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2014年は、産経新聞の元旦一面の「
河野談話 日韓で「合作」 - 原案段階からすり合わせ」というスクープから始まり、長きに渡って日本の国益を棄損してきた慰安婦問題が大きく動く年となった。解決には程遠い。日本側からの反論に対し、南朝鮮は、彼等にとっての「雑音」を消すために、より大きな雑音を立て、ひとつでも多くの少女像建立に勤しむ。諸外国においてなかば固定化してしまった、「日本=朝鮮人女性を性奴隷化した野蛮国会」というレッテルは、戦後体制下でしっかり根を降ろしており、そう簡単にはがれるものではない。
しかしながら、朝日新聞が8月の慰安婦報道特集記事で、吉田証言を引いた記事を取り消し、一連の自社報道の根拠を自ら否定し、その結果謝罪に至ったことは、国内において大きな転換点になったことは間違いない。多くの国民は、日本および日本国民が不当な評価を受けてきたことに、怒りと憤りを感じている。その諸悪の根源は、朝日報道にある。当然ながら、朝日には歴史的責任があるはずなのだが、どう見ても反省が表明されたとは言い難い。
一週間前の22日、慰安婦報道を検証する朝日新聞の第三者委員会の報告書が出たが、朝日は社論を述べる社説で、その報告書を受けた見解をいまだに示していない。慰安婦問題における朝日の一連の捏造、歪曲記事は、反省だけで相殺されるものではあり得ないが、先ずは、読者を欺いてきたこと、日本および日本人に対する評価を貶めてきたことについて、会社の姿勢を示すべきだろう。そんな姿勢を見せるどころか、朝日には開き直りすら散見される。
「素粒子」―12月27日 (朝日新聞)
1年前は首相の靖国参拝と前沖縄県知事の辺野古容認で騒然。片や延命し片や座を失う。民意とはを考える暮れ。
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今年よく聞くようになった言葉。歴史修正主義、反知性主義。曲がり角の道しるべを見のがさなかっただろうか。
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「凩(こがらし)」という和製の漢字を見つめる。葉を落とした木が寒風に耐える姿が浮かぶ。来年がよい年でありますよう。
詩人にでもなったつもりで悦に入りこむ文章だ。今年、反知性主義ということばを聞くようになった覚えはないのだが、首相の靖國参拝を巧みに用いながら、戦後民主主義派の常套句である「歴史修正主義」を織り交ぜる小賢しさ。「葉を落とした木が寒風に耐える姿」とは、「国際社会で孤立化する日本」という比喩は、朝日の願望を表わしたものだろう。風刺コラムとはいえ、悪意が文面に溢れている。
朝日新聞に歴史修正主義を語って欲しくないし、彼等にそれを語る資格はない。慰安婦問題のみならず、南京事件、百人斬りなど、主に戦前と戦中の歴史を捏造、歪曲し、我が国の歴史を修正してきたのは朝日新聞だ。そこには、知性の欠片すらない。彼等は自分たちが「知性」と思い込むイデオロギーをプロパガンダ化し、全国に散布するのが仕事と思っているようだ。しかし、そんなプロパガンダが自爆を見たのが慰安婦報道である。ちっとは自分等の歴史を振り返る姿勢を持てないものだろうか。
反知性主義を引き合いに出したということは、「自分たちのイデオロギーが知性主義だ」という反証の試みだろう。素粒子の全文を読むにつけ、「曲がり角の道しるべを見のがしている」のは、間違いなく、朝日新聞当人だと確信するのである。
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