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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2014年12月16日

民主党よ、覚悟を決めよ ~ 残された道は解党か分裂しかない

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 いつの間にかキャミソール荒井が比例で復活当選していて驚いたのだが、上には上がいるもので、もっとおぞましいゾンビが出現した。言うまでもなく、東京18区の菅直人元大総理大臣様だ。最後の議席を射止めるとい、劇的な475番目の復活劇だ。これで、2期連続の選挙区敗北と比例復活。応援に入る党幹部もほとんどおらず、最後は山本太郎の応援を受ける始末だった。落選する野党第一党の党首も救いようがないが、菅の当選は、逆にこの任期中、ずっと生き恥を晒すものとなる。

 小沢一郎の生活の党は、党所属議員が4人となり、政党要件を満たせなくなった。自民党時代から民主党時代に、金の差配でのし上がり、政党を我がもの顔にした小沢も、遂に政党助成金を受けられなくなるまで堕ちぶれた。菅も小沢も、もはや寄る人なく、ルーピーを含めて民主党の黄金期を支えた3人は完全に過去の人になった。終わった3に人のうち2人までも、この期に及んで税金で養わなければならないのは、国民にとって皮肉な結果である。

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 野党第1党党首が落選するのは、1949年1月の第24回衆議院議員総選挙で日本社会党委員長であった片山哲が落選して以来、65年ぶりのことだそうである。通称「牧場長」は、もとはと言えば、2年前の総選挙で歴史的大敗北を喫した野田佳彦の後継として党代表に就任している。当時、党立て直しを期待された歴代幹部は誰も火中の栗を拾おうとせず、海江田氏が党代表の地位に就いたと記憶している。そういう消極的態度で選んだ党代表でこの選挙を戦うことになった民主党は、戦う前から敗者だったといえるだろう。「牧場長」から「フェニックス」にあだ名が変わる良い機会だったのに、もう彼にはバッヂがない。

海江田万里は民主党代表を辞任

 選挙戦を直前にした11月30日、フジテレビの報道2001で海江田氏は、解散の理由を「消費税増税を延期するため、重大な変更であるから国民に信を問う判断をした」と説明した安倍総理に対し、「それだったら民主党とも相談してもらいたい、事前に。まったく話が無かった」と空前絶後の切り返しをした。安倍総理は「申し訳ないが、民主党といちいち相談して決めることではない」と返答したが、腹の中では呆れ、そして笑っていただろう。専権事項である解散権を行使する前に、ライバルである野党に相談する阿呆な首相がいるだろうか。残念ながら、牧場長は野党第一党党首の体を成していなかった。

 左右両翼の議員を抱えながらも民主党が割れないのは、支持母体があるからだろう。今回の選挙で、支持母体・団体を持たない政党がことごとく敗れ、維新を除く第三局が文字通り消えていった状況を見て、民主党議員らは「党を存続させねば」「党から出るまい」という決意を強くしたはずだ。しかし、民主党が民主党を守れば守るほど、国民の理解と支持は離れて行く。いくら不意打ち解散とはいえ、民主党の政策は、政策と呼べるものではなかった。2009年夏から3年3ヶ月をかけた壮大な社会実験は大失敗に終わったが、大失敗から学んだ民主党の姿を国民は見ぬままだ。「今こそ流れを変える」は政策ではない。2009年のキャッチフレーズ「政権交代」が、政策ではなく手段だったのと同じなのだ。

 野党再編は加速せざるを得ない。加速しなければ、この選挙の敗北から何も学ばないということだ。だが、野党再編は、民主党がそのままの状態を保ったままでは実現しない。私は民主党を絶対に支持しないが、建設的な野党の存在は常に必要であることは間違いない。このまま沈むか、或いは再編に着手し、政界地図を塗り替えるかは、ひとえに民主党にかかっている。願わくば、改憲勢力と護憲勢力に分かれてもらいたいと思う。高望みと批判されるかもしれないが、そういうパラダイムの大転換と呼べる荒治療を経ずして、自民と公明の連立解消は為し得ない。


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[ 2014/12/16 07:21 ] 政治 | TB(0) | CM(10)
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