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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2014年04月09日

朝日新聞には、河野談話・慰安婦問題について語る“義務”がある

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 「あのTBSでも、たまにはいいことするな」と思わせたのが、昨夜の「ナイナイのお見合い大作戦!」という番組。19時から22時48分の約4時間枠すべてが、陸海空に所属する自衛官のお見合いである。昨夜の帰宅が遅かったのと、同じ時間帯で安倍首相がBSフジの番組に出ていたため、私はチラ見程度でしか確認していない。ただ、例えバラエティとはいえ、自衛隊員の素顔が4時間ぶっ通しで放送される意義は大きい。

 戦後のサヨクメディアは、自衛隊に善人がいるかいないか以前に、自衛隊は平和の敵であるという報道の仕方をしてきたのだ。雫石、なだしお、多賀城と聞いてピンと来る人は、自衛隊に関する過去のメディアの不当な扱い方を多少なりともご存知の方だと思うが(ご存じない方はここを参照)、そういう現実をご存知の方がこの「自衛官お見合い特番」を見たら、隔世の感を覚えるはずだ。TBSがこのような放送をするという“異常事態”を目の前にすれば、少し潮目が変わりつつあるのかもしれない。

 青山繁晴氏は、テレビ出演や講演会などで、「どんな組織にも良心派はいる」と力説する。実際、氏がごくたまに出演するテレビ朝日のTVタックルのディレクターを指し、「よく勉強している」と褒めていたこともあった。だが、どうしても良心派が存在するとは思えぬメディアもある。他でもない、朝日新聞だ。

1月からの3ヶ月間、朝日新聞の社説をかき集め、どんなテーマを書いて来たのかを検証してみる。極めてざっくりとした分け方だが、ある程度の傾向は掴めるはずだ。

テーマ件数
外交問題32件
経済20件
国内政治20件
核・原子力11件
教育問題7件
司法制度5件
集団的自衛権3件
JR問題3件
NHK問題3件
(残りは省略)

 外交問題が多いのは、ウクライナ・クリミア問題や日米韓首脳会談があった影響だろう。核・原子力は多くが福島に関連するものだが、朝日新聞の大好きなテーマだから多いのは当然だ。たが、ひとつ絶対的に欠けているテーマがある。朝日が大好きなテーマだが、意図的に筆を止めている。慰安婦問題を全く書いていないのである。

 朝日新聞は慰安婦問題の火付け役である。吉田清治が書いた創作本を朝日が真に受け、報道リテラシーを働かせるどころかそれを反国家のプロパガンダに使い、反日キャンペーンを大々的に展開した。その辺のストーリーは今までも書いて来たし、巷のブロガーさんたちが溢れんばかりの情報を提供しているので、ここでは繰り返さない。河野談話がこれだけ社会問題として大きく取り上げられている中で、その談話を率先して宣伝してきた朝日には、社の見解を語る義務があるはずだ。

 ところが、産経新聞が昨年10月に、河野談話の欺瞞性に関する大スクープを報じて以来、朝日は沈黙したままだ。マスメディアの中で、慰安婦問題や河野談話を今まで最も“熱心”に扱ってきた朝日新聞は、社論を曲げないのであれば、報道機関の責任として語る義務がある。それをしないのであれば、朝日新聞の記者は全員筆を折り、経営者は会社を畳むべきである。何も語らないのは、ただただ卑怯である。


 慰安婦問題発信源の植村隆は、朝日新聞に厄介払いされた後、神戸松蔭女子学院大学に教授として滑り込む予定だったが、大学側がその雇用契約を見送ったようだ。この元記者については、依存症の独り事さんが詳しく書いておられるので、そちらを参照願いたい。彼も、朝日新聞社長と同様、国会招致が必要である。書き逃げは許されない。

 ちなみに、冒頭に書いた「自衛官お見合い特番」だが、彼等自衛官が不当な扱いを克服する/したなら、それは間違いなく、彼等が大震災の時に身を以て示した「身を賭して国民を守る」という姿勢によるものであることを付記しておく。


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