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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2014年08月19日

朝日新聞購読者の皆さん、これでも朝日を読み続けますか?

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 朝日新聞がスクープとして掲載した、吉田昌郎所長が福島原発事故について語った、いわゆる「吉田調書」についての記事は、掲載直後から大きな疑義を指摘されていた。吉田調書とは、政府事故調の聴取に対し、吉田所長が28時間に渡って答えたことの記録だが、一般には公開されていないため、読者や一般国民が朝日の記事の信憑性を判断することは不可能だ。そんなときに、朝日の報道内容を「嘘だ」と断言したのが、吉田所長をはじめとする東電関係者のみならず、菅直人、班目春樹・原子力安全委員会委員長など100名近くに実名で語ってもらい、それを「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日」として上梓した、門田隆将氏だ。

「ああ、またか」。失礼ながら、それが正直な感想である。今週、私は取材先の台湾からやっと帰ってきた。私が日本を留守にしている間、朝日新聞が「吉田調書」なるものを“加工”し、「福島第一原発(1F)の現場の人間の9割が所長命令に違反して撤退した」という記事を掲げ、そのキャンペーンが今も続いている。

 「ああ、またか」というのは、ほかでもない。ある「一定の目的」のために、事実を捻じ曲げて報道する、かの「従軍慰安婦報道」とまったく同じことがまたおこなわれている、という意味である。


 門田氏は、5月31日のブログ「お粗末な朝日新聞「吉田調書」のキャンペーン記事」を、このような書き出しで始める。そして、この朝日新聞の報道姿勢を、慰安婦捏造報道と根が同じという指摘をしている。

その吉田氏本人の意向を無視し、言葉尻を捉え、まったく「逆」の結論に導く記事が登場したわけである。私は、従軍慰安婦問題でも、「強制連行」と「女子挺身隊」という歴史的な誤報を犯して、日韓関係を破壊した同紙のあり方をどうしても思い起こしてしまう。


吉田調書
朝日新聞 吉田調書特設サイト (あえてリンクは張らない)

 今まで「吉田調書」は、朝日新聞を通してしか知ることができなかったが、今回、産経新聞がこの調書を入手。昨日から克明な記事を掲載している。そしてその論調は、朝日新聞とは真逆だ。言うならば、朝日に対する産経のカウンターである。

 菅直人は吉田昌郎所長を「戦友」と呼んだ。菅は吉田所長を利用し、自らをも美化しようとしたしたのだ。「死人に口なし」とはよく言ったもので、産経が吉田調書を報じるまで、当事者として吉田氏を知る菅直人にとっては、反論を挟み得る人物が存在しなかったのだ。だが、今回産経が明らかにしたところによれば、吉田氏は菅を、戦友どころか、アホなおっさんと見ている。

 「(首相を)辞めた途端に。あのおっさんがそんなのを発言する権利があるんですか」
 「あのおっさんだって事故調の調査対象でしょう。辞めて、自分だけの考えをテレビで言うというのはアンフェアも限りない」


 この辺のストーリーについては、朝日新聞の特設サイトを見る限り、そのなかに記述はない。朝日の記事には、吉田調書を引くと見せながら、その実、結論を反原発に誘導しようとする魂胆が透けて見える。
 

 外国メディアは残った数十人を「フクシマ・フィフティー」、すなわち福島第一原発に最後まで残った50人の英雄たち、と褒めたたえた。
 しかし、吉田自身も含め69人が福島第一原発にとどまったのは、所員らが所長の命令に反して福島第二原発に行ってしまった結果に過ぎない。(朝日新聞「吉田調書」)


 極めつけはこの文章だ。朝日は、あの想像を絶する状況下で、命を賭して被害を最小限にとどめようとした人々の努力を、この文章で帳消しにするどころか、セウォル号で逃げた船長・船員のレベルにまで引きずり下ろした。朝日の報道によって、「日本を救った人たち」は「逃げ出した作業員」にすり替えられ、ストーリー全体は「恥ずべき物語」に書き換えられてしまった。

 今回、産経の吉田調書特集によって、朝日の新たな捏造報道の実態が白日のもとに晒されるだろう。彼等は事実を書く報道機関ではない。何故なら、朝日が書く記事には「ある前提」が存在するからだ。その前提とは「反日」や「反原発」といったイデオロギーであり、そのイデオロギーによる読者・国民の洗脳過程においては、事実は脇へ追いやっても良いということだ。これは報道などではない。立派な洗脳工作である。

 門田隆将氏が産経のインタビューで語っているように、事実と異なる報道によって日本人をおとしめるという点において、朝日の吉田調書報道は、先に朝日が懺悔した慰安婦虚偽報道と同質である。このような嘘ばかり読まされて、それでも朝日を購読し続ける読者の心情を、私は到底理解することができない。そういう人たちは、特定の宗教をカルトと知りながら信じつづける人と同じだ。朝日への怒りは、私のように朝日を敵とする人物より、まず読者が露わにすべきものだ。怒りの具体的行動は、購読停止である。こんな新聞、まったく必要がないどころか、害悪である。



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