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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2015年01月24日
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後藤健二氏の母、石堂順子さんの不必要な脚色

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 恐らくほとんどの人が共感する主張や信条でも、シナリオや演出、脚色を間違えると、その主張や信条がとたんに説得力を失うということがある。昨日会見した、イスラム国に拉致され、命が危険にさらされる後藤健二さんの母親、石堂順子さんの主張が、まさにそういうパターンに陥った。


 会見の内容は支離滅裂である。血を分けた子供の命を救いたいという主張のみであれば、多くの共感を呼んだはずだ。だが、石堂さんは自ら、その主張から逸脱した。

「原子力を使い、地球を汚し、大気圏を汚して、そして何を求めようとするのか」
「原子力、原子爆弾、そういったものを研究して、私どもが感謝しなければいけない地球を壊していく。そして、そこで生活している弱者を悲しみの落とし穴に突っ込んでいく。」
「子どもたちが泣き叫び、体中の皮が剥けて、そんな悲惨な、無条件降伏をした国です。」
「日本は戦争をしないと憲法9条に誓った国です。70年間戦争をしていません。」


 石堂さんのこの反戦の主張、原子力に関する主張は、後藤氏の拉致および身代金要求の事件と全く関係ない。因果関係もない。一部では、石堂さんが、ISISとIAEA(国際原子力機関)を取り違えたのではないかという考察まで出る始末である。このような、本筋とは全く関連性のない余計な脚色は、本筋のアピール力を低下させるだけである。

 昨日、このイスラム国殺害脅迫という事件に関し、イスラム国にただ乗りする、いわゆる“フリーライダー”のことを書いた。イスラム学者の中田考氏や、自称ジャーナリストの岩上安身のことだ。彼等はこの事件に乗じ、一方はテロリスト側の立場にシンパシーを吐露し、もう一方は政権批判を繰り広げ、首相退陣論まで主張して見せた。批判を承知でい申し上げるが、子供の命を救いたいという石堂さんの悲痛な叫びの中に、付属情報として頓珍漢な政治的主張が入るなら、石堂さんもフリーライダーの仲間入りをすることになる。

 私はなにも、石堂さんの子を想う気持ちを否定するわけではない。本当にその心情を広く訴えたいのであれば、余計な思想を混ぜないほうがよいと思うのだ。

 と、今日は短めに。


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[ 2015/01/24 12:02 ] 社会問題 | TB(0) | CM(11)
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