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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2014年09月06日
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いま、国民によるマスメディアの総点検を

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 事態が刻一刻と変わっているのに、議論さえ許そうとしないマスコミと、賛否両論の立場から真剣に議論しているネットの住民、どちらが真の世論といえるでしょうか。


 これは、故中川昭一氏が生前、論文に綴った文章だ。この文章の背景には、北朝鮮の核実験強行を受け、中川氏がテレビ朝日の討論番組で「核議論を尽くすべき」と発言したことに対し、メディアが総攻撃をかけたことがある。中川氏は核を保有すべきとは言っていない。ところが、多くのメディアは中川氏に「核保有論者」というレッテルをはり、批判を煽り、議論すら抹殺しようとした。一方ネットの世界では、タブーを排した活発な議論が展開されていた。「マスコミとネット、どちらが真の世論か」という中川氏の問いかけは、今から6年前のものだ。そして6年後のいま、守旧メディアの衰退は、朝日捏造記事撤回という一大事件によって具体化されたと言っていい。

中川昭一

 特定アジアの圧力が強まって以降、リベラル化の傾向が顕著になった自由民主党のなかで、保守政治家として次代を担うと目されていた中川氏や安倍晋三現首相だ。このお2人ほど、サヨクメディアに好きなように叩かれた政治家もいなかっただろう。麻生現副総理へのバッシングも酷かった。安倍氏へのバッシングは、氏がいま首相となられた故に継続し、より扇動・挑発の傾向を強めている。

 平成11年8月、国旗国歌法が制定され、官邸は各閣僚に対し、国や政府機関の主催行事ではなるべく国旗を掲揚し、国歌を斉唱するようにと指示した。当時、農水大臣だった中川氏は、大臣の記者会見室に国旗を掲揚することを、記者クラブ加盟社に提案した。しかし、記者クラブはこの提案を拒否する。記者会見は農水省の庁舎内で開かれ、管理権は農水省にあるのだが、「会見は記者クラブが主催するもの」とし、「近くの日比谷公園で会見したらどうか」などという低レベルの意見まで飛び出す始末だった。

 結局議論が進まないので、中川氏側は事前に記者クラブに通告した上で、国旗を会見上に持ち込んだ。ところがその際、朝日新聞記者ら数人が入口に立ちふさがり、大混乱になった。外遊中だった中川氏は、その報告を聞き、唖然としたと語っている。今からたった15年前の騒動だ。この時、同じく初入閣だった野田聖子郵政相も同じ働きかけを行っていたが、中川氏だけが横暴だと批判される。いわば、中川氏に対する狙い撃ちだ。今日、会見室に当たり前のように日の丸があるのは、中川氏のような政治家の頑張りによるものなのだ。

 所詮、記者クラブというのはその程度のものだ。会見上に立ちふさがった朝日新聞ら記者たちは、国旗を拒否するという極端に偏ったイデオロギーを隠そうともせず、日の丸を拒絶することがあたかも既得権益のように振る舞ってきた。慰安婦報道にせよ、吉田調書にせよ、朝日新聞は意図的に日本を貶めることを前提とし、記事を連発してきたことが明らかになりつつある。

 拙ブログでは繰り返しの紹介になるが、中川氏は冒頭の一文と同じ論文で、こう書いている。

 冒頭で私は、日本のマスコミの可能性と、潜在的な良心を信じていると言いました。より正確に言えば、信じなければならない、ということです。マスコミが世論を喚起してくれなければ、どんなに優れた政策を打ち立てようとも、この縮こまった状況を打開できませんから。
 目指すはオールジャパンの国づくりです。日本が再生できるかどうかは政・財・官・民とマスコミがお互いに緊張関係を保ちつつ、協力していけるかどうかにかかっています。むろん、政府の言いなりの報道をしろといっているわけではない。健全な民主主義を維持するには、国家権力と対時し、その暴走を食い止める独立した言論機関が不可欠です。マスコミが自ら国家発展の一翼を担おうとする気概をもち、民主主義国家にふさわしい、自由で、闊達で、誇り高い言論の場を創りだしてくれるなら、それだけで日本は、より高く飛翔することでしょう。


 朝日新聞の慰安婦検証報道は、メディア自身のスキャンダルである。彼等が32年間ひた隠しに隠して来た誤報は、報道テロと言っても過言ではない。残念ながら、中川氏の期待は裏切られたのだ。そろそろ、国民自身がメディアの総点検を行い、報道から国家を守る民意を強く示すべき時だ。

 2009年に56歳の若さで亡くなった中川氏は、死の直前まで、マスコミの攻撃に晒されていた。その無念を想うと、胸が詰まる。氏の死去から5年が経過しようとしている時、その遺志を継いで議員となられた、妻郁子氏が、農水政務官となられた。中川郁子氏のご活躍を祈念する次第である。


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