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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2014年09月25日

4年前の“国辱”と、日本に軍事力を取り戻すことの重要さ

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 外交というのは面白いものである。電話会談で安倍首相の誕生日を祝い、安倍首相と早期の首脳会談を開くことで一致したと言われるプーチンは、その言葉とは裏腹に、大統領府長官を北方領土に派遣した。一方、官邸は24日、ウクライナ情勢をめぐってロシアに対する追加制裁を発表。お互いに、交渉に入る前に相手のほっぺたを一発叩いておいて、交渉における自国の優位性をアピールしておくことが狙いなのだろう。

 支那は支那で、日本から支那を訪れている“銭儲け集団”をもてなし、200人以上にも及ぶ大訪支団に言及して、「こんなに大規模な代表団を率いて訪中されたことを非常に重視している」と、日本の経済人相手に秋波を送った。だが、もてなしたのは副首相で、キンペーや李克強首相は温存した。

 安倍首相は訪問先の米国で、習近平との首脳会談に意欲を示して見せる。現状のままキンペー側が強硬姿勢を貫けば、「会談が実現しないのはキンペーのせいだ」というのが世界の常識になる。APECに向け、安倍・習会談へのアプローチ(≒駆け引き)が始まっている。

 戦後の日本外交が、受動的外交から能動的かつ主導的外交に転換したのは、実は初めてではないだろうか。小泉元首相は、ブッシュ米大統領とは上手くやった。だが、いまほど国際社会における日本のポジションが確固たるものであった記憶はない。田中角栄は日中国交正常化を実現したが、米国から刺されて失脚した。佐藤栄作は長期政権を保ち、沖縄を返還させたが、その頃は特定アジア諸国の風当たりは今ほど強くなかった。現政権ほど外交を安心して任せていられる政権は、私個人としては初めてだ。

 何故いまこのような話をするのかというと、昨日9月24日が、私にとって、そして多くの国民にとって、屈辱の日だったからにほかならない。今からたった4年前の2010年9月24日、日本の領海に侵入し、海保の船に損傷を与えたのみならず、日本の国家主権に挑戦してきた支那人船長を、那覇地検が釈放すると発表したのである。暴力によって国家主権が犯されようとした事件に直面した菅直人政権は、支那に対して膝を屈した。これは国辱以外の何ものでもない。

那覇地検 鈴木亨次席検事

 2012年8月の、李明博の竹島不法上陸と天皇謝罪要求が、日本にとっての南鮮のポジションを確定した出来事なら、支那人船長の横暴は、間違いなく、日本にとっての支那のポジションを確定した出来事だろう。日本にとって支那とは、領土的野心を隠そうともせず、東シナ海で日本との合意を無視して海底資源を貪るように採掘し、自国の防空識別圏を勝手に設定して日本の戦闘機を恫喝するような、文字通り常識が通じない国家なのだ。国益の追求の仕方は様々だが、南鮮は日本を貶めることで国益を追求出来ると思っており、支那は、日本や周辺国を力ずくで屈服させることで国益を追求しようとする国だ。このような国に対しては、「話し合い」だけで対抗するのは不可能だ。

 昨日のアンカーで、青山繁晴氏は、北朝鮮の拉致問題の解決を遅らせ、拉致犯罪国家に交渉で値踏みされるのは、日本が軍事力を背景にした外交を展開できてこなかったためだという趣旨のことを主張していた。今は、我が自衛隊の存在と日米同盟が、日本の安全保障を担保している。だが、米国は日本と運命を共にするわけではない。日本の運命は、日本が決めるのだ。4年前の「国辱」は、日本の有権者が「一度やらせてみよう」と民主党に政権を握らせたために起こった出来事である。だが、もともと、日本に確固たる軍事力があり、「寄らば斬る」という姿勢を可能にしていさえすれば、あの漁船船長があのような強硬手段に出ることはなかったはずだ。

 軍事忌避は戦後レジームのひとつである。戦後レジームからの脱却において日本を取り戻すなら、そのひとつに、「憲法を取り戻す」こともあるはずである。被害者としての拉致事件を客観的に反省し、侵略された竹島や尖閣海域を客観的に振り返る時、それらを「日本に軍事力を取り戻す」ことに繋げていかなければならない。


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[ 2014/09/25 07:31 ] 外交 | TB(0) | CM(8)
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