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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2014年10月21日

2閣僚同時辞任 ~ それでも安倍政権は大丈夫だと考える理由

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 小渕経産相と松島法務相がふたり揃って辞任した。安倍政権にかかわるスキャンダルの類を、よだれを垂らして待っていた守旧メディアにとって、恰好のエサが天から降ってきたようなものだ。ふたりの同時辞任を受け、マスメディアは早速「首相の任命責任」と大合唱をはじめた。

辞任の2閣僚
辞任の2閣僚

 マスメディアはこういうスキャンダルを好物とするが、スキャンダルにも優劣を付ける。第一次安倍政権で事務所費問題が盛んに取り上げられていた同じ時期に発覚したのが、小沢一郎の四億円問題 ―― いわゆる陸山会の事案である。ところが、マスメディアは、小沢の問題などほとんど扱わず、安倍政権の閣僚のスキャンダルを毎日、これでもかとばかりに垂れ流した。安倍首相としてもトラウマになったはずである。今回、事後処理は早く、それもふたり同時の更迭(事実上)だ。

 私は、安倍政権の安定性は、それでも揺るがないと思っている。今の与党内にも、野党にも、安倍首相への対立軸、すなわち、政権を取って代われる人材も政党もないからだ。それを確信したのが、昨日発表された、産経・FNNの合同世論調査の結果である。

 安倍内閣の支持率は、先月から下げて53.0%だが、それでも下げ幅は僅か2.7ポイントである。勿論、今回のスキャンダル辞任を受けて支持率は更に下がるだろう。不支持率が37.9%で、先月から7.6ポイントも上がっているのが若干気がかりではあるが、それでも支持と不支持のギャップは15ポイントある。

 私の確信の最大の要因は、非常に単純だ。それは、次の設問と答えにある。

【問】衆参両院で多数を占める与党に対抗できる野党として、どの政党に期待するか            

・民主党18.0
・維新の党18.6
・次世代の党1.3
・みんなの党3.3
・共産党3.9
・生活の党0.3
・社民党1.4
・その他政党0.9
・特にない51.1


 要するに、安倍政権をいくら批判しても、その政権に取って代わる存在が野党にないのである。過半数がどの政党にも期待できないと答えるのは、消極的理由ではありながら、まだ安倍政権への期待が薄らいでいないという表れだと見る。「一度見た悪夢(民主党政権)をもう一度」と願う有権者は、いても少数派である。さしずめ、安倍政権の最大の敵は自民党内にあると考えて良いのかもしれない。

 しかし、ここからは安倍首相への注文だ。安倍政権が本当に憲法改正を目指し、戦後レジームから脱却する気概を持つならば、こういった明らかな失策は大きな失点である。本来なら必要ない内閣改造を、党内の事情で断交した挙句、看板政策である“女性の登用”が裏目にでるとなれば、国民の目は冷ややかになるばかりだ。

 戦後民主主義へ風穴を開けるという闘いにおいて、その時計の針を止めることは許されない。首相をはじめとする内閣全閣僚は、気を引き締めて政権運営に臨んでほしい。


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