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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2014年05月11日
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野田聖子は、自民党総務会長を辞任せよ

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 「世界」というのは、左派言論界を代表する岩波書店が発行する月刊誌だ。「日本唯一のクオリティマガジン」を標榜しているらしいが、進歩的文化人らに言いたい放題言わせることが「クオリティ」だなどとは思えない。今年の5月号の記事を見てみると、「平和への決意を再確認せよ(河野洋平)」、「日本は「ワイマールの落日」を繰り返すな(村上誠一郎)」、「海兵隊沖縄駐留と集団的自衛権行使──視野狭窄の安全保障神話(屋良朝博)」などという、おどろおどろしい記事が羅列されている。村上誠一郎は自民党内の反安倍急先鋒で、その政治姿勢が度々メディアを賑わせる人物である。そして、この「世界」の6月号で、野田聖子自民党総務会長が、反安倍の狼煙を上げた。

野田聖子
TBSニュース 自民・野田総務会長、集団的自衛権に慎重意見

 過日のスーパーニュースアンカーで、青山繁晴氏が、中共の後押しを受けた自民党の親中派に、安倍首相を孤立させ、野田氏を日本初の女性首相として担ぎ出そうという動きがあると明言していたが、さもありなんという展開だ。「世界」のインタビューのなかで野田聖子が語っていることは、大体こんな程度の話だ。

 集団的自衛権が行使できる、武力行使ができるとなれば自衛隊は軍になる軍隊は殺すことも殺されることもある。いまの日本に、どれだけそこに若者を行かせられるのでしょう。
 国際情勢という大きな状況と、人を殺す、人が殺されるかもしれないというリアリズムを語るべきです。(以上、しんぶん赤旗より)

 日本は急速に少子化が進んでいる。自衛隊は基本的に若い男性で構成されているが、安全保障政策でリスクを取ろうとしても、担い手がいなくなろうとしている。ところが、国防の専門家はそのことを別次元で考えている。(以上、朝日新聞より)


 「人を殺す、殺さない」という言説は社民党の専売特許だと思っていたら、自民党内からも出てきた。そもそも、集団的自衛権行使容認を推す人たちのなかに、自衛隊員が死んでもいいと思っている人などいないのだ。稚拙な議論で煙を巻くのもいい加減にしてほしいものだ。

 引退した古賀誠は反安倍の中心人物だが、その古賀が、野田聖子に盛んにアプローチしているという噂も出ている。「『集団的自衛権(の行使容認反対)でやれるだけやれ』『政治家として正念場だ』と煽り、宏池会の会長ポストや、将来の野田政権構想までチラつかせているらしいという」自民党中堅議員の話を、Zakzakが3月に伝えたばかり。集団的自衛権の是非を発端として安倍降ろしをはかる党内政局は、青山解説と繋がる現象だ。

 そもそも、集団的自衛権の行使容認は、自民党の公約なのだ。2013の総合政策集「Jファイル」には、「政府において、わが国の安全を守る必要最小限度の自衛権行使(集団的自衛権を含む)を明確化し、その上で『国家安全保障基本法』を制定します。」と書かれているが、これは事実上、集団的自衛権の行使容認を是とする政策である。つまり、野田聖子は、公約を違えているのだ。選挙で掲げた政策を、当選後に否定するというのなら、民主党のことを笑えまい。これは有権者に対する裏切り以外の、何物でもないのだ。

 野田聖子は、「議論を慎重に進めなければ全会一致が原則の総務会を通ることはできない」と述べ、政府と自民党の政策に対する抵抗勢力と化した。もし、その論旨を曲げないのであれば、野田は自民党総務会長を辞任すべきである。野田には、郵政民営化の議論の際に反意を表わし、自民党を離脱した経験があるのだ。そのメンタリティがあるなら、もう一度離党したって構わない。中共の代弁者を自民党内に放置しておいてよいほど、我が国の安全保障は盤石ではないのだ。


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[ 2014/05/11 11:52 ] 政治 | TB(0) | CM(5)
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