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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2015年04月16日

加藤前産経ソウル支局長の軟禁解除と、頓珍漢な人々

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 産経新聞の加藤達也前ソウル支局長が軟禁を解かれ、一昨日帰国した。安倍総理は昨日早速、加藤氏を官邸に呼び、「ご苦労様でした」と労った。南鮮外交部の報道官が、加藤氏の出国に際し、「これを外交問題化しようとすることは望ましくないという立場に変わりはない」と語ったが、安倍総理は加藤氏を官邸に呼ぶことによって、「これはまさしく外交問題だ」と逆の見解を発信したのである。記者団の前で加藤氏と記念撮影をするような嫌味なことはしなかったし、静かではあるが、確固たる発信だ。

加藤達也産経新聞前ソウル支局長


 この騒動について、政界のコメントで素っ頓狂なものがふたつある。ひとつは、お馴染の二階俊博のコメントだ。二階は、「両国がこれから友好親善に努め、こうした問題を生じさせないような努力をする必要がある」と語っている。まるでこの問題における責任が、日本と南鮮双方にあるかのような発言だ。拙ブログでも二階のことは度々批判してきたが、こういう発言をするから反発を受けるのだ。加藤氏の基礎及び出国禁止については、今更言うまでもなく、全面的に南鮮側に責任がある。

 同じ次元で、公明党山口代表のコメントもおかしい。山口は記者団に、「両国がこれから友好親善に努め、こうした問題を生じさせないような努力をする必要がある」と語った。友好親善を阻害しているのは、一体どちらなのだ。慰安婦捏造、徴用工訴訟、仏像窃盗、竹島不法上陸と天皇謝罪要求・・・。数え上げたらきりがないが、挑戦的なのは南鮮である。今まで寛容すぎた日本人が正当な反発を表明しただけである。素っ頓狂というか頓珍漢というか、ここまで南鮮の立場を慮る必要があるのか。

 大問題であるにもかかわらず、この事案に対する南鮮メディアの日本語版での扱いは極めて少ない。朝鮮日報が、「韓国政府が日本に対し関係改善に向けたシグナルを送った」との外交筋の見方を伝えたというが、朝鮮日報日本語版にはその記事が存在しない。関係改善に向けたシグナルとは恐れ入る。関係改善とは、物事をプラスに転じるという意味と私は考えるが、昨日書いたように、加藤氏は依然係争の渦中にあり、マイナス状態は今も続いているのである。柳興洙駐日大使は、「ひとつの国で良いことをしたら相手の国も何かをしてくれるという形で、お互いに良いものを交換すれば、それが首脳会談にもつながる」と述べたというが、加藤氏の軟禁解除が「良いこと」ではなく「当然のこと」である。全く論評にも値しない。

 朝鮮日報は、「歴史・領土問題と安全保障・経済問題を分離して日本に対応する“二股戦略”を本格化するという観点から、韓国政府が“出国禁止解除カード”を切った」という分析が有力だと伝えているそうだが(産経伝)、安全保障も経済も支那寄りになり、米国の機嫌を損ねているのが今の南鮮だ。いずれにしても、明らかに遅すぎる判断だ。この事案は、日本人の南鮮に対する不信感を増長させる以外、何の効果も持たなかった。

 日韓議員連盟会長の額賀元財務相が、「日韓首脳会談が実現できる環境づくりのために、引き続き全力を尽くしたい」と強調したそうである。米国のアジア政策の一環で、日本が首脳会談実現に向けて米国に協力しなければならない事情もある程度は理解する。けれど、朴槿恵としては過度な日本への譲歩は国民の発狂を誘発するため、出方は難しいだろう。首脳会談は無理にしてやる必要はない。日本政府は、もっとじっくり、青瓦台に色々なことを「考えさせる」べきである。


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