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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2015年02月18日

安倍談話から「植民地支配」と「侵略」を外すなと主張する、岡田克也の無教養

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 民主党の岡田克也代表が「今日からTwitterを開設します」と宣言したのが2月13日。この最初のツイートは800近くリツイートされ、幸先良いスタートと思われたが、その後のツイートのリツイート数は15ほどと泣かず飛ばずの様相だ。最も気合が入るはずの衆院本会議の代表質問に先駆けて、「民主党を代表して岡田克也が登壇致します」とツイートしたのがせいぜい40RTほどに留まり、何だか、哀れみに近いものさえ感じさせる。


 フランケンくん・・・・もとい、岡田は、その晴れの代表質問において威勢よく演説(質問)したが、30分余りの質疑はほぼすべて批判に費やされた。「何でも反対の民主党」復活劇である。質問の中で岡田は、今夏に政府が発表するとされる戦後70年談話に関し、ドイツの敗戦40年にあたる1985年に連邦議会で「過去に目を閉ざす者は、現在にも盲目となる」というドイツのワイツゼッカー元首相を引き合いに出し、総理を牽制した。そして、「植民地支配や侵略などの言葉は、70年談話にも必ず含まれるべきだ」と力説した。

 以前にも書いた通り、朝日新聞や民主をはじめとする左派政党の主張が示すのは、少なくとも「植民地支配や侵略」といった、左派にとっての確信的部分については、安倍談話にコピペせよということである。だが、新談話の内容がコピペで済まされる程度のものであれば、そもそも安倍談話など必要ないのだ。「村山談話をトーシューします」と、オウム返しのように機会的にリピートすれば良いのである。

 第一、ドイツを引き合いに出して日本政府に謝罪を求める岡田克也自身が、「過去に対して盲目」ではないのか。ドイツは戦争において、民族の殲滅を意図した殺戮を行った。ユダヤ民族の血を根絶やしにすること目的とした大量虐殺であり、近現代では他に類を見ない残虐行為だ。ドイツのそれに比する行為が日本にあったと主張するなら、それは「歴史に盲目」以前の問題で、朝日新聞と同く、岡田克也は反日イデオロギーの散布役宣言をしたのも同然なのだ。

 支那により東シナ海ガス田開発と、日本側の抗議に対する傍若無人な対応が話題になったころ、故中川昭一氏はこう語ったという。

「まあ、中国批判はたやすいんだけど、むしろ『誠意を持って話せば分かる』と言うようなことばかり言って行動しない、きちんと対抗しない日本側のほうが問題だ。政治は自国の国益を守るのが第一だ。私が中国の政治家なら、やはり今の中国のようなやり方をすると思う。より大きな問題は日本側にあるんだ」


 さて、一方のフランケンくん。尖閣沖支那漁船体当たり事件が起きた直後の2010年9月25日、奈良市内で記者団にこう語った。

「私は、中国にとってももう少し冷静に対応された方がいいのではないかと。国際社会の中で、民主主義国家ではないし、自由とか人権とかそういう観点で少し違うと言うことが、みんな分かってはいると思うが、こういうことがあからさまになってしまうということは、やはり決して中国にとってプラスじゃないと思いますし、がっかりしている日本人も多いのではないか」


 ガス田事案に対する中川氏の対応は、土曜日のブログで書いた通り、一貫した国益追求型のものだった。それに対し、尖閣事件のような大騒動が起こった直後の岡田は、支那の立場を慮り、「中国様、お気をつけください」と言っているのだ。まるっきり真逆である。そしてこの言葉こそが、岡田の対特亜路線を象徴しているように思える。(発言の引用は、阿比留瑠比著「破壊外交」より)

 朝鮮日報は16日の社説で、まるで岡田克也と事前の打ち合わせでもしたかのように、「安倍首相は先日、日本の国会答弁で第二次世界大戦70周年にあたり出す新たな談話に「侵略」などの言葉を入れない可能性があると述べた。河野談話を損なったのに続き、村山談話など既に発表した複数の談話まで否定する後退的内容なら、韓日関係は破たん状態になり得ることが分からないはずはない」と書いている。

 池上彰氏は「メディアが『国益』と言い始めたらおしまい」と言ったが、朝鮮日報はまさしくこの言説が、他国から見るとかなり偏狭ではあるものの、国益に資すると思って書いているのだろう。岡田の「安倍談話に植民地支配と侵略という言葉を入れろ」という要求が、南鮮の国益に忠実に沿ったものであることは、開設するまでもなく明らかなのだ。

 民主党は、政権時の外交における致命的な失敗をまだ分かっていない。かといって、もう政権与党に返り咲く可能性もないのだから、せいぜい批判するぐらいしか役回りがないのも事実である。先の総選挙の敗北から立ち直るために擁立した代表がこのレベルだから、せいぜい先は知れている。

 しかしまぁ、ドイツと日本の違いぐらいは明確に理解してもらいたいものだ。


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[ 2015/02/18 07:14 ] 外交 | TB(0) | CM(9)
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