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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2014年10月27日

朴槿恵に言われて帰ってくるだけの日韓議員連盟 ~ 友好を目的化するな

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 自民党、額賀福志郎氏を筆頭に、日韓議員連盟が南鮮に遠足をしに行った。朴槿恵との会談といえば、舛添東京都知事の遠足が印象深いが、今回も、ほぼ言われるだけの会談で終わったようである。そもそもこの遠出は必要だったのだろうか。

 安倍首相による南鮮への対話要求は、恐らく、米国の強い要請(圧力とも言う)が背景にあると思われるが、日韓議員連盟なるものを構成する思想は、ただにこやかに偽善的友好を図るものでしかないように思われる。日本人はお人好しなのか、先ず仲良くすることから友好が始まると思うようだが、腹黒い他国と相対する時、相手は「先ず自分の要求を飲ませて」から交際が始まると思っていることを忘れてはならない。そういう思想が全く欠如したまま誤りを繰り返して来たのが、我が国の外務省だ。そして、日韓議員連盟なるものも、外務省と五十歩百歩である。

日韓議員連盟による訪韓

 朴槿恵は、日韓議員連盟との懇談のなかで、「慰安婦問題は日韓関係の新しい出発をする上で、最初のボタンだ」と指摘し、自称慰安婦が生存している間に「名誉を回復し、納得できる措置を行う」ことを要請した。これは、不可能を可能にせよという要求に等しい。

 日本は、河野談話という正式な謝罪(善し悪しは別としても)を行い、償い金という補償も行った。これは、「両国間の問題が完全かつ最終的に解決」したとする正式な条約を遵守しつつ、それに抵触しないギリギリの線で譲歩した結果である。償い金を拒んだのは南鮮側であり、彼等はその後も、「条約などクソ喰らえ」という掛け声が聞こえてきそうなほど、我が国に恫喝とタカリを繰り返して来た。これ以上の関与が更なるタカリを生むことぐらい、分からないほうがおかしい。

 議連の朴との会談では、朴がいわゆるヘイトスピーチへの対策を要請し、議連側は各党で対応を議論していると説明した。これもおかしい。相互主義に則るなら、議連側は天皇陛下や日本の政治家の肖像画や、日の丸を焼く南鮮側のヘイトクライムに対し、相応の対応を要求する必要がある。「日本を1000年恨み続ける」という朴槿恵の発言は、「天皇謝罪要求」の李明博同様、その立場と影響力からして、最大級のヘイトスピーチである。これに反論しないのは、釣りに出かけて坊主で帰ってくるのとはわけが違う。

 一方で、階段状、産経新聞の加藤前ソウル支局長が軟禁されていることに対してどちらも取り上げなかったことに対し、額賀氏は記者団に「時間がなかった」と言い訳した。これは単なる言い逃れである。首脳会談ではないものの、こういう対話の際は、官僚など調整役が話し合うテーマを事前に決めておくはずだ。日韓議員連盟は、ことが朴槿恵本人に直接的に関係する事柄であるから、配慮してテーマから外したのだろう。

 相手は、どれだけ無能であっても、国家元首である。政府代表でもない単なる議連が、対等の立場で会話を持つことは難しいかもしれない。ただ、これを外電で近隣諸国に伝えた場合、諸外国の人たちの解釈は、(1) 朴が慰安婦問題で注文を付け、(2) ヘイトスピーチを止めろと釘を刺し、(3) 日本側は拉致軟禁されている日本人の解放すら要求しなかった、ということになる。

 以上のことからすれば、日韓議員連盟の今回の訪韓は、無益どころか害でしかなかったように思える。彼等は笑みを浮かべ、「友好」を唱えるけれども、友好が必要か否かを決めるには、その相手国が日本にとって交際に値するか、国益に沿うかという前提が必要だ。そういう意味からすれば、日韓議員連盟にとっては、国益より「友好が目的化されている」と思われてならない。日本を「謝罪マシーンで、タカれば金を出す国」と考えている国のどこに、友好の価値があるのか。この議連の活動も、一種の有難迷惑である。


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[ 2014/10/27 07:26 ] 外交 | TB(0) | CM(14)
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