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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2014年08月12日

国民との全面対決を宣言した朝日新聞が、安倍政権を支えることになる

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 FNN・産経とNHKで、連続して世論調査の結果が発表されたが、安倍内閣の支持率は、今月に入って持ち直す傾向を指名している。FNN・産経では、前月から6.2ポイント挙げて51.8%、NHKでは前月から4ポイント上げて51%。いずれも50%台に回復した。これだけ思いきった政策をスピード感をもって実現している政権への評価としてはまだまだ低いと思うのだが、下げ出したら止まらない政権がほとんどである現実を考えれば、政権の足腰はまだまだ強いということだろう。

安倍晋三首相

 NHKの過去からの調査を見る限り、安倍政権(第二次)は発足後、まだ支持が不支持を下回ったことが無い。支持66%、不支持18%と、ギャップが48ポイントもあった2013年3月が最高で、支持が47%、不支持が38%だった先月が、ギャップが反転に肉薄した月である。実は、支持率が非常に高かった印象が強い小泉政権でさえ、発足13ヶ月目には支持39%、不支持52%と、不支持が支持を逆転している。小泉政権はその後、拉致被害者5名の方の帰国という成果をもって、支持率を一気に回復させたが、逆に、秋から冬にかけての安倍政権には、越えなければいけないいくつもの山があり、何らかの目に見える成果が欲しいところだ。

 この支持率の回復には、間違いなく、朝日新聞の捏造報道に関する懺悔が影響している。FNN・産経の調査は9~10日、NHKの調査は8~10日と、いずれも朝日新聞の懺悔の後に実施されている。朝日新聞が安倍政権に批判的だったことは周知のことであり、その朝日の掲げる社論から急速に説得力が消えて行く。FNN・産経の調査では、朝日の慰安婦検証記事について、「検証は十分だと思わない」とする回答が70.7%を占め、「十分だと思う」を11.9%を大きく引き離した。日本人は忘れやすい国民性を持つと言われるが、一方で理不尽なこと、卑怯なことに対しては強い拒否反応を堅持する。天皇陛下を侮辱した李明博以来、南鮮への不信感が急伸し、いまだに不信感が高止まりしていることからしても、不正や理不尽さは忘れないのだ。

また捏造?朝日新聞

 昨年の産経新聞の河野談話に関するスクープが、安倍政権における河野談話検証作業を呼び、事実が徐々につまびらかになっていくにつれて、朝日の逃げ道はなくなった。今回の朝日の検証記事は、訂正するなら今しかないという雪隠詰め状況の中で生まれたものだろうが、それでも朝日の木村社長は、「歴史的事実を変えることはできない。従って謝るようなものではない」とうそぶいたそうだ。謝罪は必須だと強く思うが、反面、朝日にはその強硬姿勢を貫いてほしい。その強硬姿勢は、朝日の信頼を地に落とす作用以外には何も生まない。朝日新聞の影響力が減退すればするほど、政治はまともな方向に向かう。

 朝日新聞は、最高責任者である木村社長が、真実を求める国民との果たし合いを宣言した。そのことが滅亡への道であることを、朝日は後になって知ることになるだろう。全面対決を宣言するならば、逃げ隠れは一切せず、堂々と国会の場に出てきて自分たちの立場を語ればよい。汚名を着せられた国民は、その機会を手ぐすね引いて待っている。


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