FC2ブログ

私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2015年02月26日

文民統制を曲解する朝日新聞 ~ 根底にあるのは軍や軍人への偏見だ

← 応援クリック、ありがとうございます。

 まったく朝日新聞には、毎日のようにブログに取り上げる材料(ネタ)を提供してもらい、感謝!感謝!の日々である。(勿論、皮肉w) 朝日新聞とは世を惑わす邪悪なメディアだが、私個人にとっては、「そこまで言って委員会」の田嶋陽子的存在でもある。一生懸命持論を述べるのだが、的を大きく外しているため、他のパネリストに集中砲火を浴びる。恐らくあの番組にとっての田嶋陽子とは、真っ当な主張をより引き立たせるための名脇役なのである。私にとって朝日新聞とは、田嶋陽子の主張のように耳をふさぎ、顔を背けたくなる存在であると同時に、「反面教師」的存在であり、左側が何を考えているかを伝えてくれる、恰好の媒体でもある。

田嶋陽子


 25日の朝日新聞の社説は、安倍政権が取り組む防衛省設置法第12条の改正、いわゆる「背広組」と呼ばれる官僚と、「制服組」と呼ばれる陸海空自衛官の優劣を撤廃し、対等の立場に置く「内幕対等」に猛反対する内容だった。

 軍事関係を書くときの朝日の論説は、特に情緒的になる。25日の社説は、このような書き出しで始まる。

自衛隊の統制―抑制が生み出す信頼 (朝日新聞)

 「制服組」と呼ばれる陸海空の自衛官より、「背広組」と呼ばれる内局官僚が優位に立つ――。そんなこれまでの仕組みを、防衛省が見直すという。

 実現すれば、制服組は背広組と対等の立場になり、制服組の軍事的な意見が政治に反映されやすくなる可能性がある。

 こうした防衛省内の力関係の変化が、自衛隊にどのような影響を及ぼすのか。文民統制(シビリアンコントロール)を担保する観点から懸念がある。

 文民統制は、軍事に対する政治の優位を意味し、ひいては有権者が内閣や国会を通じて自衛隊をチェックすることだ。

 日本では文民統制を確保する手段のひとつとして、背広組が防衛相を補佐する体制をとってきた。戦前・戦中に軍部が暴走して無謀な戦争に突き進んだ反省から生まれた措置である。

 旧日本軍と別の組織だとはいえ、自衛隊は武力行使ができる唯一の組織であり、政治が統制しなければ民主主義の基盤を損ないかねない。背景にはそんな考え方がある。(後略)


 まず「文民統制」をおさえておく必要がある。文民統制とは、軍事に対する最終的判断や決定権を、軍人ではなく我々有権者が選んだ政治家が持つという原則の上に成り立つ。従って、最終的な責任は有権者にある。朝日が言う「チェック」だけでは足りないのである。一方、シビリアン(文民)による選挙で選ばれていない木端役人には、直接的な権限も責任もない。もしあるなら、文民のコントロール(統制)から逸脱することになる。

 何故か朝日は、戦後の防衛省の体制が、この「背広組」という「文官」によって抑制されてきたと主張している。言い換えるなら、文官の統制がなければ、軍部が暴走しかねないという警告である。文官が軍人を抑制しなければ、「戦前・戦中に軍部が暴走して無謀な戦争に突き進んだ」ようなことが再び起こりかねないと主張しているのだ。

 「軍部・軍人は暴走する」 ―― これこそ、朝日新聞が戦後社是としてきたテーゼである。「軍隊がいるから戦争がおこる、または戦争に巻き込まれる」という稚拙極まりない左翼の言霊信仰とも言うべき主張があるが、朝日は「軍は必ず暴走する」という仮説・テーゼの上で、根拠ない議論を戦後ずっと掲載してきた。兎に角、軍や軍人には冷たく、そしてありったけの偏見を以って論じ、あからさまに差別してきた。

 その典型例が、田母神論文が取り沙汰された時、社説「空幕長更迭―ぞっとする自衛官の暴走」 (朝日新聞 2008-11-01)で、田母神氏を「こんなゆがんだ考えの持ち主」とありったけの侮蔑を込めて罵り、「これはもう文民統制の危機だ」と煽った件である。田母神氏は自分の意見を述べただけであり、制服組で在るが故にコントロールされる側の人物である。それが何故「文民統制の危機」なのだろうか。要するに、根底にあるのは、軍人に対する偏見なのだ。そのような偏見こそ、慰安婦問題で誤報を発信し、国際社会に誤解を撒き散らしておきながらそれを放置し続けた、朝日の「精神」なのだ。

自衛隊は国の宝


 自衛隊は国の宝である。むしろ、自社が徹底的に後押しして誕生させた民主党政権下で、ルーピーは「日本列島は日本人だけのものではない」と言い張り、菅直人にいたっては、総理大臣になるまでその立場が自衛隊の最高指揮官だという一般常識すら知らなかったと事実、そしてそれら総理大臣が日本の国防を危うくした事実こそを、朝日新聞は反省すべきではないのか。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
当ブログはブログランキングに参加しています。ご面倒ですが、是非ともバナークリックをお願いいたします。
にほんブログ村 政治ブログへ
バナーが表示されない場合はこちらから。
人気ブログランキング | にほんブログ村 政治ブログ | FC2 ブログランキング

[ 2015/02/26 07:19 ] メディア | TB(0) | CM(8)
カレンダー
01 | 2015/02 | 03
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
Banners
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ



憲法改正を実現する1,000万人ネットワーク 美しい日本の憲法をつくる国民の会
twitter
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ