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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2014年12月11日

保革に囚われるな! 保保二大政党制を我々の手で育てよう

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 複数のメディアの調査によると、来る衆院選で共産党が倍増に近い伸びを示す見込みだそうだ。私はこの政党が多少伸びようが、あまり心配していない。というのは、我が国において共産党が政権を奪取することなど、99.9%不可能だと思っているからだ。皇室の打倒を党是としている政党が、この125代に渡り連綿と続く皇室を是としている国民によって圧倒的に支持されることはあり得ない。共産党もそれを知っている。知っているから、自衛隊をなくせだの、消費税を撤廃しろだの、荒唐無稽な政策を恥ずかしげもなく披歴できるのだ。

 その共産党の機関誌である「しんぶん赤旗」が、次世代の党をネオナチと呼んだことに着いて、次世代の山田幹事長が抗議している。件の記事の表現はこれだ。

次世代の党公約 改憲・時代逆行のオンパレード 「日本版ネオナチ」むきだし (しんぶん赤旗)

 維新からの分離前から、山田宏幹事長らは、日本軍「慰安婦」問題で反省と謝罪を表明した「河野談話」の“撤回”を執拗(しつよう)に求めるなど、歴史偽造の急先鋒(せんぽう)=「日本版ネオナチ」としての本性をむき出しにしてきました。


 これは明らかなるネガキャンであり、次世代側は公職選挙法違反とし、共産党に撤回を要求し、公開討論会の開催を申し入れたが、共産党の山下幹事長は「赤旗の記事は赤旗が対応する」として取り合わない。しんぶん赤旗のWebサイトを開けば、ページタイトルは「しんぶん赤旗 | 日本共産党」となっており、赤旗と共産党は一体化している。それ以前に、赤旗は共産党の機関誌であり、共産党の主張を振るするためのメディアであることは、阿呆でも知っている。つまり、赤旗は共産党の代弁者なのだから、共産党が責任の一端を負うことは自明だろう。

次世代の党

 次世代の党は苦しい選挙戦を戦っている。石原氏が早々に引退を宣言し、「当選しても辞める」と公言したのは、マイナスには働いても、プラスに働いていることはないだろう。誰とは言わないが、影響力を持つ保守ブロガーの中にも、次世代には統一教会系が…なる説を唱え、支援を忌避する動きがあるようだ。「今は安倍政権の継続が大事」と言うが、私はそれに異を唱えるつもりは全くない。ないどころか、安倍政権の長期政権化は、現下の日本が置かれた状況に必要不可欠な条件であろうと思う。

 ただ、私が思うのは、自民党が作ってきた戦後体制を、自民党自身が克服できるかという疑問である。先に、河野洋平の国会招致について、次世代の党の山田幹事長が積極的に働きかけを行っていたが、自民党自身がそれを蹴った。しかも、『議長まで務めた元議員を招致する事例は、本人が犯罪への関与が取りざたされた以外はない』からだという。つまり、都合のよい前例主義だ。だが、河野が毀損した国益とて、前例がないのである。次世代にこの回答を返したのは、塩崎恭久衆院予算委理事だ。つまり、党としての回答である。この一例から見ても、自民党が単独で自らの負の歴史を克服できるとは、とても思えないのである。

 思い出して欲しい。この戦後自民党レジームに対する挑戦の火蓋を切ったのは、次世代の党(当時維新)の中山成彬氏の、2013年3月8日に行われた歴史的質疑だった。ここで中山氏は、慰安婦問題の欺瞞性を解き明かし、保守派から絶賛されたのである。「慰安婦問題」のみならず、次世代の党が公式に問題追及すると言っている「外国人への生活保護費支給」も、「男女共同参画への疑問」も、すべてといっていいほど、これまで保守派が解決を熱望してきた政治課題である。その政治姿勢を絶賛しておいて、選挙の時は支援をしないというのは、保守派の信義にもとる。

 保守論壇の代表格である中西輝政京大名誉教授は、著書「賢国への道―もう愚かではいられない」でこう書いている。

 求めるべきは保保二大政党制なのです。現在の自民党はヨーロッパやアメリカでいえば、保守といっても、ほとんど中道リベラル政党です。だからもう一つ、日本の歴史と伝統文化に沿った国家軸を持つ本格保守政党が必要なのです。二千数百年前から連綿と続いている日本の国をこのまま未来に続かせていかなければならない。そういう大きな使命感を持った本格保守政党が出てこなくてはなりません。
 今の日本に必要なのは、日本人が世界で胸を張って生きていけるような確固たる歴史観と国家観を堅持し、それを再度世界に発信していくことです。その手段を与野党が超党派で論じあえるような議会政治でなければ、日本の主張は世界に通りません。そういう意味で、「保保二大政党」がこれからの日本には不可欠なのです。


 これは昨年2月に発刊された書籍だが、まるで次世代の党の出現を予見していたかのようである。我々は「保革」という政治体制に慣れてしまい、あたかもそれが前提であるかのように政治体制を語ってきた。だが、自民党に対抗できる保守が、自民党の右側に一本の太い軸を据えることができれば、日本の政治は劇的に変わる。

 そういう意味で、安倍政権が続くうちに、本格保守政党として誕生した次世代の党を、保守派の手で育てていかなければならないのではないか。民主党や社民党はやがて消える。江田憲司がいる維新は、ひっくり返っても保守とは呼べない。共産党は永遠に政権を取れない。ならば、次の選択肢としての次世代の党は、国家の将来にとって必要な政党になるはずだ。



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