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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2014年06月21日

河野談話検証レポート公表 ~ いま、河野洋平の証人喚問を求める

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 昨日の報道ステーション。ビッグニュースであるはずの河野談話検証結果発表のニュースが取り上げられたのは、番組開始から約30分が経過した時点だった。しかもその扱いは僅か4分程度。ニュースに関して古館伊知郎がコメントを加えるのがこの番組の慣例だが、このニュースに関しては古館は一切コメントせず、番組は次のニュースに進んだ。

報道ステーション 古館

 一種の逃げであるが、当然だろう。朝日系報道各社が今まで金科玉条のように崇めてきた河野談話が仔細に検証され、その欺瞞性が暴露されたのである。コメントのしようがなく、取り得る手段は逃げの一手なのだ。

 その河野談話の検証結果レポートは、首相官邸のWebサイトにPDFで掲載されている。「慰安婦問題を巡る日韓間のやりとりの経緯~河野談話作成からアジア女性基金まで~」と題されたA425ページに渡る報告書は、今までの産経新聞のスクープを概ね裏付けるものであり、かつ、今まで知られていなかった重要な事実をいくつも語っている。まだ報告書を深く読み込めていないけれど、重要だと思われる点は下記の通りだ。

  • 慰安婦の聞き取り調査の裏付けが全くない事実が、改めて証明されたこと
  • その聞き取り調査は、儀式的な意味合いが強いという客観的事実
  • 河野談話の案文は、その自称慰安婦の聞き取り調査が終わる前にできていたこと
  • 談話文の一言一句を日本と南鮮両政府が仔細にすり合わせていた事実が、改めて証明されたこと
  • そのすり合わせは官僚レベルに留まらず、日本は宮澤総理、南鮮は金泳三に最終了解を取っていたこと
  • 日本側は、南鮮の「強制性」を示唆する表現を拒否し、最終的に談話にある表現に留まったこと

 検証レポートは、河野談話が、「韓国国民から評価を受け得るものでなければならない」という南鮮側観点を尊重した上で、日本と南鮮両政府によるすり合わせと妥協の末に生まれたものであることを事実認定した。

慰安婦検証会見

(6)「強制性」の認識に関し,河野官房長官は同日行われた記者会見に際し,今回の調査結果について,強制連行の事実があったという認識なのかと問われ,「そういう事実があったと。結構です」と述べている。また,「強制」という言葉が慰安婦の募集の文脈ではなく慰安所の生活の記述で使われている点につき指摘されると,河野官房長官は「『甘言,強圧による等,本人たちの意思に反して集められた』というふうに書いてあるんです。意思に反して集められたというのはどういう意味か。お分かりだと思います」と述べた。(報告書13ページ)


 談話の交渉にあたった官僚たちは、それでも、軍の強制性という表現を拒否するという「譲れない一線」を守った。だが、談話の主である河野洋平は、談話発表の当日の会見において、上記のように「強制連行の事実があった」と断言している。つまり、この検証レポートが突きつけるものは、1993年8月4日以来、禍根を残した「軍の強制連行」は河野洋平の独断で世に出たという事実だ。

 産経新聞のスクープにはじまり、日本維新の会(現在の平沼新党)の中山成彬氏、山田宏氏らの国会質疑によって、その欺瞞性が明らかになった河野談話。河野自身は、検証レポートの公表を受け、「私としては今回の検証チームの報告が出たことで、新たに付け加えることもなければ、差し引くこともない」と言っているが、足すだの引くだの云う前に、この禍根を生んだ主として、国民の前で語るべきだ。最早、河野の国会招致は避けられない。この談話を見直さないと公言する政府の姿勢は、河野洋平自身の国会招致、証人喚問を以って、改めて糺されなければならない。


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