事を引用し、「再び会談する可能性」と報じ、記事の最後で「韓国が外交的に孤立するかもしれないという懸念の声が出ている」と結んでいる。

 反日で共闘していたはずの支那が、日本に歩み寄り、僅かばかりでも関係改善の方向性を確認すれば、南鮮にとって「孤立するかもしれない」ではなく、「完全な孤立」となる。私個人的には、支那との関係改善など、譲歩してまで模索するに値しないと思うけれども、支那の軍事膨張は目の前の危機であることも現実であり、その脅威を取り払うか、もしくは押し留めるだけでも、確かな前進と言えるだろう。その場合、南鮮はどう出るか。注目である。

 実際のところ、南鮮は、外交的孤立の道を歩んでいる。米国要人の発言をいちいち取り上げ、「日本の肩をもっている」と、感情的に火病を発症しているだけでは済まない段階に入ってきた。日本では過去一定の時期に、外国要人が日本を無視して支那との外交を深める「ジャパン・パッシング」が揶揄を以って語られた時期があったが、いまや南鮮メディアに「コリア・パッシング」という表現が見られるようになっている。

 米シンクタンク「スティムソン・センター」が「日米豪安全保障協力:展望と課題(US-Japan-Australia Security Cooperation: Prospects and Challenges)」というリサーチ・レポートを掲載したが、そのレポートでは、米国の同盟国として東アジアの安全保障分野で責任を担ってきたはずの南鮮の名が消え、「日米豪」という新たな枠組みが提起されている。レポートでは、日米豪3カ国の共通の価値観として、民主主義、人権の尊重、自由貿易、国際的な意見の相違の平和的解決、および航行の自由などが挙げられている。そしてこのレポートを伝えるWeb記事の中には、Koreaという国名が一回も出てこないのだ。

US-Japan_Australia-security.jpg
レポートPDFへ


 驚くべきことに、全107ページ(表紙含む)のなかに、朴槿恵(Park Geun Hye)という名前は一度も出てこない。何度も検索してみたが、全く出てこないのだ。このレポートには7名ほどの研究員が参加しているが、その代表として、日本人の辰巳由紀主任研究員の名で発表されている。一見、日本人が主導した論文(=日本の立場に重きを置いた論文)と見えなくもないが、そこは発信元が世界の安全保障を専門とするシンクタンクである。CEOも序文を寄せており、言うまでもなく、研究所の公式見解である。

stimson_report.jpg


 米国に取って東アジアの脅威とは支那と北朝鮮である。この両国に接する南朝鮮は、米国に取っても要衝のはずだ。にもかかわらず、安保専門の米シンクタンクは、距離のハンデはありながら、豪州により重きを置いている。レポートは、豪アボット首相と安倍総理の良好な関係も高く評価してはいるものの、日米豪の関係強化は本質的に、南朝鮮が如何に「あてにならない」国であるかの裏返しだ。

 聯合ニュース日本語版では、この件に関する記事は見当たらないが、FOCUS-ASIAの記事によれば、聯合はこの報告書の論旨を「最近、日米同盟主導で展開されている、アジア·太平洋安全保障秩序再編の議論の流れを一定程度反映している」と分析し、日本国内の極右学者たちと米国内知日派の学者の一部は、ワシントンを舞台に韓国が中国に傾倒していると安全保障秩序再編の議論の過程で韓国を含める必要がないという主張を展開している」としているそうだ。

 相変わらずお粗末な反日論から抜け出られず、冷静な現状分析ができない民族だ。米国が南鮮を完全に見放すことはあり得ないと思うが、最近の青瓦台の外交政策が、明らかに米の期待を裏切っていることも事実であり、このままであれば、信頼は失望に変わる。朴槿恵は、米大統領が外交音痴のオバマであることを天に感謝しつつ、足元を見つめ直すべきだ。少なくとも日本政府は、この厄介な隣国が自国の立場に気付くまで、放置を決め込むのが得策だろう。

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[ 2015/04/21 07:15 ] 外交 | TB(0) | CM(7)
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