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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2015年02月06日

報ステ「ISILよ、日本人はここに」で思い出す、朝日新聞の対靖國“報道テロ”

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 テレビ朝日のサイトには「コーポレートステートメント」という声明が掲載されており、その中の「テレビ朝日宣言」という部分には「迅速で正確な報道と良質な娯楽など様々なコンテンツを提供し、安全で豊かな生活の実現に貢献します」という宣言が載っている。「正確な報道ねぇ・・・」と、乾いた笑いが出そうになる。

 「正確な報道」を標榜するテレビ朝日に対し、外務省が2月3日、報道ステーションの報道内容が事実と異なるとして抗議し、文書による訂正要求を突き付けた。その報道を私は見ていないが、文書によれば、「総理の中東訪問自体を見直すよう進言」し、また、カイロで発せられた総理の政策スピーチについて「総理官邸が主導して作成された」とし、あたかも外務省の意に反して、中東訪問が行われ、スピーチの当該部分が作成されたかのような報道があったということのようだ。(参照元: 外務省のサイト

 テレビ朝日広報部は「放送内容は取材に基づくものだ。今後も正確な取材と丁寧な報道に当たっていく」としているが、安倍総理を貶めたいがために事実を歪曲(或いは捏造)したとは言いだしにくいのだろう。

 何かと話題なテレ朝だが、今度はYoutubeの公式チャンネル、 ANNnewsCHのアカウントが一時凍結されるという事態が起きた。現在は復旧しているが、報道機関としては赤っ恥ものだ。Youtube側の見解として、「暴力に関するYouTubeのポリシーに複数回のまたは重大な違反をしたため、このアカウントを停止しました」というテキストが表示されていたという。真偽のほどは不明だが、3日の放送で番組が、中東の何処に日本人が住んでるのか、日本人学校があるのか、日本企業が入ってるのか一覧表にしたパネルを提示しながら詳しく解説していたことが原因だと、ネットで専ら話題になっている。

報ステが中東の在留日本人情報を放送
報ステが中東の在留日本人情報を放送

 Youtube側が個別の理由について明言していないため、アカウント一時停止の理由が本当に3日の放送が原因だったのかは仮説の域を出ない。ただ、理由がどうであれ、報ステの放送内容は、テロリストにターゲットを教えるという意味において大問題である。そして、今回の報道で、性質が酷似した悪しき事案を思い出さずにはいられない。それは、朝日新聞が犯した「対靖國テロ」である。

 2006年8月12日、小泉総理(当時)の公約であった靖國参拝でメディアが騒々しく雑音を発する中、朝日は「靖国神社 懐寒し」と見出しを付けた記事を掲載した。見出し通り、靖國神社の財政難を取り上げた記事だ。「戦争世代」の減少により、大口の寄付が細り、遊就館の改修などの事業も響き、職員のリストラを進めていると伝え、靖國神社が所有する不動産、売却した土地などをリスト化した、嫌味な記事である。

 それだけなら「いかにも朝日らしい」と、靖國側はスルーすることもできたはずだ。だが、その記事には、「靖国神社の所有地」が地図に描かれ、職員寮(独身寮と妻帯寮)の所在地まで記載されていた。靖國には熱心な参拝者が多い中、急進的かつ過激な反対派が存在することは、8月15日に参拝したことがある人なら容易に想像できるだろう。その地図は、そういった反対派に「ここを狙え」と示しているようなものだ。この地図に怒った靖國神社は、8月15日当日の朝日新聞の取材を拒否した。文字通りの「出入り禁止処分」である。

 「出禁」を喰らった朝日新聞は、15日の夕刊で、「靖国神社が発行している社報などでも、具体的な地番まで公表されている」と、取材拒否に抗議した。朝日は、靖國神社崇敬奉賛会の会員らを中心に、熱心な崇敬者らを対象として、限られた部数で発行されている社報と、当時でも700万部以上発行され、駅に行けばすぐ買える大新聞を同列に扱い、記事内容の公正性を訴えたのだ。これが如何に常軌を逸した釈明であるかは、媒体の規模を比較すれば明らかである。

 他紙が朝日新聞の社宅や社員寮の所在地を掲載したら、朝日新聞は人権侵害と騒ぐだろう。テレビ朝日の社宅など存在する場合、その所在地が晒されれば、テレ朝社員が怒ることは火を見るよりも明らかだ。恐らく裁判沙汰にもなるだろう。ISILが「日本人を殺す」と表明し、危機管理モードが数段上昇したときに、「この国には日本人が沢山いるぞ」と宣伝することが何を意味するのか、そんなことも想像できないメディアに、報道の自由を語る資格などないのだ。

 ちなみに、5日の報ステを注意深く観ていたが、外務省の抗議にも3日の報道内容にも一切言及せず、なんら悪びれることなくいつもの調子で番組を終えた。偽善者が発信する有害番組というのは、こういうものか。



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