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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2014年04月24日

オバマ来日 ~ サヨク議員の植民地根性を嗤いつつ、成果を期待する

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 昨日、昼間に時間を見つけて、駆け足ながら靖國神社に参拝した。春季例大祭の最終日。九段の坂をのぼれば汗ばむほどの陽気だ。国賓の来日を前に、都内は駅も神社の境内も普通の通りも、いたるところに制服警官が配備され、ものものしい雰囲気である。

靖國神社

 その国賓 ~ 米オバマ大統領が来日した。国賓としての来日でありながら、夫人を同伴せず、迎賓館にも泊らないという非礼。ミシェル夫人は3月下旬、支那に一週間も滞在し、休暇とファーストレディ外交をやっている。日本に夫人を同伴しないことが、支那への配慮なのだとしたら、国賓などという待遇にも値しないし、天皇陛下に御出ましいただくことすら勿体ない。

 ひょっとしたらオバマがこの訪日で最も気をかけているのは、TPPの成果と、天皇陛下へ挨拶する際の身をかがめる角度かもしれない。前回の来日で陛下に接見した際、御礼が深すぎると米国内で批判されたことを、彼はまだ不快に思っているはずだ。

オバマと天皇皇后両陛下

 最早レームダック化しているといわれるバラク・オバマ。米国の退潮を体現する政治リーダーに、あまり多くを望むことはできない。日本の最大の焦点は、メディアが報ずる通り、対中牽制だろう。読売新聞の書面インタビューで、「米国の政策は明確であり、尖閣諸島は日本の施政下にあり、それ故に、日米安全保障条約第5条の適用範囲内にある」と明言したが、明言があるかどうかは、共同記者会見が行われるまで分からない。仮にもオバマが支那に配慮するような態度を示せば、日米同盟の強化どころか、この首脳会談が裏目に出る。安倍首相と外務官僚の腕の見せ所だ。

 同じ読売のインタビューで、オバマは日本の集団的自衛権行使容認の動きについて、「日本の憲法に対する決断は、当然日本の国民と指導者が行うものだ」と一歩引きながらも、「我々は国際的な安全保障に対するより大きな役割を果たしたいという日本の意欲を、熱烈に歓迎している」とし、「自衛隊が日米同盟の枠内でより多くの役割を担うことが、両国の利益にかなうと信じている」と、歓迎の見解を述べている。アジア・ピヴォット(アジアへの回帰)を謳いながら、その実、腰が引けたオバマにとって、日本の積極的関与は願ってもない事だろうと思う。

 一昨日、国会内の極左議員たちが米国大使館に対し、オバマへの親書を提出した。こどもクイズ王が自身のブログに得意気に載せている。内容は、「オバマさーん、お願いだから安倍政権の進める集団手自衛権の行使容認に反対して~」というものだ。そのメンバーがまた極端に赤い。ヨシフ、瑞穂、又市、蓮舫、こどもクイズ王、小川敏夫、徳永エリ等々。

 菅官房長官ではないが、あいた口が塞がらないとったところだ。彼等の多く、特に瑞穂や又市は、米軍基地はいらないと叫び、その局地戦を沖縄で展開するプロ市民を支援する立場にある。彼等が否定する米国という存在を、逆に頼るという自己矛盾を、どう解釈したらよいのか。彼等がオバマに向けて出した親書は、まさに彼等の植民地根性丸出しの姿そのものだ。「アメリカ様に陳情すればなんとかなる」という愚かで間抜けな政治家の行動は、国家としての恥以外の何ものでもない。

 尖閣は、地域の海に睨みを利かし、支那の海洋覇権への抑止力を維持したい米国にとっての要衝である。日本の立場以前に、米国として尖閣を支那に取られれば、米軍が太平洋の東側に押し戻される環境が生まれかねないため、彼等がみすみすこの要衝、即ち国益を手放すことなど考えにくい。要はその思惑が、どういう形で表明されるかである。

すし外交

 日本に到着し、安倍首相とすしを食ったオバマ。私は個人的にかなりのアンチオバマ派だ。しかしながら米国は腐っても日本にとって最大の同盟国である。同盟国として、互いの国益を最大限に尊重した成果を会見で聞きたい。


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[ 2014/04/24 07:28 ] 外交 | TB(0) | CM(5)
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