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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2014年06月19日
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やはり、憲法九条破棄しかない

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 今、ブラジルでサッカーワールドカップが開催されていて、報道も多くの時間を割いて、大会の模様を伝えている。日本代表の初戦敗戦は痛かったが、その試合に敗れた日本のサポーターが、試合後、閑散となった客席でゴミ拾いをしている画像がネットで話題になり、世界各国から称賛を受けている。

 実はこの風景、日本においてはそれほど珍しいものではない。私は浦和レッズのホームゲームをほぼ毎試合、スタジアムで観戦するけれど、何かと話題を提供している浦和レッズのサポーターのなかにも、試合後、スタジアムを後にする前にゴミ拾いをする人をよく見かける。恐らく、他のクラブのサポーターにも、そういう方はいるだろう。日本人には当たり前のように習慣づいていることも、海外では称賛の対象になるのである。今回のブラジルにおける日本サポーターの行動も、決して“狙った”ものではないのだと思う。

日本人サポーター@W杯

 しかし、だからと言って、日本のスタンダードが必ずしも海外から称賛を受けるわけではない。戦後の進歩派が平和憲法と崇める一九四六年憲法だって、諸外国から見れば奇怪な憲法なのだ。平和ボケを隠そうともしない護憲派連中は、「憲法九条をノーベル平和賞を」とか、「平和憲法を世界に広めよう」などと言っているが、このような観念的憲法で国を守れると思っている民族や国は、世界広しと言えど、その存在を寡聞にして聴かない。彼等護憲派は、集団的自衛権の行使容認に反対するが、如何にして外国勢力から国を守るかということについて、説得力のある定義を示した事が無い。当然である。彼等が考える諸外国には、平和を愛し、公正と信義に信頼する国しかないからだ。

 もうすぐ会期末を迎える通常国会の会期中に、集団的自衛権の行使容認を閣議決定できるかどうかが、いま話題になっている。政府が、閣議決定の文案概要を提示したが、創価学会政治部が合意に難色を示している。政府と自民党は、会期末までの閣議決定を断念したようだ。創価学会政治部という重い荷物を背負った自民党は、高村党副総裁が中心となり、この宗教政党の懐柔と説得に腐心しているが、現下の情勢では、宗教政党の引き延ばし作戦に引きずられる格好だ。

 自民党は、連立与党の相手である宗教政党にいくつかの事例を提示し、「これはやるが、これはやらない」という、自衛権行使に関する制約条件を示しているという。このことが当たり前のように報道され、ジャーナリズムの誰も、そこに疑念を挟まない。こんなバカな話はない。

 「これはやるが、これはやらない」というのは、相手に自分の手の内を明かす事と同じではないのか。例えば、流行りのサッカーで例えてみよう。「ウチのチームは、シュートを打つのはFWだけです。サイドバックはセンタリングは上げますが、シュートは打ちません。2枚のボランチのうち、1枚は守備だけします。ディフェンダーはコーナキックの時以外、前線に上がりません・・・」。こんなことで勝てるか?それ以前に、試合になるか?

 自民党が公明党に提示している事例や、サッカーの例えは、いわゆるポジティブリストと言われるものだ。私は軍事については詳しくないけれど、世界各国で軍事をコントロールするものは、ネガティブリストである。つまり、「●●はやらないが、それ以外は全てやる」という規範でだ。何をするか分からないから、相手は手出ししないのである。今の日本のように、バカ正直に「やること、できること」を並べ、それを広報するという行為は、自ら防衛に穴をあけているようなものである。

 私は、集団的自衛権の行使容認には賛成する。日本の国防を、我が自衛隊とともに米国との同盟関係で担保している以上、これは必須である。(米国のためだけの集団的自衛権は望まないが。)しかも、脅威は目の前まで迫っている。手遅れになる前に行使容認すべきだと考える。しかし、それはあくまで過渡的な対応であるべきで、近い将来、必ず、憲法九条の破棄を実現すべきだ。そうしなければ、抑止力が理想的なレベルまで高まることはない。

 道州制だの地域主権だの、寝ぼけた争点で野党再編をしようとしている輩が多いが、本来の政党再編は、自民党を含み、憲法九条を守るか破棄するかの一点だけで良いと思う。九条を片付けたら、次のイシューでまた再編すればよい。

 ブラジル・レシフェのスタジアムで、敗戦後に片付けをした日本人サポーターは、我らが誇りである。彼等は、外交官が束になっても達成できないような日本のイメージアップを、数カットの画像だけで成し遂げた。一方、日本の一部の政治家は、国家イメージを「頼りない国」として宣伝しているような体たらくだ。そういう政治家を選ぶ国民が、一番悪いのだが。


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