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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2015年04月08日

教科書検定 ~ 朝日新聞が求めるのは「無国籍教科書」だ

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 今やほとんど存在感がなくなった民主党。国会審議はつまみ食いでしか確認していないが、報道に触れる限りにおいては、ロクな質問者もいないようである。そんな民主党は、政権批判をするときのみ、水を得た魚のように生き生きとする。昨日書いた教科書問題だが、民主党政調会長の細野豪志は、今回の教科書検定結果について、「教科書の記述の幅がかなり狭まったとの印象を受ける」と批判した。

 細野は、歴史問題などの記述に閣議決定などの政府見解の反映を求めたことについて、「時の内閣によって閣議決定はできる。政権の意向が短期間で反映される可能性もある。検定制度としていいのか疑問を持つ」と述べ、更に「教科書が政府公報のようになるのであれば、非常に違和感を覚える」と批判した。同日の朝日新聞の社説、「検定発表―教科書はだれのものか」をなぞったような論旨で、細野は朝日新聞によって大いに啓蒙されたようである。

教科書


 朝日新聞は7日の社説の冒頭で、「教科書は、国の広報誌であってはならない」と書いている。細野の会見で引用されたフレーズだ。中身は概ね下記のようなものになっている。

「検定発表―教科書はだれのものか」 (2015/04/07 朝日新聞社説)

 領土問題は、社会科の全社が扱った。「日本固有の領土」「竹島を韓国が不法に占拠している」など編集の指針をなぞる社が多い。相手国の主張や根拠まで扱った本はほとんどない。
 これでは、なぜ争っているか生徒にはわからない。双方の言い分を知らなくては、中韓やロシアとの間で何が解決に必要かを考えるのは難しいだろう。
 文科省は答えが一つでない問いについて、多様な人々と話し合いながら解決の道を探る力を育てようとしている。その方向とも相いれない。
 社会科の教科書は、国が自分の言い分を正解として教え込む道具ではない。
 子どもが今の社会や過去の歴史、国内外の動きを理解するのを助けるためにある。
 政府の見解を知っておくことは悪いことではない。ただ、それは一つの素材に過ぎない。
 例えば戦後補償問題の場合。戦争で被害を受けた人々の証言、彼らの生きた戦後、中韓や欧米、国連の動きも併せて紹介し子どもが考える。そんな教科書が求められるのではないか。
 どんな教科書をつくるかは、出版社が判断することだ。国の検定は控えめにすべきである。
 政府見解は絶対的なものではない。時の政権で揺れ動く。
 検定でそれを書くよう強いれば、合格がかかるだけに教科書会社や執筆者は萎縮し、政府の主張ばかり記すようになる。
 教育内容が国に左右される危うさを、この社会は先の大戦で痛感したのではなかったか。(以上、抜粋)


 この社説は、私には、「日本は国であってはならない」という主張に思える。朝日は、竹島における「南鮮の主張」、北方領土における「ロシアの主張」を、日本のそれと同一で語れというのだ。言い換えるなら、朝日は、日本の教科書は無国籍であるべきだと言っている。いくらなんでもそんな教科書、誰が有難がって使うのか。
 そもそも、領土問題において南鮮による不法占拠はロシアによる不当な北方領土領有は、動かしようがない歴史の事実である。政府見解を取らずとも、その記述があって当たり前なのだ。逆に、朝日新聞が言うように、この事実が「時の政府で揺れ動く」なら、その政府は日本の政府ではなく、他国に取り込まれた傀儡政権である。こと領土問題における政府見解が「一つの素材に過ぎない」という朝日新聞は、まるで傀儡新聞であることを自ら吐露しているようなものだ。

 朝日は、「教育内容が国に左右される危うさを、この社会は先の大戦で痛感したのではなかったか」と書くが、これは恐らく、戦前戦中の教育の事を言っているのだと思われる。しかし、日本の教育を根本から腐らせたのは、戦後のGHQによる思想の弾圧、価値観の押し付けなどの教育改悪であり、そのGHQ占領政策を引き継いだ日教組や東大閥等の左翼教育人、進歩的文化人らであろう。朝日だから両論併記をする意思が元々ないのはわかるが、こういう書き方をするから、偏向新聞だと言われるのだ。

 「日本は国であってはならない」と主張する朝日新聞も醜悪だが、それに安っぽく乗っかる細野豪志の薄っぺらさも救いようがない。

 朝日新聞は、「教科書は、国の広報誌であってはならない」と主張する前に、特定アジアの広報誌であることを止めよ。

教科書は「天皇」と「自衛隊」をどう教えているか
西村幸祐著
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