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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2014年05月25日
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自主憲法制定はイデオロギーか?

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 時事通信の直近の世論調査によれば、江田憲司率いる結いの党の政党支持率は、僅か0.2%である。個別面談方式で行われるこの調査では、3人に2人が支持政党なしと答え、支持政党ありとする残りの3分の1の7割近くが自民党を支持。全体から見れば僅か11.5%をめぐって、野党がシェア争いを繰り広げるという格好になっている。2大政党制を目指して導入された小選挙区制度が日本の風土に馴染まないのか、もしくは、野党各党がだらしが無いか、どちらかである。

 いわゆる自民党一強の状態が続いているが、野党が力を結集するために政界・政党再編を画策するのは、自然の流れだと言える。目下、日本維新の会(支持率0.7%)と結いの党が合流を前提に協議を進めているが、そこで問題化しているのが、「自主憲法制定」という文言の取り扱いである。維新が主張する「自主憲法制定」に対し、結いの側が反発しているのだ。江田憲司は、「自主憲法制定という言葉はイデオロギー色が強い。民主党をはじめ他の野党を含む再編を目指すうえで大きな障害になる」と言っている。

 果たして、自主憲法制定はイデオロギーなのか。

江田けんじ

 イデオロギー=理念と解釈するなら、自主憲法制定はイデオロギーなのかもしれない。しかし同時に、この言葉は、歴史観に基いた政策を明示すものでもある。現憲法は「当用憲法」とも呼ばれるが、この「当用」というのは「さしあたって用いる」という意味であり、GHQが占領政策を遂行するために制定したという意味において「占領基本法」という性質を持つものだ。

 この憲法を破棄(もしくは改正)できなかった事実はさておき、本来の国家主権を回復するために、憲法を「自分たちの手で、自分たちの言葉で書き改める」というのは、至極真っ当な歴史観を背景にした政策なのだ。

 江田の主張は、言い換えれば、「とにかく自民党に対して数の力で対抗できる勢力を結集するためには、政策などどうでもよい」という意味であり、このことは烏合の衆の再結成に他ならない。右から左までをかき集め、とにかく「政権交代」だけを掲げて突っ走り、その挙句に瓦解した民主党という負の遺産から、何も学んでいないのである。この江田の方向性を反映した野党結集が成就したとしても、それは民主党の二の舞 ―― 過去の失敗の繰り返し ―― で終わるだろう。

 ところで、「憲法9条にノーベル平和賞を」と求めた文書をノーベル賞委員会に提出した、計60人に含まれる「自民党の2人」とは一体誰なのか、もう明らかになったのだろうか。自民党は、結党の理念に背いたこの2人に対し、厳正な処罰を与えるべきである。


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