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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2015年03月19日

枝野幸男よ、断言するが、民主党に2度目の政権運営の機会などない

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 ブログを書いて5年と少しになるけれど、ほぼ毎日ブログを更新し続けるとなると、モチベーションというのがブロガーには絶対に必要だ。私の場合もいくつかあり、その代表格をあげれば朝日新聞や進歩的文化人、東京裁判やその後のGHQによる日本占領政策などがそれに当たる。中でも最もモチベーションをかき立ててくれるのが、他ならぬ民主党だ。この政党に関していえば書く材料に事欠かず、しかも常に新しいネタを用意してくれるのだから、実は民主党サマサマなのだ。

 野党にとって、幹事長のようなスポークスマン的な立場に誰を充てるのかというのが、代表と同じくらいに重要である。民主党はそこに、枝野幸男を充てた。民主党というのは、過去にいくら失敗をおかしても、何もなかったような顔をして相変わらず全面に立つことができる政党なのだろう。その枝野から、またお笑い発言が飛び出した。

民主・枝野氏「安倍総理も2度目」政権復帰へ意欲 (テレ朝ニュース)

 民主党の枝野幹事長は、安倍総理大臣を引き合いに出して、民主党が政権交代可能な政党だという考えを示し、政権復帰に全力を挙げる姿勢を強調しました。

 民主党・枝野幹事長:「あの安倍総理でさえ、1回目は政権回せなくてごちゃごちゃだったのが、さすがに2度目は、やっている中身は僕は問題だと思いますけれども、うまいよねと、政権運営については
 枝野氏は、安倍総理が2度目の総理就任後、安定した政権運営を行っていることを引き合いに出しました。そのうえで、「我々も3年3カ月の政権の経験を積ませて頂いたなかで、経験ノウハウは十分得させて頂いた」と述べて、民主党が政権交代可能な政党の1つだと強調しました。さらに枝野氏は、「もう1つの柱としてしっかり立っていく。そのために党一丸となって頑張っていこうと決意した」と述べて、岡田代表のもとで、民主党の政権復帰に全力を挙げる考えを強調しました。民主党は29日、岡田代表就任後初めての党大会を開き、政権交代に向けて今年が「党再生の重要な年」と位置付ける活動方針を確認する予定です。


枝野幸男


 いまだに政権復帰という野望を捨てていないらしい。この枝野は、先週の土曜日にクリミアへの巡業から帰国したルーピーに関し、「元自民党」という表現を使ったことで怒りと失笑を買った。鳩山と菅直人という、日本の憲政にとって恥部としてしか残らないであろう宰相を2名も担ぎ出し、国益を著しく毀損した責任など、もうとっくに忘れているのだ。忘れているというより「感じているのか?」と問い質してみたくもなる。野田佳彦の存在感はいまや何処にもない。まぁ、元首相という立場を利用して活動する鳩山、菅、小泉、細川などに比べれば、野田の振る舞いはいくらかマシだと言えるのかもしれないが。

 枝野は、政治家としての姿勢の本質的な部分を取り違えている。安倍晋三という政治家は、第一次政権の無様な退陣によって「失敗した政治家」の烙印を押されつつ、その政権運営を反省し、もし二度目のチャンスがあれば自分はどうするかという課題を常に頭の真中に置き、野を歩いて来た。一方、民主党が野で行ってきた活動は、単なる票集めでしかない。当時の民主党にとって、政策など、夢を語るレベルのものだった。主要政策の財源すら確保できなかったのが良い例だ。民主党の大サポーターである北大教授の山口二郎は、岩波「世界」の中で、「政権交代は日本の民主政治にとってそれ自体目的である」と書いたが、まさにその言葉通り、単に政権交代という大仕事が民主党のゴールだったのだ。

 中西輝政先生は、著書「救国の政治家 亡国の政治家」のなかで、民主党を端的にこう評している。

 民主党が近代的な政党となる上で、決定的な問題点を指摘しておかなければならない。それは、先進民主主義国の政権政党として、もはやあってはならない古い左翼性や、急進的で破壊的な価値観と思想傾向が、それも等の中枢部分に近いところに、しかもわざと見えにくい形で、強固に潜在しているということなのであり、そのことの深刻さははっきり指摘しないわけにはゆかないのである。(下線、ブログ主)


 もし民主党が、3年3ヶ月で経験を積んだというのであれば、国会審議でもっとまともな議論、国の進路に関する論戦を戦わせることができるはずなのだ。だが、毎日報道を賑わせている民主党の国会審議は、政治とカネであり、NHK籾井会長に対する責任追及だ。政治とカネは、野党の立場として取り上げるのは、ある程度はやむを得ないことだと思う。だが正直なところ、NHK会長のハイヤー代など、国の喫緊課題を議論する予算委員会に持ち出すこと自体が非常識であるとすら、個人的には思える。恐らく、集団的自衛権も憲法も、党内をまとめることができないため、真っ向勝負を挑めないのだろう。それこそ、「古い左翼性や、急進的で破壊的な価値観と思想傾向」という内部疾患によるものだ。

 安倍政権とて、ひとたび支持率が落ちるようなことがあれば、自民党のような政党はすぐさま安倍降ろしにかかる。安倍総理が2度目で概ね成功し、長期政権の道を開きつつあるのは、経済、外交、安全保障等の政策、政治理念等々が、国民に一定の理解を得ているからである。誰でも2度目に成功するわけではない。枝野の思考は度し難いほど単純だが、それは「ほとぼりが冷めれば国民はまた騙せる」と考えているからではないのか。

 民主党にとっての3年3ヶ月の政権の経験とは、国民にとっては不満、ストレスと怒りの経験でしかない。断言するが、民主党に2度目の政権運営などないし、そんな機会は与えてはならないのだ。

救国の政治家 亡国の政治家――吉田茂から安倍晋三まで、歴代総理の器量
中西輝政著
「救国の政治家 亡国の政治家」
吉田茂から安倍晋三まで、歴代総理の器量


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