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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2015年04月17日

またもブーメラン ~ 「電波止めるぞ!」とメディアを恫喝した民主党が自民党を批判できるのか!?

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 ブーメランとは、実は民主党のためにある言葉である。批判することこそが仕事だと考えているこの政党は、難癖とも言える批判を自民党政権に対し、矢継ぎ早に浴びせる。しかし、その批判の多くは、過去の民主党の言動をも対象にすべきものなのだ。

 民主党を標的とするブーメラン現象は数々あれど、私は、彼等の最大級のブーメランが、2008年、麻生政権に向けられた、「政権交代こそが最大の景気対策」という、ルーピー幹事長(当時)の発言だと考えている。「政権交代こそが最大の景気対策」とは、根拠を全く持たない妄想に過ぎないのだが、彼等はそのことを真顔で言っていたのである。民主党政権時の株価が8000円台とすれば、現在の株価は2.5倍に届きそうなほど上がっている。いみじくも、民主党はブーメランの直撃を喰らい、安倍政権に交代することによって「最大の景気対策」という珍説を証明してしまったのだ。

 今日、自民党の情報通信戦略調査会が、NHKとテレビ朝日の経営幹部を呼び、最近問題となっている報道番組の内容に関して直接事情を聞くことになっている。NHKからは、クローズアップ現代のやらせ問題を聞き、テレ朝からは、報ステでの古賀茂明の発言について話を聞くというのが報道で伝えられる内容だ。これに対し、野党が「圧力だ」「報道の自由を侵害する」といきり立っている。

 中でも話題なのが、NHK出身の民主党、安住国対委員長代理である。安住は自民党の対応に対し、「特定の番組の中身をめぐって、自民党が事情聴取をするというのは、言論の自由という民主主義で最も守らないといけない領域に触れるおそれがある」と発言し、「特定の番組について、政治は口出しすべきではない」と批判を展開した。

民主党 安住


 この安住発言も、またひとつのブーメランである。何故なら、野田政権時代、反日ガイコツこと輿石東が、もっと露骨で強硬な圧力を、放送メディアにかけていたからだ。現代ビジネスのシリーズコラム「永田町ディープスロート」に、2012年3月、以下の記事が掲載された。

「電波止めるぞ!」 民主党幹部が目の敵にする表現の自由 (現代ビジネス)

間違った情報ばかり流すなら、電波を止めてしまうぞ!政府は電波を止めることができるんだぞ。電波が止まったら、お前らリストラどころか、給料をもらえず全員クビになるんだ

 いまどき、こんな暴言を吐く政治家がいたとは驚くほかないが、これは民主党の輿石東幹事長の発言である。

「2月23日の幹事長番記者たちとのオフレコ懇談での発言でした。『野田政権が、税と社会保障の一体改革から社会保障の部分を切り離し、消費増税法案を先行させる見込み』というフジ他各社の報道を問題視し、『間違った情報を流しやがって!裏を取っていない情報を流すな!』と恫喝した」(大手メディア幹部)
(中略)
 それにしても、野田政権幹部のメディアに対する高圧的な姿勢は悪質だ。輿石氏は2月1日にも、朝日新聞の見出しが気に入らないとして、「またやったな!政治部長を呼んで抗議するからな」と吠えている。

 前原氏も、産経新聞に「言うだけ番長」と揶揄されて激怒し、同紙記者を会見から排除。与野党からの批判で撤回したが、政治家としての器量の小ささを、自ら曝け出した。

 さらにポスト野田の有力候補とされる玄葉光一郎外相も、2月9日の番記者とのオフレコ懇談で、沖縄の米軍基地再編問題に関する報道が気に入らないとして、「とくに共同通信の解説が酷い」などと、くどくどクレームをつけたという。

 かつて小泉進次郎議員から「自由があるのが自民党。自由がないのが民主党」と揶揄された民主党だが、意に添わない報道を目の敵にする姿勢は目に余る。

 この人たちには報道や表現の自由という常識は通じないらしい。


 記事元が週刊現代だから、眉に少々唾を付けて読む必要があるかもしれないが、民主党というのは体質的に、自由というものの意味を、自分の都合で変えてしまう政党なのである。民主党政権時には、防衛省通達問題関連という言論弾圧もあった。産経の阿比留記者がチャンネル桜で語った名言に、「サヨクの人たちは、自分たちが野にいるときは自由だ、人権だ、民主主義だというが、自分たちが権力の座に着くととたんにそれを弾圧するようになる」というものがある。輿石、前原、玄葉などの対応は、ご都合主義の民主主義なのである。

 なんでもかんでも物事を相対化してはならないと思うものの、少なくとも、民主党に言論の自由、報道の自由などと言う資格はない。「電波止めるぞ!」 というのは、明らかに脅迫である。幹部を呼んで、放送法に抵触する可能性がある事案について質問することとは、まるで次元が違うのだ。

 まったく、民主党のブーメラン好きは相変わらずのようである。

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