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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2014年12月17日

朝日のダブスタ、民主党勝利は「民意のうねり」、自民党勝利は「白紙委任ではない」

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 事実上の安倍政権信任選挙であった衆院選は、大方の予想通り、自公の圧勝に終わった。勝負事には常に勝者と敗者が存在するが、敗者に限って色々と言い訳を考えるものだ。総括ではなく、あくまで言い訳だ。メディアも、そして民主党の政治家たちも、投票率、自民の得票数、死に票などを引き合いに、安倍政権が信任されたわけではないと言っている。しかし、彼等は決して小選挙区制度の問題まで追及しないし、2大政党政治の見本である米国の、大統領選における死に票にも触れない。彼等にとって、自民党が勝つこと自体が問題なので、結果を悪と決め、後付けの理由を探しているだけなのだ。

 朝日新聞の豹変ぶりを見てみれば、良くわかる。民主党が総選挙で大勝し、政権交代が成ったのが2009年8月30日。その翌朝の朝日新聞は、社説でこう書いている。

 小選挙区制のすさまじいまでの破壊力である。民意の劇的なうねりのなかで、日本の政治に政権交代という新しいページが開かれた。(中略)
 うねりの原因ははっきりしている。少子高齢化が象徴する日本社会の構造変化、グローバル化の中での地域経済の疲弊。そうした激しい変化に対応できなかった自民党への不信だ。そして、世界同時不況の中で、社会全体に漂う閉塞(へいそく)感と将来への不安である。
 民意は民主党へ雪崩をうった。その激しさは「このままではだめだ」「とにかく政治を変えてみよう」という人々の思いがいかに深いかを物語る。


 民主党の勝利をもたらしたのは「民意の劇的なうねり」とするあたりは、勝利の凱歌を歌うかのようである。一方、今回の総選挙で自民党が勝利した翌日の朝日社説は、安倍政権にケチを付けたいだけだと見透かすことが容易な、愚痴のような駄文が並ぶ。

 安倍首相にとっては思い通りの、いや、それ以上の勝利だったに違いない。
 突然の解散で始まった師走の衆院選は、自民、公明の与党の大勝に終わった。
 自公両党が過半数を制する参院とあわせ、安倍政権は極めて強い権力基盤を再び手にしたことになる。
 ただし、それは決して「何でもできる」力を得たことにはならない。憲法に基づく民主主義は、選挙の勝利によって生まれた政権に全権を委任するものではない。(中略)
 争点を巧みにぼかし、野党の準備不足を突いた電撃解散。安倍氏の選挙戦略は、有権者を自民勝利への「この道」に導く極めて周到なものだった。
 そうした条件のもとで勝利を得た安倍首相は何をすべきか。過去2年の政策がみな信任され、いっそうのフリーハンドで政策を進められると考えたとしたら、間違いだ。


 同じ総選挙翌日の社説である。善意と悪意の極端な対比としては興味深いが、これを読まされている(なんとなく読んでいる、を含む)朝日読者の多くは、このバイアスに気付いていないだろう。新聞の社説とは、言い換えれば刷り込みである。慣れてしまえばすんなり喉を通る。そして、気付いた時にはもう遅く、既に朝日のイデオロギーにどっぷり浸かった結果としての自分が残るだけだ。

 社説で「決して「何でもできる」力を得たことにはならない。選挙の勝利によって生まれた政権に全権を委任するものではない」と書いた朝日は、同じ日の天声人語で、「勝利すなわち白紙委任ではないことを、お忘れなく願いたい」と同じ趣旨を繰り返し、続けて「議席数が定まっても、選挙結果は必ずしも多数派の正しさを保証するものではない」と執拗に書いている。何が何でも安倍総理の思う通りには進めさせたくない ―― そんな思いを隠そうともしない。

 言うまでもなく、民主主義というものは多数決を基本原理としている。我が国では20歳以上の国民には例外なく選挙権が与えられており、投票とうい権利を行使しないのなら、彼等は白紙委任をしたのである。メディアがそういう怠惰な甘ったれた国民を「選択肢がないから棄権する気持ちも・・・」などと、更に甘やかすから始末が悪い。多数決に参加しないで文句を言うのは、ただの野次馬なのだ。意思を示した国民の多数が一方を選べば、もう一方は決定に従う。そして、次の機会にまた意思を示せばよい。そういう基本的ルールのもとで行われる選挙に、あれこれと文句を付けて「民意」をもてあそぶのは、民主主義の否定である。

 衆院選の開票作業において、様々な不正が指摘され、複数の開票箇所における得票数の意図的な操作も疑われている。民主主義を曲げようとする動きは、何も朝日や毎日といったメディアだけのものではないようだ。朝日新聞とともに、こういう民主主義の敵は、事実を明るみにした上で一掃したいものである。



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