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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2015年04月14日

民主党の消滅を予感させる統一地方選前半戦結果

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 私は安倍政権の支持者だが、日々政治を見ていて、健全な野党が必要だと強く感じる。野党の健全さとは何かというと、決して反対のための反対をする「なんでも反対」野党ではなく、政権に対案を示せる政策集団である。仕事をしているので国会議論をチェックする時間は少ないが、上げ足取りと粗探ししか伝わらない国会では、政治への関心というのは薄れて当たり前である。

 今回の統一地方選前半戦。道府県議選では、自民党が大阪府を除く40道府県で第1党となり、24県で過半数の議席を得るという圧勝。共産党が30議席以上を積み増しして躍進したが、一方で民主党は82議席を減らし264議席に終わり、政令市議選の当選者数で、共産党に抜かれ「第4党」となる体たらくである。枝野幹事長は、「民主色を明確化した所は十分に戦えた」と強弁するが、完全なる敗北であろう。一夜明けた党本部は「お通夜のような雰囲気」だったそうである。

枝野幸男


 メディアは早くも、低投票率や無投票当選などを材料にして、「信任を得たと言えるのか」という論陣を張り始めたようだが、その責任を当選者とその政党に負わせるのは筋が通らない。低投票率の犯人は二者存在する。一方は、明らかに、棄権した有権者だ。投票は民主主義の根幹であり、メディアもたまには読者・有権者におもねるのではなく、棄権した者を大いに批判すべきだ。

 そして、低投票率のもう一方の犯人は、民主党である。昨年末の総選挙もそうだったが、民主党は候補者を擁立することさえ躊躇い、有権者に対立軸を示すことさえできなかった。低投票率以前に、「低擁立率」だ。有権者がシラけるのは無理からぬことで、この有様では野党第一党としては完全に失格である。一部には、沢山の候補者を擁立して勝率が更に悪くなれば、現執行部の責任問題に発展するため、敢えて擁立を絞ったという分析も聞かれる。もしそうなら、保身のための地方選だということになる。

 「共産党が躍進」と書いたが、これは共産党の固定支持者のほかに、ある程度の無党派層が流れたということを示している。恐らく、その流れた無党派層にしても、共産党が地方議会をリードする存在になると思っているわけはない。自民党は嫌だが、その対立軸となるべき民主党の顔も政策も見えないのだ。つまり、選択肢になっていないのである。野党第一党にとって、これほどの屈辱はないはずだ。

 現に、私の選挙区では、「民主党隠し」が堂々と実行された。その候補者は、民主党候補でありながら、政策グル―プの名称を全面に押し出し、ポスターは目を凝らしてみないと分からないほど小さな字で民主党の政党名。一種の詐欺である。当の候補者ですら、民主党の看板は重荷なのである。

 選挙に負けても執行部に出てくるのは同じ顔。議会では粗探しと上げ足取り。これで支持を!と叫んだところで、有権者の心には響かない。民主党は消える運命にあると実感した、統一地方選前半戦である。

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