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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2014年05月21日
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34%という、喜びと落胆が入り混じる数値

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 一昨日の産経新聞で、見出しを見て喜び、その記事の内容を確認して落胆するものがあった。記事のタイトルは、「天皇陛下を「尊敬」過去最高に NHK放送文化研究所調査 日本への「自信」も高水準」というもので、記事の内容は下記の通りだ。

 NHK放送文化研究所が昨年10月に行った意識調査で、天皇陛下に対して「尊敬の念を抱いている」とした人の割合が過去最高の34%に達し、「特に何も感じていない」とした人の割合を初めて上回ったことが19日、同研究所の発表で分かった。研究所は「即位されて25年を過ぎたことや、東日本大震災後の被災者に向けた熱心なご活動などが影響したのではないか」と分析している。
 調査は昨年10月、全国の16歳以上の男女5400人を対象に実施し、3070人から有効回答があった。昭和48年から5年ごとに同様の調査が行われている。
 天皇陛下への感情は「好感」「尊敬」「反感」「無感情」などからの選択回答で、好感が35%と最も多く、尊敬は34%で5年前の前回調査比で9ポイント増加。無感情は同11ポイント減の28%で、過去最低となった。


 NHK放送文化研究所のサイトには、調査結果とその解説を掲載するPDFがあり、天皇陛下に対する意識調査の部分には、このような解説がある。

天皇に対して「尊敬の念をもっている」という人が、前回、今回と続けて増加して34%となり、最も多かった昭和天皇時代の33%と並んだ。天皇を尊敬する人の割合は、高年世代ほど多く若い世代ほど少ない。また、その割合は2000年代の初めころまでほとんど変わらなかった。しかし、この10年間はほぼすべての世代で天皇を尊敬するという人が増えた。


天皇陛下

 “過去最高”というのは、当然ながら歓迎すべきことなのだが、反面、陛下に尊敬の念を抱く人が国民の3人に1人しかいないという現実に、暗澹たる気持ちになるのだ。たしかに、尊敬する・しないは心の問題であり、他が強要すべきものではない。だが、この日本に生まれ、ご皇室の存在を感じながら生きてきたはずの日本人の感覚として、かなり残念な思いがする。この原因は何か。槍玉に挙げるべきは、教育と報道だろう。

 教育の責任は殊更重い。西村幸祐氏の「教科書は「天皇」と「自衛隊」をどう教えているか」に詳しく解説されているが、国史にとっての天皇という存在の意義は、対外的に言えば華夷秩序から自立する日本という姿勢であり、体内的には政治的権威としての極めて安定した存在だ。自由社の教科書は、「中国の皇帝と日本の天皇」という大コラムを置き、その決定的な違いを解説している。

 「日本における『天』の思想は、中国とは異なり、神話に登場する『高天原』に由来します。天皇の称号に『天』が含まれるのは、その高天原の神々の子孫という意味です。
 日本の古代国家が完成し、律令制のしくみが整うと、天皇はしだいに実験から遠ざかり、神々を祀る聖なる存在、あるいは国を治める権威となっていきます。そして、実際に政治を行うのは、太政大臣……征夷大将軍などであり、天皇は政治の正統性を保証してきました。歴史年表で、『元・明・清』などがあるのは、日本の『平安・鎌倉・室町』などの時代区分と似ていますが、その内容は全く違います。日本では所在地がかわっただけですが、中国では、革命によって王朝が倒され、別の氏族や民族が支配者となり、別の国がおこったことを意味するのです。


 子供たちがこの教科書で学びさえすれば(もちろん、教師のまともな指導もあってだが)、天皇の本質を理解するだろう。南鮮と比較すること自体がおぞましいが、南鮮は幼少時から「日本を恨むこと」をすり込んだ結果、あのような反日国家に成長して行ったのだ。このことは、教育が思想に与える影響の大きさを示している。

 西村氏は前述の著書のなかで、東京図書、日本文教出版、教育出版、清水書院、帝国書院、育鵬社、自由社の計7社の教科書記述を比較しておられるが、朝廷が征夷大将軍を任命したことすら記述しない教科書もあるし、また、育鵬社や自由社が西暦表記を原則としながら元号併記をしているのに対し、頼朝による守護・地頭設置の1185年、鎌倉幕府の1192年、関ヶ原の戦いの1600年、家康が征夷大将軍に任命された1603年など、育鵬社・自由社以外の5社はすべて、元号を表記していないのだ。天皇という存在を可能な限り隠しておきたいのだ。

 韓流ドラマがTVの番組枠を確保し、K-POPなるものがブームになっていた我が国において、潮目を変えたのが、李明博の「日王謝罪要求発言」だ。李の竹島上陸という暴挙が引き金になったという主張もあるだろうが、我が国の天皇陛下に謝罪を要求するという非礼に対する怒りが、韓流に終止符を打たせ、その後の冷えた関係の直接的な原因になったことは確かだ。日本人の心の根底にはご皇室に対する尊敬の念があるのだと、私は考えたい。

 反日メディアの淘汰も重要だが、教育の重要性はそれ以上に重要だ。教育がしっかりしていさえすれば、反日メディアは自然と淘汰されるのだ。



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