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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2014年05月22日

竹富町教科書問題 ~ イデオロギー継承のためには手段を選ばぬ者たち

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 沖縄県竹富町は、自治区でも目指そうというのか。教科書採択において恥じることもなく違法行為を続け、遂に彼等のごり押しが実を結んだのである。

竹富町の離脱決定 教科書採択問題で沖縄県教委 国の方針に従わず (産経新聞)

 教科書採択をめぐり違法性を指摘されている沖縄県竹富町が、周辺3市町でつくる八重山採択地区から離脱する動きをみせていた問題で、沖縄県教委は21日、竹富町を離脱させることを決めた。竹富町は今後、小中学校の教科書を単独で採択することになる。
 この問題で文部科学省は、八重山地区は文化圏が一体であるとして、離脱を認めないよう沖縄県教委に働きかけていたが、沖縄県教委は「違法性を指摘されている混乱状態を収束するには、地元の竹富町教委の意向を尊重するのが適当」と判断した。ただ、同じ採択地区の石垣市教委と与那国町教委は離脱に反対しており、国や関係市町の合意がないまま離脱を決定したことで、かえって混乱が深まるおそれもある。(以下、略)


竹富町教科書問題

 竹富町が違法行為を犯してまで単独採択しようとしているのは、東京書籍の公民教科書である。では、彼等がそれほどまでにして採択しようとする東京書籍の公民教科書には、何が書いてあるのか。昨日に引き続き、西村幸祐氏の著作、「教科書は「天皇」と「自衛隊」をどう教えているか」を引きながら検証してみる。

 まず、この東京書籍の公民教科書には家族論がない。そして、地域社会の単元が存在しない。要するに、家族や地域社会との繋がりを無視することによって、公共の精神、愛郷心などを不要としているのである。愛郷心がなければ愛国心は生まれない。第一次安倍内閣が改正した教育基本法にある、「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに…」という条文が念頭になかったか、無視したかのどちらかである。こんな教科書がよく検定を通ったものだ。

 さらにこの公民教科書は、他の教科書が「国際社会」「国際関係」と表現するところを、「地球社会」と表現している。そしてその「地球社会」で暮らす個々人を「地球市民」として位置付けている。地球市民とは戦後サヨクが好む言葉で、国家の枠組みを排除する意味(国家の否定)がある。あの仙谷由人が2004年、民主党で「創憲に向けて、憲法提言 中間報告」という報告書を纏めた際、その報告書にも出てくる言葉で、“あちら側”の思想が良く表れる言葉なのだ。

 直接的には関係ないが、東京書籍の歴史教科書もまた酷い。

 東アジアの中で、最も早く大きな統一国家をつくり上げた中国は、古代から近代にかけて、朝鮮や日本など、周りの国々との間に『朝貢』と呼ばれる関係を結びました。
(中略)
 周辺諸国も、支配者としての地位を中国の皇帝から認めてもらうほか、貢ぎ物のお返しに絹や銅銭などを得ることが出来たので、朝貢は有利な制度でした。朝貢制度は漢代に始まり、欧米の勢力が東アジアに入ってくる19世紀まで、約2000年続きました。


 これを読んだ子供はどう考えるか。日本が2000年間、支那の冊封を受け、朝貢を続けてきた国だと嘘を覚える。支那の属国になることが「有利」な制度と、臆面なく書くこの出版社・・・。恐れ入る。

 朝日新聞は、わざわざ16日の天声人語でこの問題を取り上げ、「文科省が挙げる理由は教科書採択の手続き面だが、地元が「政治介入」と反発するのも無理はない」と違法行為を肯定した上で、「米軍基地の集中という負担の押しつけはいまだ変わらず、県民の声は届かない。今回の教科書問題にも、国の同じような高姿勢が感じられる」とこじつけた。同じイデオロギーを持つ者たちを擁護するためには、ルール違反など肯定してしまうのが朝日なのだ。

 竹富町の教育委員会が守りたかったものはなんなのか。穿った見方をすれば、自分たちの勝手なイデオロギーを次世代に引き継ぐ道具なのではないか。米国は、敗戦後の日本に自虐史観を刷り込む教育を強い、一定の成果をあげた。支那や朝鮮は、反日教育を自国のエネルギーとした。そういう他国の“成功例”をそっくりなぞり、イデオロギーの継承者を確保しようとしたのではないか。

 一番の被害者は、このルール違反をものともしない勝手な大人たちによって、直接的な影響を受ける子供たちである。文科省は毅然とした態度で対応して欲しい。



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