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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2015年03月16日

せっせと反日を「出前」する大江健三郎と、安倍政権が作る「新しい時代」

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 大江健三郎が、10日、ジャーナリストの鎌田慧と、原発の再稼働反対を訴える会見を開いた。大江は、先ごろ来日し、脱原発をアピールした独メルケル首相の発言を持ちあげ、ドイツの政治家と日本の政治家の違いとメルケルを大絶賛。慰安婦問題の解決に利用した民主党岡田代表と同様に、メルケルの言質から最大の政治的効果を得ようと試みた。

 ただ、会見の内容を確認すると、大江は日本の脱原発を要求するのだけれど、周辺国、例えば支那や南朝鮮の原発については何ら言及していない。以前、「ダチョウの平和論」で書いた通り、支那や南鮮が日本海側沿岸に建設する原発がひとたび事故を起こせば、放射能汚染は確実に日本を襲う。この論理の建てつけは護憲論と同じで、周辺国の事情を何ら考慮せずに、日本のみを武装解除するというという発想と同じだ。大江らが日本政府に脱原発を迫るのは勝手だが、同じことを支那や南鮮にも言ったらどうなのだろうか。

 大江のような反日分子は南鮮や支那にとっては非常に便利な存在だ。ノーベル文学賞受賞者という看板を引っ提げて、反日を「出前」してくれるのだから、これほど重宝する“反日広告塔”はいない。今回はなんとかフォーラムというイベントに参加した大江は、一方的に安倍政権を糾弾した。

訪韓した大江健三郎氏「日本は戦争の反省を通じ新しい現実を作る想像力を持つべき」 (ハンギョレ新聞)

 大江氏は「私は戦後世代として10〜20歳のときに戦争後の新しい社会を想像する中で、私の仕事に関連するすべての感受性を育んだ。一方、安倍首相はその時期を最も思い浮かべたくない、恥ずかしい時代だと思っているようだ。安倍首相は第2次大戦を経験しなかったし、その時日本がいかに恐ろしい犯罪を犯したのかについて、想像もできないようだ」と安倍政権に照準を合わせた。 「安倍首相は戦後10年の間、日本社会が民主的で人間的なもののために努力したことをすべて否定した上で、新しい時代を作ろうとしている」と診断した彼は、「より大きな問題は、日本人の半分以上がこのような政権に賛成票を投じていること」にあるとし、安倍首相を支持する日本社会の雰囲気についても懸念を示した。さらに「日本がアジアに対して、特に朝鮮半島、韓国国民にいかに大きな犯罪を犯したか。私は日本がこれに対して十分に謝罪したとは思わない」と述べた。(以上、抜粋)


大江健三郎


 ノーベル賞をという看板を掲げた活動家と称するのが適当ではないかと思われる。どうしたらこれほどまでに自国のことを嫌いになれるのか、私には想像もつかないけれど、80にもなってこれだけ反日が血肉化されていれば、そのままで人生を終えるのだろう。

 日本社会の「民主的で人間的なもののための努力」とは、一体何を指しているのか不明だ。通訳を試みれば、こういう反日イデオロギーの塊のような人たちは、「日本だけが悪かった」という認識のもと、米国が戦後の日本に植えつけようとした日本悪玉史観、および、共産主義者らの工作によって日本人の心に植えつけようとした、天皇を中心とした日本的価値感の破壊のための努力と言い換えても良いのではないかと思う。

 大江の、「(安倍政権が)新しい時代を作ろうとしている」という指摘は、実は正しい。慰安婦問題の発端となった朝日新聞記事は取り消され、河野談話は実は日韓両政府の談合であった事実も明るみになった。歩みは遅いが、日本人は徐々に自信を取り戻しつつある。そういう時代は、「反国家」を看板に活動する大江のような人物にとっては住みにくいのだろう。安倍政権に対する支持率が、朴槿恵への支持率のようにじり貧にならず、いまだに50%近い数字を維持しているのは、まぎれもなく国民の支持なのだが、その支持率まで批判するようになっては、大江の論理が既に破綻しているとしか考えられない。

 大江の言う「恐ろしい犯罪」とは、慰安婦問題のような捏造の物語の中の出来事だ。「ハルモニの存在こそが慰安婦問題の証明だ」としか言えなくなってきている南鮮側の論理は、大江には奇怪なものとして写らないのだろうか。私なんぞ、あの大江のメガネの円形レンズを取り変えてあげたくなってしまう。

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