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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2015年02月17日

与那国町の自衛隊配備に関する住民投票は、民主主義ではなく「政治工作」だ

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 昨日、たかじんのそこまで言って委員会に出演していた井上和彦氏が、2月22日に行われる与那国島の住民投票の話をされていたので、その件について調べてみようと思ったら、既に15日に産経新聞が取り上げていた。

 井上氏が語っていたこととは、既に決定済みで施設の造成工事も進行中である「与那国島への自衛隊誘致」について、反対派が住民投票を要求し、その善し悪しについて民意を示そうというものだ。ところが、この住民投票とは、所沢市の「学校にエアコン」の是非を問うようなものとは似て非なるもので、その投票権を中学生以上の島民と外国人にまで与えるというもの。まさに、住民投票という仕組みの乱用と言わざるを得ない。

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大阪からわざわざ出掛けて行って、自衛隊配備に反対する労組系団体

 沖縄県八重山郡与那国町は、人口1,548人(2014年12月)の小さな町である。台湾から目と鼻の先に位置し、東シナ海における支那の強欲で乱暴な所業が顕在化する中で、この島は日本の島嶼防衛の象徴的な場所となる。与那国島には集落が3つあり、中心地の祖納地区と西部の久良部地区に警察官が1人ずつ常駐するだけである。島から支那の船が目で確認できるほどの土地でありながら、「拳銃2丁で守られている国境の島」と、島の人は語る。自衛隊配備は、防衛自体もさることながら、国境の島における過疎化を防ぎ、実効支配を強固なものにするという狙いがある。

 民意を一方向に煽り、自衛隊配備を阻止しようとする勢力にとっての常套手段は、「不安を煽る」という古典的なものだ。「自衛隊が配備されれば、いつか米軍も来る」「自衛隊が配備されれば標的になる」が典型的な例だが、反対派はことこの件に関して、配備される監視レーダーによる健康被害を取り上げ、「レーダーの電磁波が『私たちをむしばむ』」などと、荒唐無稽な論陣を張っているという。無論、科学的な根拠などないのだろう。彼らにとって、住民の不安を煽り、その不安によって「自衛隊配備反対」に住民の意思がたなびけばよいのだ。

 与那国町への自衛隊配備に関し、ひと頃「外間町長の迷惑料発言」が物議を醸したが、町長の発言は少々軽率であり、左派メディアの恰好の餌食となったものの、この町は、軍事基地反対という全体主義が沖縄を覆う中、積極的に自衛隊を誘致しようとした町である。この動き自体に水を差してはいけない。

 与那国町での「住民投票を行うための条例」は、1月15日の町議会で、野党側賛成多数によって可決・成立している。この際、中学生以上の未成年にも投票資格を与えるとした野党側の言い分は、「島の未来を考えてもらいたい」ということだと、NHKは伝えている。馬鹿を言ってもらっては困る。子供に投票権がないのは、物事を大局的に判断できる年齢に達していないからだろう。外国人の投票と合わせ、これらは憲法違反ではないか。普段、護憲!と騒ぐ輩が、自分等のイデオロギー達成のために子供を利用することなど、恥を知れと言いたい。

 言うまでもなく、国防は国の専権事項であり、加えて、この住民投票に法的根拠はない。結果がどうであれ、国は自衛隊配備を粛々と進めるべきだ。地元の方々も、プロ市民等のサヨクに愚弄されているばかりではないことを、民意としてしっかりと示して欲しい。この住民投票は、民主主義を装った工作と言って差し支えないだろう。ルールを逸脱した民意の反映は、民主主義と言えないばかりか、その対極を示すものだ。


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